これからの広告配信手法「DMP」とは
- 投稿日:2014年06月11日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:マーケティング
企業の業績向上のためには、自社の製品や商品・サービスをいかに効率よく効果的に不特定多数の消費者に告知し、消費行動に結び付けるかが最大の鍵であり、企業存続の最重要課題ともいえるでしょう。
そして、消費者心理が把握しにくくなってきているといわれる現代においては、より効果的な広告手法として注目を浴びているのが「DMP(デジタル・マーケティング・プラットフォーム)です。
DMPには、「オープンDMP」と「プライベートDMP」があります。
消費者の関心や嗜好性を外部機関が収集した「オーディエンス(顧客)・データ」に連携させ、クラウド型のデータプラットフォームを利用して自社のデータに集約させる形式が「オープンDMP」です。
そしてもうひとつ、企業が独自のマーケティング調査で収集した、消費者の動向を外部のオーディエンス・データとリンクさせてデータベース化するのが「プライベートDMP」です。
これらDMPによって、より効率的な広告配信が可能となり、企業側が最も訴求したい購買層に対し、ピンポイントに広告が届くとい効果が生まれ、供給側・需要側共に大きなメリットがあるといえます。
一方で、大量のデータを取り扱うことで発生するセキュリティの問題は無視できず、ちょっとしたミスが大きな賠償責任につながるという指摘もあります。
「DMP」という言葉、今後間違いなく使用頻度も高くなっていきますので、この機会に覚えておきましょう。