サイト職人スタッフブログ

検索エンジンのアルゴリズムについて勉強すると、○○アップデートという言葉を聞くでしょう。Googleが実施する目的によってペンギンアップデートであることもありますし、パンダアップデートの場合もあります。このような、検索エンジンのアップデートは、利用者が今以上に便利に利用できるように実施されています。

通称「ペンギン」と呼ばれるウェブスパムページの対策

あなたは、ペンギンアップデートと呼ばれるGoogleが実施するアップデート内容を具体的にご存知でしょうか？通称「ペンギン」と呼ばれており、ブラックハットSEOを排除するために実施されています。ペンギンアップデートについて分かりやすく説明すると、様々なホームページの中には、自作自演で被リンクを利用し、検索エンジンで上位表示させようとする人がいます。このようなSEO対策の方法をブラックハットSEOと呼び、検索エンジンでしてはいけない行為となっています。なぜならば、お客様の参考にならないホームページが上位表示してしまう可能性があるからです。

一方で、ホワイトハットSEOとは、お客様の参考になる内容で、ホームページが作成されており、表示の高速化やサイトの使いやすさについてもしっかりと考慮されたSEO対策を表します。ホワイトハットSEOは、インターネットの検索エンジンを利用するお客様やGoogleが提供する検索エンジンにとっても良いと言われています。

4度目のペンギンアップデート

ペンギンアップデートについて全く知らない人からすれば、今回、初めて実施されたアップデートのように見えますが、2012年4月24日に実施が開始されています。ペンギンアップデートは、今回の実施で4度目になります。ペンギンアップデートについては、上記で説明したようにページランクを操作する不正なリンクをなくしていくことを目的として、実施されています。

手動更新→自動更新の移行について

2013年3月からアップデートが手動更新から自動更新に移行したことをご存知でしょうか。パンダアップデートが導入されたときは、一般的なアルゴリズムのように自動で更新されるものではありませんでした。実は、手動による更新がされていたのです。2013年3月から通常のアルゴリズムと同じになり、アップデートが自動化されることになりました。更新が自動化されたことによって、Googleからの告知がほとんどなくなってしまいました。そのため、SEO業者などは、ホームページの順位が下がる理由を知る機会がなかなか得られず、推測するのが難しくなっています。インターネットの情報によれば、月1回程度の頻度で数日かけてデータをお客様の利用しやすい状態にしているようです。これらに関する告知は、ありませんが、パンダアップデート4.0や、同じ年の9月に実施されたパンダアップデート4.1などの大きなアップデートでは、告知されたため、検索エンジンに大きな影響のあるアップデートに関しては、今後も告知があると考えて良いのではないでしょうか。しかしながら、告知がないかもしれないということを意識の中心においておきましょう。

パンダアップデートとは？

上記で、ペンギンアップデートについて説明させていただきましたが、パンダアップデートとどのような違いがあるのでしょうか。それを理解するためには、パンダアップデートというものが、どのようなアップデートなのか具体的に理解する必要があります。

パンダアップデートとは、お客様に対して大きな価値を与えない低いコンテンツが提供されたホームページが上位表示されないように導入されたアップデートです。低いコンテンツが上位表示されていると、Googleの検索エンジンの利用者の満足度を下げてしまいます。これを解決するためには、参考にならないコンテンツが掲載されたホームページを、消していく必要があります。参考にならないホームページが消されていけば、上位表示されるのは、参考になるホームページばかりになります。このような検索エンジンの整え方をしていけば、専門性が高いホームページが上位表示し、ホームページを作成するものに対して、お客様の参考になる情報を掲載しなければならないという意識を根づかせることができるのです。

パンダアップデートとペンギンアップデートの違い

パンダアップデートは、お客様の参考になるコンテンツを高く評価することに対して、ペンギンアップデートは、スパム行為を行わず、ホワイトハットSEOを心がけているサイトに高い評価を与えるというアップデートです。それぞれ焦点が違いますので、具体的に理解しておきましょう。

最後に：ペンギンアップデートへの対策

ペンギンアップデートでホームページを消されたくないのであれば、まじめにお客様の参考になるコンテンツを作成し、掲載していく以外に消されない方法はありません。間違ったSEOを行うからこそ、ホームページが消されてしまうわけですから、不当行為に該当するような運営だけは、絶対にしないようにすれば大丈夫です。