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東京保育専門学校

学校法人聖心学園 東京保育専門学校は、Webサイトのリニューアルにあたり、ウェブラボにWebサイト制作を依頼しました。リニューアルの背景と課題、リニューアルによって実現したかったこと、リニューアルの効果について、電子化推進室長 杉田秀之様に詳しくお聞きしました。

もくじ
  1. 卒業生14,000人超の長い歴史と伝統ある専門学校
  2. 学生たちの「いまどきのWebサイトじゃない」という声に応える
  3. 「制作内容と金額が明快」なウェブラボに依頼
  4. 全体を俯瞰した上でのスケジュール管理
  5. Webサイトのイメージを自ら更新できる「サイト職人CMS」
  6. Webサイト運用のパートナーとしてのサポートに期待

卒業生14,000人超の長い歴史と伝統ある専門学校

― 東京保育専門学校についてお教えください。

 

リニューアルした東京保育専門学校のWebサイト

学校法人聖心学園 東京保育専門学校は、1924年(大正13年)に創設され、1929年(昭和4年)9月12日に東京府知事の認可を受け、正式な学校として開校し、開校90周年を目前にする長い歴史と伝統のある保育者(幼稚園教諭・保育士)の養成校です。

 

熱心なカトリック信者であった学校法人聖心学園創立者今井けいは、カトリックの「愛の精神」を建学の理念とし、「愛の心」に基づいた保育を理想とする真の保育者の養成に努めてきました。知識や技術を学ぶだけでなく、「愛の心」を子どもたちに注ぐことができる心豊かな保育者の養成を志向するその精神は、今日まで脈々と受け継がれています。

 

本校の卒業生は14,000人を超え、全国の幼稚園・保育所・各施設等で「愛の心」に根ざした保育を実践し、広く活躍しています。

 

また、文部科学省・厚生労働省から養成機関の指定を受けている専門学校ですので、本校で学ぶだけで、卒業と同時に保育士の資格と幼稚園教諭二種免許状が取得できます。

 

これからも「保育」の必要性はますます高まり、優れた見識と技能をもった保育者が求められています。本校では「愛の心」を学んだ理想の保育者を養成していきます。

学生たちの「いまどきのWebサイトじゃない」という声にも応える

― 東京保育専門学校では、2016年3月にWebサイトをリニューアルされました。リニューアルの背景と課題について教えてください。

 

「数年前から全面的リニューアルが課題となっていました」(杉田秀之様)

リニューアル前のWebサイトは2006年頃に制作されたもので、伝統を重視した重い色調の格調高いデザインを採用していました。更新について、Movable Typeを採用し、本校で更新ができるようにしてありました。

 

ただ、制作から時間が経っており、下記のようにいろいろと不都合な部分が出て来ていました。

 

◎携帯電話(ガラケー)に対応したページはありましたが、スマートフォンには対応しておらず、今日の学生たちや応募者のスマホをメインに使用している実情と合わなくなっていました。

 

◎パソコン用と携帯電話用のページは別々のものになっており、情報追加や更新はパソコン用と携帯電話用を別々に作業する必要がありました。掲載する写真も2種類のサイズを用意しなければならず、効率的とは言えませんでした

 

実際にはリニューアルの何年か前からリニューアルの必要性は認識しており、課題として上げられていました。

 

学生たちにもアンケートを取ったところ、「いまどきのWebサイトじゃない」という声が多数を占めており、生徒募集の観点からもリニューアルが必要と考え、2015年秋口に情報収集から始めて具体的に動き出しました。

「制作内容と金額が明快」なウェブラボに依頼

― リニューアルを依頼するWeb制作会社はどのようにして選ばれたのですか。

 

Web制作会社の情報収集はインターネットでの検索に加え、売り込みなどのアプローチといろいろとありましたが、最終的にはウェブラボを含む4社に絞り、コンペを実施し、2015年11月に最終的にウェブラボへの依頼を決めました。

 

― 依頼先をウェブラボに決めた理由を教えてください。

 

ウェブラボに決めた理由は大きくは2つあります。1つは「制作内容と金額が明快で分かりやすかったこと」。もう1つは「パートナーとしての信頼関係が築けそうだったこと」です。

 

Web制作会社と話をする中で一番困ったことは「ご予算はおいくらですか」と聞かれることでした。正直なところ、いくらの予算をかければ、どれくらいのことができるのかがわかりません。もちろん、お金をかければ高機能で素晴しいWebサイトができるであろうことはわかるのですが、本学の財務状況や費用対効果を考えて、どの程度の予算をかければいいのかは迷いました。学内に報告する際にも、いくらかけるとこうなる、という報告が必要ですが、お話ししてもわかりにくく、報告しにくいことが多々ありました。また「ご予算に合わせます」とおっしゃる会社もありましたが、いくらというと、それに合わせて動いてしまうようで、戸惑いましたね。

 

そんな中、ウェブラボは違いました。3つのプランを提示してくれて、プランごとに金額とどのようなことができるのかが明確に示されていました。こちらの希望についても、プランをベースに相談に載っていただける点もわかりやすかったですね。

 

また、リニューアル自体はもちろん大切ですが、そこはゴールではありません。むしろ、それ以降も本校の信頼感、ブランドイメージをともに築いていってくれる信頼できるパートナーであるかが重要と考えていました。ウェブラボはその点でも、プレゼン段階から信頼感があり、安心して本校のWebサイトのリニューアルを任せられると判断しました。

 

― リニューアルにあたり、どのような要望を出されたのですか。

 

