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サイト職人スタッフブログ

ユーザーの閲覧を邪魔する全画面広告は順位が低下します

ユーザーの閲覧を邪魔する全画面広告は順位が低下します

最近では、インターネット上の多様な広告に驚かされるものがありますよね。感心するような広告の一方で、迷惑だなと感じる広告もあります。もちろんユーザーからすると、迷惑な広告はなくなってほしいというのが本音です。

例えば、皆さんはこんな経験はないでしょうか?
「スマホでホームページを閲覧していると突然全面に広告が表示され、誤ってその広告をクリックしてしまった..」
最近このような全画面広告が増えてきています。正直なところこのような広告はユーザーにとっては非常に邪魔な存在で、決して利便性を高めるものではないですよね。そんな中、Googleがそういった広告の検索順位を下げることをアナウンスしました。これは来年の1月から実装されます。

モバイル ユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにするために

https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/08/helping-users-easily-access-content-on.html

(参照:ウェブマスター向け公式ブログより)

検索順位が下がる対象となる広告

基本的には、冒頭でご紹介したような広告が検索ランキングを下げる対象となります。
これは「インタースティシャル広告」と呼ばれ、ホームページやスマホアプリで用いられる広告手法の一種です。画面やページの切替え・遷移する際に挿入され、ページの一部ではなく、全画面あるいはほとんど画面全体を覆うポップアップウィンドウとして表示されるような広告のことを指します。

どのようなホームページが検索順位が下がるのか、具体的な例をあげます。

1.検索結果からの訪問時、または閲覧途中に全画面広告が表示され、メインのコンテンツが隠れて見えなくなる広告を表示するホームページ

閲覧途中に全画面広告が表示されると意図しないで広告にアクセスしてしまいがちです。

2.メインのコンテンツにアクセスする前に、ユーザーが非表示ボタンを押さないと消えない、単独のインタースティシャル広告を表示するホームページ

ユーザーが見たいと思っているコンテンツを見るためには、広告に対して非表示ボタンを押して消す操作が必要になるページもNGです。

3.ファーストビュー(スクロールせずに最初に表示される領域)に単独のインタースティシャル広告を表示するホームページ

スクロールすればコンテンツを閲覧できる状態であってもNGです。

検索順位が下がる対象となる広告

(参照:ウェブマスター向け公式ブログより)

 

検索ランキングを下げる対象とならない広告

1.クッキーの使用許可や年齢確認など、法的な義務に対応するためのポップアップを表示する場合

この場合のポップアップはやむを得ないものとして判断されます。法的な問題が絡みますのでどうしてもメインコンテンツにアクセスする前に別画面を挟む必要があります。

2.メールや有料コンテンツのような一般にはアクセスできないサイトでのログインのためのポップアップを表示する場合

誰もがアクセスできないようなコンテンツの場合も、メインコンテンツにアクセスする前に別画面を挟む必要があります。

3.SafariやChromeのアプリのインストール広告など、ディスプレイの妥当なスペースだけを占めていて簡単に消せるバナーを表示する場合

このような広告は全画面に表示させるわけではなく、一部の画面を占めているのみなので問題ないようです。「妥当なスペース」というのがどこまでの範囲を指すのかが気になるところです。

検索ランキングを下げる対象とならない広告

(参照:ウェブマスター向け公式ブログより)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回Googleで行われる改善はユーザーにとってはホームページ閲覧時の使い勝手としては有難い改善となりそうです。基本的には法的な観点や会員/有料コンテンツへのアクセスのような場合以外では、画面全面に広告を出すのは検索順位を下げる対象となるため、心当たりのあるホームページ管理者は注意が必要です。今のうちに対策を取っておくことをオススメします。

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