ら抜き、い抜き表現に注意
- 投稿日:2013年07月10日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:HTML
Web制作時に必要になるサイト上の文章は、ふさわしい表現を使うことが求められています。特に間違えやすく気をつけたいのが「ら抜き表現」「い抜き表現」です。
ら抜き、い抜き表現とは、本来なら「ら」か「い」が入っているはずの文章に対して、入らない状態で使用してしまうことです。特に口語で使われるケースが多く、具体的には以下のようなものになります。
例)ら抜き表現
× 見れる、出れる、食べれる、来れる
○ 見られる、出られる、食べられる、来られる
× 見れる、出れる、食べれる、来れる
○ 見られる、出られる、食べられる、来られる
例)い抜き表現
× ~してる、~使ってる
○ ~している、~使っている
× ~してる、~使ってる
○ ~している、~使っている
口語では定着しつつあるこれらの表現も、文章で使用する場合には好ましくないと判断されることがほとんどです。
ワープロソフトでも表現によっては指摘されないこともあるため、注意して書くようにしましょう。特に多くの人の目に触れるトップページや商品説明、Q&Aページなどは注意が必要です。
ただし、ら抜き、い抜き表現を絶対にサイト上の文章で使ってはいけないと言うことではなく、状況によって使い分けます。
例えば会話を表現する文章を書くのであれば、口語そのままを使ったほうが臨場感が伝わってきます。
ブログや小説などはこの方法をあえて用いるのも良いでしょう。また、キャッチコピーのように印象や言葉のリズムが重視される場合は、意図的に使うのも効果的です。