実は余り明確には出せませんでした。基本にあったのは、本校に応募する学生向けの情報発信を行うために、女性向けの柔らかいデザインにしたいということでした。そして学生たちの実情に合わせ、スマホやタブレットなど各デバイスに最適化したWEBサイトにすることは必須でした。

 

また、今までもCMSを使用し本校内で運用して来ましたので、それを後退させることなく自分たちで情報発信・更新ができるようCMSを採用し、1回の更新作業でパソコンもスマホも更新できるようにしたいと考えました。

 

リニューアルにあたっては学生や教員にアンケートを取り、どういうサイトに親しみを持つかなどの調査を行い、制作の参考にしました。

全体を俯瞰した上でのスケジュール管理

― 実際のリニューアル作業に関しては、いかがでしたか。

 

杉田様(右)と打合せをするウェブラボ・渡井(左)

Webサイトのデザイン案については2つの方向からデザインイメージを提示していただきましたので、学内での検討がしやすかったと思います。ただ、意見が半々に割れたのには困りましたが、最後は私の判断で現在のデザインを決めました。

 

リニューアルでたいへんだったのは原稿制作ですね。ウェブラボからは「原稿さえ揃えていただければ大丈夫」といわれていましたが、実際には教職員が分担して書かなければなりませんので、間に合うかが心配な部分でした。ただ、原稿を書く際も、単にテーマと文字数という依頼ではなく、ウェブラボが補助シートを作ってくれて、いくつかの課題に答えていけば自然と原稿ができるようになっていましたので、学内での依頼がとてもしやすかったですね。また、書き手による原稿のバラつきを防ぐことにもつながったと思います。

 

スケジュールについては、多少心配をしていましたが、ウェブラボからは「大丈夫ですよ」といわれており、ほぼ予定通りにリニューアル作業が進み、2016年3月にはリニューアルオープンすることができました。

 

そういえば、ウェブラボから「何月何日までに原稿がなければダメ」といわれたことはありませんでしたね。制作スケジュールの管理についても、単に日付で縛るのではなく、全体を俯瞰した上で把握、管理されていたのでしょうね。

 

― リニューアル作業では学生の方たちもずいぶんと活躍されたとお聞きしましたが。

 

学生にはずいぶんと協力してもらいました。写真で登場してもらうことだけでなく、キャンパスライフの周辺情報やランチマップなどは彼女たちの協力なしにはできなかったと思います。また、いろいろな意見を聞かせてくれることで、私たちにたりない部分、学生の視点などを補ってくれました。

 

出来上ったホームページは学生たちにも好評です。リニューアル作業を知らなかった学生たちは、イメージが一新しましたので、ずいぶんと驚いたようです。

Webサイトのイメージを自ら更新できる「サイト職人CMS」

― Webサイトのリニューアル効果について教えてください。

 

①Webサイト経由のアプローチが増えた

以前のWebサイトと比較して、資料請求はもちろんのこと、学校見学に対するWebサイト経由の問合せがずいぶんと増えました。以前は電話による問合せが多かったのですが、応募を検討される学生にとって必要な情報をきちんと提供できているからだと考えています。

 

②Webサイトのイメージを自ら更新できる

今回はブログ部分のCMSとして「WordPress」と、Webサイト部分のCMSとしてウェブラボがオリジナル開発・運営している「サイト職人CMS」の両方を導入しました。「WordPress」は以前と使用していた「Movable Type」と同様に更新や情報発信に使用しています。「サイト職人CMS」を導入してよかったことは、Webサイトのイメージも含めて更新できる点です。以前はイメージに関する変更・更新はできませんでしたが、「サイト職人CMS」はWebサイトのイメージまで触れることができ、さらに変更状態をサイト上で確認してから、Webサイトへの反映ができます。通常のCMSのように変更状態を確認できないまま更新し、更新後に間違いなどに気づいてあわてて修正するといったことがありません。

 

③SEOの観点からのコンテンツ制作がページビューに貢献

リニューアル前と比較して、現在のWebサイトはずいぶんとコンテンツが充実し、Webサイトとしてのボリュームも増えました。リニューアル作業時に本学でも新たなコンテンツを制作したいと思っていましたが、何がいいかの判断がつきかねていたところ、ウェブラボから「SEOの観点からコンテンツを作りませんか」と提案されました。SEOの観点からキーワードの調査をしていただき、それに基づいたコンテンツ制作の提案をいただいたことが、ページビューの向上につながっていると思います。

Webサイト運用のパートナーとしてのサポートに期待

― 今後の取り組みについてご予定などがありましたらお教えください。

 

Webサイトは制作すれば終りではなく、常に見直しが必要ですし、トレンドに合わせて変えていくことも必要になると思います。ですから1年に1度は全体の見直しを行い、改修を行っていきたいと考えています。また、本学のWebサイトをリニューアルする際、本学に隣接している聖心学園幼稚園のWebサイトもウェブラボにリニューアルしてもらいました。

 

― ウェブラボへのリクエストがありましたらお聞かせください。

 

W今後ともWebサイト運用のパートナーとして、改修などをふくめさまざまな面でのサポートをお願いしたいと思います。また、今後、私以外の担当者が運用の一部を担当することが出てくるかもしれません。そうした際にも全面的なサポートに期待しています。

 

― 東京保育専門学校様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

 


 

学校法人聖心学園 東京保育専門学校  http://www.tokyo-hoiku.ac.jp

[取材&原稿] 株式会社カスタマワイズ

[取材日] 2017年10月

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