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ジャンプ率を上手く決めて、キャッチコピーを効果的に見せよう!

46ddd9ebab4f81efa18ac73dc48fa7f4_s以前、ジャンプ率の基本的な効果についてウェブラボブログでご紹介させていただきました。まだご覧になっていない方は、ぜひご参照ください。(ウェブラボスタッフブログの該当記事

ジャンプ率とは、画像や文章を組み合わせてデザインする際に生じる、大きさの比率のことです。特に、対になる文章をデザインする際にはとても重要な考え方で、ジャンプ率が高いほどメリハリがあり勢いのある印象を、低いほど落ち着きのある印象を与えることができます。

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今回は、ホームページ全体の印象を左右するファーストビューの「キャッチコピー」に注目して、ジャンプ率がどのような影響を与えているのかについて解説していきます。

1.ジャンプ率の高いキャッチコピー

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住信SBIネット銀行 新卒採用

大きくデザインされた英文のメインコピーが強く印象に残り、それに比べてかなり小さくデザインされたサブコピーは、説明的に見えてわかりやすいですよね。このように、一部分を目立たせることでそこに「意図」が生まれるため、ジャンプ率を高くするだけでデザイン性が高く見えます。

また、ジャンプ率の高いキャッチコピーは、そのメリハリと動きのある形状から、躍動感や若々しさ、ポップといったイメージを引き出します。そのため採用ホームページやキャンペーンページに多く使用されやすい傾向にあります。

2.ジャンプ率の低いキャッチコピー

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BIJOUPIKO GROUP

一方で、ジャンプ率の低いキャッチコピーを利用する方が良いこともあります。「ジャンプ率の低いキャッチコピーは、デザイン性が低くなるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、ジャンプ率を低くすることで落ち着きや信頼感、高級感などの雰囲気を出すことができるため、訴求の仕方に応じて使い分けると良いでしょう。また、フォントサイズの差は小さくても、フォントを変えたり英文にしたり工夫をすることで、綺麗にまとまって見えるため、そのような心配をする必要はありません。

ジャンプ率の低いキャッチコピーは、法律事務所や旅館のホームページなどに多く採用されやすい傾向にあります。ジャンプ率の高いものと比較すると主張が強くありませんが、スラスラと流れるように読めるため、しっかりと文章を読んでほしい理念や、コンセプトなどを書く際にもとても適しています。

3.ジャンプ率が無いキャッチコピー(コピーが一文のみ)

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匠龍木工社

何かをデザインする際、必ずしもジャンプ率をつけなければいけないということはありません。ジャンプ率を無くすことで、キャッチコピーの魅力を上げるという技法も存在します。ジャンプ率の無いキャッチコピーは、何も対比するものがないため、言葉に雰囲気が出やすく、イメージコピー感を出すことができます。インテリアやファッションのホームページなどでよく使われている方法です。

例えば、上記の参考ホームページにもしキャッチコピーが無ければ、画像が移り変わるだけでインパクトが低くなっていたかもしれません。しかし、たった1文を掲載するだけで、自然とサービスの利用を促しています。

ホームページの雰囲気を消すことなく、補助的にインパクトを上げるキャッチコピーを考案するのは、非常に大変です。ジャンプ率がない分、一文でしっくりとくるコピーを書かなければいけません。しかし、ストレートに意図を伝えやすくなるため効果的な方法でもあります。

4.ジャンプ率を上げる小技一覧

ジャンプ率は、ちょっとした意識の働かせ方で簡単にアップできます。たとえば、下記のことを意識してみましょう。

  • テキストの大きさを変化させる。
  • テキストの太さを変化させる。
  • 見出しや強調したい部分の文字色を変える。
  • 見出しの横や上下に装飾を入れて、インパクトを高める。
  • テキストそのもののデザインを変更する。(フォントの変更など)

以上のように、強弱をつけられる部分はたくさんありますが、すべてを強調していては、視覚に対して上手く訴えることはできないでしょう。強調したい文字に対して、周囲と区別するにはどのような対策が必要なのかを考えながらレイアウトを構成すると、ジャンプ率が上がりやすいです。そういった意味でも、最初は上手な人の模写から始めると、デザインスキルが上がりやすくなります。

まとめ

ジャンプ率は、高ければ良いと思われがちですが、そんなことはありません。意図的にジャンプ率を下げたり、周囲に要素を置かないことで、伝えたいイメージが表現できることもあります。コピーの内容によって合うデザインは変わるため、まずは伝えたい内容をよく吟味し決めた上で、効果的なデザインを考えるようにしましょう。

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