検索エンジン対策！検索スニペットをもっとリッチにしよう
- 投稿日：2017年09月15日
- 作成者：Keisuke
- カテゴリ：その他
当サイトでは、以前に検索スペニットについて言葉の概要や作成方法について簡単にお伝えましたが、それ以外にも様々な情報を表示させることができます。今回は、スペニットをもっとリッチにしたリッチスペニットの概要についてご紹介します。
リッチスニペットとは？
通常の検索スペニットは、meta descriptionで設定した内容が表示されるということを既にご存知かと思います。これがリッチスペニットになると、「タイトル」「リンク」「サイトの説明文」以外にも「星による評価」や「Googleによる口コミ」「サイトと関連する画像」「レビュー投稿リンク」「価格」「位置情報」「会社情報」など、あらゆることが表示されるようになります。
リッチスニペットを表示することで得られるメリット
検索エンジン上のほとんどの情報が、「タイトル」「リンク」「サイトの説明文」の3項目しか表示されない中、リッチスペニットによって画像やアクセスマップ、会社情報などが表示されると非常に目立つことになり、検索エンジンのSEO対策に効果的とされています。他にも、ユーザビリティ（サイト上の使いやすさ）の視点からも訪問者が目的のページを見つけやすくなるため、サイトの滞在時間が上がり、コンバージョンが得やすくなると考えられています。
サポートしているコンテンツ
Googleの検索エンジンは、どのようなコンテンツをリッチスニペットの情報として、掲載してくれるのでしょうか？基本的に掲載される情報は決まっていて、下記に記載するコンテンツは、リッチスニペットに含むことができるとされています。
- レビュー
- 人物
- 商品
- 会社と組織
- レシピ
- イベント
- 音楽
何も考えずにコンテンツを制作してもリッチスニペットが表示されるという訳ではありません。何を意図的に表示させて訪問者に、どのような導線でコンバージョンさせたいか考えながら構成を考える必要があります。
リッチスニペットの設定方法
HTML・CSSを普段から利用している方ならご存知かと思いますが、デザイナーが作成したデザインをWebサイト上にアップするためには、HTMLで見出しなどの構造データと与えた後、CSSによって細かい配置設定を加えているかと思います。リッチスニペットを表示させたいのなら、HTML上のメタデータに対して構造化データに対して正確な情報を与えることで検索エンジンのロボットにリッチスニペットとして読み込ませることができます。そのため、ただ画像imgを掲載するのではなく、altによって画像の意味を指定し、どんな画像なのか明確に示してあげることが大切です。これにより検索エンジンのロボットは、関連する情報を連結させてリッチスニペットを作成してくれます。
リッチスニペットにおける注意点
HTMLで掲載されるすべての情報を構造化したとしても必ずリッチスニペットが表示されるとは限りません。リッチスニペットは、Googleが提供する有料のリスティング広告とは異なりますので掲載されるかどうかは、Googleの裁量次第です。だからといって、HTMLによる構造化をすることは、コンテンツマーケティングでもSEO上、良い効果を発揮すると言われていますので、作業自体が無駄になるという事はありません。むしろ、検索エンジンで上位表示したいのなら基本的なHTMLによる構造化はできていなければいけません。
リッチスニペットと上位表示の関連性はない
検索エンジン上でリッチスニペットが表示されると、非常に目立つものの検索エンジン上で確実に上位表示されて1位が維持できるというわけではありません。あくまでもリッチスニペットには、検索エンジン上で目立つためクリックスルーレートが増える程度に考えておきましょう。
関連性のないページをHTML構造化しない
リッチスニペットを表示させたいという気持ちから、関連性のないページをHTML構造化することで検索順位のアップを行おうとする方がいます。このような方法に対してGoogleは既に対策を行っており、間違ったHTML構造のWebサイトに対して、ペナルティを与えることを発表しています。そのため、確実にリッチスニペットを掲載したいのなら、例え時間がかかったとしても、Googleが必要としている情報を、正しく表示させるしかありません。しかしながら、作業の中で意図的にアピールできるところも沢山あると思いますので、見逃さないようにしましょう。
最後に
リッチスニペットが検索エンジン上で上位表示されれば、検索流入が増えることは間違いありません。リスティングなどの有料広告と違うため、簡単に掲載されることはありませんが、どうすればリッチスニペットが掲載されるか分かっているのですから、あとは個人で対策を施すだけです。まずは、サイト内のすべてのデータを見直して、構造化できていない部分については、1ページずつ整理していきましょう。最近は、ツールを利用すれば、簡単にHTMLを入力できますが、慣れるまでは手打ちでコーディングし可能ならCSSの使い方も覚えていきましょう。
