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サイト職人スタッフブログ

コンバージョンを獲得するためのCTA改善

コンバージョンを獲得するためのCTA改善

ホームページのコンバージョン率アップを考えるとき、有効な施策は数多くあります。最もシンプルな施策は以前ご紹介したEFO(フォーム最適化)で、派手さはないものの大きな効果を生み出すことが少なくありません。

今回はそんなEFOの一歩手前、つまりお問い合わせページへ向かう直前のお話をしましょう。ホームページからお問い合わせなど何らかのアクションを起こしたいと思ったとき、まずは今いるページから「お問い合わせページヘのリンク」を探すはずです。通常、共通ヘッダー部分や、ページの最下部に「お問い合わせ」ボタンがありますね。これをCTA-Call To Actionボタンと呼び、コンバージョン率アップを考えるうえで検討すべき要素の一つです。

例えば、資料請求をゴールに設定したホームページがあるとしましょう。そのとき、ただ単に「資料請求」と書かれた、それも特に目立つわけでもない地味なデザインのボタンと、「無料資料(特典あり)を申し込む」と書かれた目を引くデザインのボタンがある場合、期待できる効果は大きく異なってきます。
今回はお問い合わせページヘ導くCTAボタンの改善について、ポイントを挙げながら考えていきましょう。

CTAの改善ポイント

  1. デザインを明確にする
    想定される最悪なケースの1つは、「どこをクリックすればお問い合わせ(資料請求)できるのか分からない」です。お問い合わせページまで辿り着いてもらえない限り、コンバージョン率アップはありえません。だからこそ、お問い合わせページへの導線であるCTAボタンは、デザイン的に分かりやすくある必要があります。色味、大きさなどを工夫して他のリンクボタンと差別化し、そのボタンがゴールであることをはっきりと伝えることが求められます。
  2. ベネフィットを明確にする
    ユーザーにとって、ホームページのフォームから自分の情報を送信し、お問い合わせを行うことは決して低いハードルではありません。だからこそ、お問い合わせすることで、どのようなベネフィット(利益)を得られるのか、明確にしておく必要があります。お問い合わせであればいつ頃担当者から連絡が来るのか、資料請求であればいつ頃資料が届くのか、資料の中にはどのような役立つ情報があるのかなど、可能な限り具体的なベネフィットを提示することで、ユーザーの背中をひと押しする事ができます。
  3. リスクを払拭する
    そう、ユーザーは基本的に保守的な生き物です。「どうなるか分からないけど取り敢えずお問い合わせしてみよう」とはなりません。お問い合わせによって得られるベネフィット(利益)を明らかにする一方、想定される不安についても事前にケアしてあげる必要があります。特に、「○○をダウンロード」などネット上で処理が行われるタイプのCTAボタンでは、よりユーザー側の警戒意識も高くなりがちです。その際は、登録不要や無料などといった心理的障壁を和らげる表現を加えると良いでしょう。
  4. 特典をつける
    オフラインのマーケティング施策でも基本とされる方法ですが、ユーザーのアクションに対して何かしらのギフトを仕掛けることもあり得ます。ECサイトでは、メルマガや会員登録によってそのショップ内で使えるギフトコードが付与されるといった仕組みが珍しくありません。コストパフォーマンスの天秤にかける必要はありますが、もしユーザーが喜ぶような特典をつけることが可能なら、それを明示してアピールしましょう。
  5. ユーザーに選択肢を与える
    ユーザーのニーズは様々です。同じお問い合わせといっても、本気でその商品やサービスを検討しているユーザーのお問い合わせと、なんとなく興味を持ったレベルのユーザーのお問い合わせでは、運営側のアプローチも異なります。
    Wantedlyという就職情報サイトでは、「応募する」とは別に「話を聞いてみたい」というボタンを設置しています。これもまた、ユーザーのニーズを想定してアクションを分類した一つの例と言えます。

上記はあくまでも施策例です。「ボタンを派手に分かりやすくしたら、かえってうさんくさくなってしまってコンバージョン率が低くなった」というケースもあるかも知れません。
だからこそ、CTAボタンの改善にはA/Bテストのような検証フェーズが必要になります。試行錯誤のなかで、ベストなCTAボタンを見つけていきましょう。

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