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活用していますか?マーケティングのためのSTP分析

活用していますか?マーケティングのためのSTP分析

現在、マーケティング戦略を立案するにあたり、今ひとつ自社が生き残っていくために必要な行動が見えてこないのなら、STP分析を行ってみてはどうでしょうか?
STP分析とは、市場の中での自社の立ち位置を明確にすることができる、マーケティングの分析手法(フレームワーク)の一つです。多くのマーケティング担当者から非常に重宝されています。
今回は、効果的なマーケティングを展開するためにSTP分析について解説していきます。

STP分析とは?

そもそも、STP分析とは、一体どんなものなのでしょうか?
「STP」は、下記の英語の頭文字から形成されています。

S:セグメンテーション
T:ターゲティング
P:ポジショニング

STP分析によってマーケティング戦略を立てることで、自社が販売する商品やサービスなどの立ち位置が明確になります。そのため、市場から自社の商品やサービスを俯瞰したとき、自社がどの立ち位置でターゲットから見られているのかを具体的に把握できます。

つまり、STP分析を活用すれば、ターゲットに対してどのように訴求すれば、もっとも高い効果を発揮できるのかが策定できるため、新しいビジネスを展開する際は、必ず利用すると良いフレームワークとなっています。

STP分析の各項目の分析方法や指標

ここからは、STP分析に用いられる各項目の分析方法や指標について具体的に解説していきます。

S:セグメンテーション(市場細分化)

セグメンテーションとは、細分化のことを意味します。ここでは、シンプルに市場細分化を指していると考えましょう。属性ごとにグルーピングを行って、市場を細かく分類していきます。

市場をセグメントするにあたり、主に下記の4つの項目が存在します。

【項目①】人口動態変数(デモグラフィック変数)
【項目②】地理的変数(ジオグラフィック変数)
【項目③】心理的変数(サイコグラフィック変数)
【項目④】行動変数(ビヘイビア変数)

セグメンテーションを明確にすることで、自社の商品やサービスを販売・拡大するにあたり、意識すべきターゲットが見えてきます。コンバージョンしやすいターゲットを見つけ出すためにも、あいまいな要素をすべてなくしましょう。

T:ターゲティング(狙う市場の決定)

ターゲティングとは、数あるグループの中から、どのグループを、どの標的を選ぶのかを意味しています。ここでは、自社が狙うべき市場の決定に関することを指していると考えましょう。
それでは、下記のようなことを考えてみましょう。

・ビジネスの運営にふさわしい市場規模があるか。
・十分な成長性は見込めるのか。
・ターゲットに対して容易にアプローチ可能か。
・ライバル企業は存在するのか。
・効果測定できるのか。

どれだけ良い商品やサービスを考案したとしても、参入すべき市場を間違えてしまったら、まったく勝ち目がありません。慎重にターゲティングをしていきましょう。

P:ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)

ポジショニングとは、ターゲットの頭の中に、自社商品やサービスに関する独自のポジションを築くことを意味しています。ここでは、自社の立ち位置を明確化し、他社との差別化を指していると考えましょう。

「自社の商品やサービスを他社製品と比較したとき、どんな点が優位に立っているでしょうか?」非常に簡単な問いですが、幾度となく考えてみてください。

・価格
・品質
・アフターフォロー
・独自性

活用していますか?マーケティングのためのSTP分析

自社が選ばれる強みを考えることは非常に難しいです。これがなければ、周囲の商品やサービスの中に埋もれてしまい、長期的に売り上げを立てることが難しくなってしまいます。自社だからこそ提供できる強みを見つけていきましょう。

STP分析の注意点

STP分析を利用してマーケティング戦略を考案する際、注意していただきたいことがあります。注意点は下記の通りです。

STP分析の順番は、決まっていない

STP分析を始める場合、STPの順番通りに進めようとする方がいます。決して、順番通りにする必要はなく、考えやすいところから始めてください。そのため、自社の強みから考えて、参入すべき市場を想定してもなんら問題はありません。

市場規模を想定して参入する

ライバルがいないからといって、そこが参入すべき穴場の市場とは限りません。もしかすると、そこは参入しても売り上げが立たない市場なのかもしれません。ライバルが多すぎることはよくありませんが、一定の数は必要なので、参入すべき場所を正しく選んでください。

最後に

STP分析を利用してマーケティン
STP分析は、マーケティング戦略策定には欠かせないフレームワークです。STP分析を行わなければ、自社の商品やサービスの強みや状況、ターゲットからの見え方などを具体的に意識することは難しいでしょう。

そして、これらの点を明確にできれば、どの程度の売上が期待できるのかということも自然と想定できます。特に難しいマーケティングフレームではないため、自社の商品やサービスなどを新たに展開していく際には、是非活用してみてくださいね。

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