MENU

無料相談

  1. HOME
  2.  > 
  3. サイト職人スタッフブログ
  4.  > 
  5. ネット上でよく見聞きするCookieとキャッシュの違いとは?

サイト職人スタッフブログ

ネット上でよく見聞きするCookieとキャッシュの違いとは?

ネット上でよく見聞きするCookieとキャッシュの違いとは?インターネットを利用していると「キャッシュ」や「cookie」という言葉を見かけることがありますよね。人によっては「履歴のことですよね。」と回答される方もいるでしょう。これでは正しい回答だということはできません。今回は、「キャッシュ」や「cookie」の違いについて、しっかりと説明していきたいと思います。

キャッシュとは何か

キャッシュについてイメージするのであれば、インターネット上で生成される一時ファイルだと考えると良いでしょう。このインターネット上に存在する一時ファイルがあれば、2回目以降の表示速度が速くなります。このとき、なぜ一時ファイルがあると表示速度が速くなるのか気になったと思います。例えば、あなたがインターネットの検索エンジンで情報を調べていたとします。
何度も見るページがあったときに、キャッシュがあると、その情報を利用して表示するため、最初から情報を読み込んで表示する必要がなくなるということです。例えば、あるページのインターネット上の情報を10秒かけて読み込んで表示させたとします。この情報がキャッシュとして保存されたとしましょう。再びページにアクセスすると、過去のキャッシュを利用して2秒程度で表示してくれるようになります。このように、表示速度を上げるという意味においては非常に大きな役割を持っています。

ホームページが更新されないことがある

上記の説明でキャッシュの具体的なイメージができてきたと思います。この一時的なファイルがあると、ホームページを更新したとしても、その情報が反映されないことがあるのです。なぜなら、現在の情報を読み込んで表示するのではなくて過去の情報を読み込んで表示するからです。当然、表示されている情報が古くなってしまい、最新の情報が見られないという事態が発生します。そんなときは、キャッシュをクリアにする方法がありますので試してみてください。この方法をスーパーリロードと呼んでいるのですが、キーボードのctrlキーとF5キーを押すだけで簡単にできてしまいます。これで最新の情報が表示できるようになりますので、知識として覚えておくと便利でしょう。

cookieとは何か

cookieについて簡単に理解するのであれば、パソコンの中に保存されるブラウザの利用者情報だと理解しましょう。ブラウザの利用者情報を保存しておくと、インターネット利用者の入力の手間を大きく省くことができます。このような説明をされたとしてもcookieのイメージがなかなか出てこないと思いますので、簡単な事例をご紹介します。あなたは、インターネットでIDとパスワードを入力し、あるサイトにアクセスしたとします。次の日、そのサイトに再びアクセスすると、IDとパスワードが自動入力されて表示されていたということはなかったでしょうか。このようにcookieというのは、ホームページなどにアクセスした情報を一時的に保存する仕組みだといえるでしょう。cookieを確認すれば訪問回数やユーザー情報を知ることができますので、登録されているIDやパスワードやメールアドレスなどの必要な情報をホームページ上で提示できるということです。また、インターネット上で閲覧履歴と呼ばれるものを見たことはないでしょうか?パソコンには閲覧履歴が残っており、どのようなサイトを見たのか、情報がすべて記録されています。これらの情報というのは、cookieを利用してアクセス履歴を残しています。

公共の場での閲覧情報は削除する

例えば、自宅のパソコンではなく公共のパソコンで、IDやパスワードを入力し、あるホームページにアクセスしたとします。このままだと、誰かがそのホームページにアクセスしたときに、cookieなどの機能によって、自動でIDやパスワードが入力され、アクセスできてしまう可能性があります。非常に便利な機能なのですが、時としてセキュリティ上の問題にもつながってしまうため、しっかりとデータを削除するということを覚えておいてください。
データが残っていると、誰かがその情報を閲覧した際に、IDやパスワードを知られてしまう可能性があります。だからこそ、データの扱い方を正しく理解し、必要のない情報に関しては、削除していくことが求められます。特に社内セキュリティなどは、機密性と完全性と可用性が保証される必要があるため、安易にIDやパスワードが知られる事がないようにしてください。このような点からも、言葉について深く知っておくことは大切なのです。

まとめ

キャッシュがあれば、再び同じサイトにアクセスするときに、一時ファイルを読み込むことになるため表示速度が速くなります。一方のcookieに関しては、メールアドレスやIDやパスワードが保存される仕組みとなっているため、インターネット上の利用者の手間を省くことができます。正しく意味や概念を理解していれば、今後しっかりと対処できるようになりますので勉強を続けていきましょう。

PAGETOP