ホームページで表示されるエラー画面の意味を知る
- 投稿日:2016年09月02日
- 作成者:Keisuke
- カテゴリ:その他
ホームページを利用していると、エラーページが表示されることがあります。「404」という数字が画面に表示された際、これは何かしらの意味をもっていることをご存知でしょうか。何も考えなければ、インターネット上で、エラーページが表示されただけと思ってしまうのかもしれないのですが、これには意味がありますので、その意味について説明していきたいと思います。
HTTPステータスコードとは
ホームページ上で、エラーページが表示されると説明しましたが、これは、HTTPステータスコードと呼ばれており、Webのサーバからのレスポンス状態を表しており、数字のコードになっているのです。HTTPステータスコードは、ブラウザが処理するために与えられるものです。普通に利用していれば、閲覧することはないかもしれませんが、エラーになってしまうと、表示されてしまうのです。今回は、コードについての説明と、どのように対処すべきかを解説していきたいと思います。
400番台のエラー(クライアントエラー)
400番台のエラーですが、クライアントエラーを表しています。どのようなエラーかイメージしづらいでしょう。クライアントから送信したリクエストに不正が存在すると、上手く処理することができません。つまり、不正リクエストですので、上手く処理することができませんよということを伝えるエラーだということです。
・400
これは、ブラウザから送信したリクエストに不正が存在することで、上手く処理することができないときに表示されるエラーです。これは、履歴をクリアにすれば改善される可能性があります。
・401
これは、ベーシック認証やDigest認証などのパスワードが必要なサイトに入る際に、パスワードの入力が間違ってしまったりすると表示されるエラーとなっています。他にも、そのサイトにアクセス権限がないと表示されます。この場合、パスワードの入力を間違わないようにしましょう。
・403
これは、Webサイトを運営している人が、第三者のアクセスを禁止しているときに表示されるものです。これの対処法ですが、時間を空けて再度アクセスしてみてください。他の対処法であれば、Webサイトの管理者に連絡を行ってみると良いです。
・404
404エラー表示ですが、この表示に関しては、見た経験がある人もいるのではないでしょうか。このエラーですが、何を表すのかというと、そのページが存在しないことを表しています。つまり、ページが削除されている状況やURLが変更されてしまったために閲覧することができないことを表しているのです。この場合、Googleなどから検索して、履歴を閲覧してみてください。もし、履歴が残っているのであれば閲覧することができます。Googleで検索した際に履歴が残っていないのであれば、閲覧することはできません。
500番台のエラー(サーバエラー)
エラー表示において500番台が表示された場合は、サーバエラーが発生しているということです。サーバのリクエストの処理に失敗したことを表すことを覚えておきましょう。
・500
500番のサーバエラーが表示された場合は、プログラムに問題がないか調べてみてください。もしかしたら、パーミッション設定にミスがある可能性があります。他にも.htaccessに記述ミスがないかなどを調べることが大切です。このエラーは、サーバの内部にエラーが発生していることを伝える情報ですので、プログラムを修正することで、改善できる可能性があります。
・503
インターネットマーケティングなど行っていると、503エラーが表示されることがあります。サーバに高い負荷がかかり続けることで、このエラーが表示されてしまいます。つまり、これ以上負荷をかけ続けることをしないでほしいという警告なのです。この状態になってしまったら、サーバの負荷がどのようになっているのか調べておきましょう。もし、ホームページにアクセスする際に、503エラーが表示されたというのであれば、時間をおいて再びアクセスしてみましょう。503エラーを表示したくないのでしたら、サーバの転送量を上げることで改善することが可能です。
100~300
100~300番台に関しては、エラーのステータスコードではありません。簡単に説明すれば、下記に記載した通りです。
・100番台=リクエストの情報を処理している最中
・200番台=リクエスト処理に成功した
・300番台=リダイレクト処理を行っている
最後に
エラーのステータスコードが表示されたとしても、どのような意味が存在するのかということを知っておけば、対応することが可能です。エラーのステータスコードは、このほかにも様々存在するのですが、今回、説明したような一般的に見ることがあるエラー表示を覚えておけば、その場で状況を理解することが可能になるでしょう。仕事を進めていく際、エラーについて知らない人もいると思いますので、分からない人がいればアドバイスしてあげましょう。