サイト職人スタッフブログ

マーケティングを実施する場合、ペルソナの設定は、必ず実施しなければいけません。なぜなら、ペルソナを設定することで、社内で共通思考を作成できるからです。最初は、ペルソナの策定について簡単でも良いので実行してみてください。それでは、詳しく解説していきます。

そもそも、ペルソナとは？

マーケティングを実施する場合、誰に商品やサービスを販売するのか決める必要があります。これが決まらなければ、商品やサービスを考える際、どのようなものを作成して良いか分かりません。そんなとき、役に立つのがペルソナです。ペルソナについて簡単に説明すると、お客さんのことです。ただお客さんと記載したのでは 、どのような人物かイメージできないため、下記に記載することを考えながら具体的にイメージしていきます。

• 1日の過ごし方
• どのような性格なのか
• 頑張っていること
• 家族が好きなのか
• 何でも自分で考えられるのか
• どのようなメディアを利用するのか
• インターネットニュースを毎日見ているか

など、考えられることを徹底的に記述していきます。これらに対する質問の回答を準備し、社内で共有します。これで、どのような人物に商品やサービスを販売すべきなのかが明確になります。

ペルソナの役割とは？

改めて、ペルソナの役割について、しっかりと解説していきたいと思います。ペルソナを実施すると、お客様についてしっかりと考えられるようになります。ペルソナの策定を行う機会がないと、なかなかお客様について、考える機会が得られません。自分が販売すべき顧客について事前決定を行っておけば、無駄な時間を過ごすことが無くなるでしょう。
また、社内で考え方の違いを埋めることができます。様々な人が社内で働いていると、業務上、意味のない仕事ばかりをしている人を見たことがないでしょうか？このような問題を防ぐためには、ペルソナの考え方が必要です。例えば、仕事の目的がWebサイトで集客することだと、コンテンツを常に書き続ける必要があります。そのようなことを社内で決定していれば、必要以上にリサーチに時間をかけるということがなくなります。このようにペルソナは、社内で大きな役割があるということです。

ペルソナの重要性

ペルソナというのは、どれほど重要なのでしょうか。マーケティングにおいて、ペルソナというものを知らなくても、仕事をしている人がたくさんいます。しかしながら、マーケティングを上手く実行しているところは、間違いなく長年の経験と知識があります。どれだけペルソナを設定したとしても、長年の経験と知識によって培われた技術は、思考の中で考えている状態よりも、一段先に進んでいます。そのような状態の人と比較したとしても、知識も経験もない人が同じレベルにはなれないでしょう。だからこそ、ペルソナを設定するのです。知識や経験がなくても、ペルソナを設定することで、経験と知識による差を埋めることができます。

また、ペルソナを設定することで、社員全員が市場を調査することになります。どのような人物がいて、どのような必要性があり、どのような商品やサービスに存在意義があるのかということを明確にできます。様々な背景を理解しながら、お客様の姿を具体的にイメージできるためペルソナの設定は非常に重要だと言えるでしょう。

ペルソナの策定方法とは？

ペルソナの策定方法ですが、非常に簡単です。まずはペルソナに関する情報を集めることから始めてください。調査方法は、インターネットを利用すれば十分でしょう。インターネットで検索すれば、お客様がどのようなことを考えているのか、具体的に調査することができます。まずは、集められるだけ集めて、パソコンのメモ帳にすべてまとめていきましょう。

情報をまとめて、物語とする

インターネットを利用して集めた情報ですが、メモ帳にまとめただけでは、利用しづらいと思います。それでは、マーケティングデータとして有効に利用できないため、まずは分類化していきます。小さくまとめてあげることで、情報が整理され、いつでも利用しやすい状態となります。そして、さらにこれを利用しやすい状態にするためには、1人の登場人物の物語として整理してみてください。ペルソナは最初から完璧なもの求める必要はありません。1人の物語として、少し足りないなと思うことがあったとしても、あとで変更していけば問題ありません。何よりも1度作成するということが大切です。

最後に

ペルソナは、マーケティングにおいて、商品やサービスを考える際に、非常に参考になるところです。誰に向けて商品やサービスを提供すれば良いかということが、非常に明確になりますので社内の意識を明確にするためにも、ぜひ有効利用していただきたいと思います。ペルソナに、完成はありませんので、変更すべきだと感じたら、すぐに変更していきましょう。