サイト職人スタッフブログ

Webサイトを作成する際、色の与える印象というのを考慮してデザインを決めているでしょうか。見やすいWebサイトを作成するのであれば、Webデザインを気にして作成した方が、閲覧しやすいサイトを作成できます。

そもそもですが、サイトのカラーには正解というものがあり、最低限勉強しておかなければならないことがあります。今回は、色が与える印象について簡単に説明していきたいと思います。

ホームページの色の決定を感覚で行っている人へ

色に関する知識がないと、ホームページ上の色を決定する際、特に決められたルールに基づくことなく、自分の間隔で決定してしまうかもしれません。そのような色の選び方をしてしまうと、自分の好きな色ばかり選んで、同じようなサイトを量産してしまう可能性があります。

そうならないためには、提供するサービスや商品に合う色の選び方というものを知らなければならないのです。そして、色の利用方法ですが、コンバージョンボタンやロゴや全体的なサイトの色など、場所によって配色を変える必要がありますので、最適な色を選んでいただければと思います。

色には、感情を動かす効果がある

Why All Sale Sings Are Redというホームページに記載されている情報によれば、84,7％の人が色を理由として決定しているというデータが記載されていました。購入するかどうかを判断する時間は90秒間で62～90％の人は色に基づいて、購買行動を決めているようです。このデータから理解すれば、色というものが人間の購買に非常に関係しているということが理解できると思います。つまり、お客様の購買行動に合う色を選択することができれば、コンバージョン率を向上させることができるということです。

購買行動を促したい方へ

ホームページを運営している場合、コンバージョンが発生しなければ、コンテンツを制作し続けることが難しくなってくるでしょう。ここでのコンバージョンとは、お客様の購買行動を表しているという理解に統一しておきます。

例えば、緑色のボタンと赤色のボタンを設置した場合、クリック率というのはどのように変化するかご存知でしょうか？あるマーケティングのデータによれば、赤色のボタンを設置した方のクリックスルー率が21％アップしたというデータが得られました。つまり、色によって、これほどまでに行動が変化するということです。コンバージョンとして良くない色を選択していると、得られる成果が下がってしまう可能性があるという理由が理解いただけると思います。

Webサイトは、カラーによってデザインを変更する

上記で説明した緑色ですが、Webデザインにおいては、大切なカラーです。

なぜならば、緑色を利用することによって、平和や安全や健康を表すことができるからです。緑色にすれば、気分がリラックスし、目の疲れなどを癒す効果があると言われています。自然を表現することができますので、自然な感じのWebサイトを運営していきたいと考えているのであれば、ぜひ選んでいただきたい色です。

もし、住宅業界などのホームページを閲覧していた際に緑色のカラーを利用したホームページを発見できたのであれば、高い料金の商品であることを考えて、リラックスしてもらうことを目的としているのかもしれません。他にも白色を利用すれば清潔感を感じることができますし、青色を利用すれば、冷静さを感じさせることもできます。あなたの運営しているWebサイトがどのようなものか分からないため、詳しいアドバイスをすることはできませんが、色における効果というものを知っておけば、感覚で色を選ぶことがなくなるでしょう。

Webデザインで利用できるツール

Webデザインを行うためには、カラーの配色など、色々と試してみたいことがあるでしょう。実は、配色の選択を助けてくれるツールがありますので、ご紹介していきたいと思います。

1.Adobe Kuler

配色支援ツールとして、Adobe Kulerを利用してみたことはあるでしょうか？このツールを利用すれば、様々な色の組み合わせを作成することができます。作成した色の組み合わせですが、保存し公開することもできますので、他の人が作成した配色も閲覧することが可能なのです。

2.Color Scheme Designer 3

利用方法が簡単な配色支援ツールとして、Color Scheme Designer 3というサービスが存在します。直感的に操作できることが特徴で、基本となる色や利用したい色数などを決定し、組み合わせを選択すれば、相性の良い色を作成してくれる便利なツールなのです。

最後に

Webデザインには、基本的な色の選び方というものはありますが、絶対的な正解というものはありません。その色が正しいかどうかというのは、実際に選定した色を利用してみて、どのようなコンバージョンが得られるのかということを数字で理解する必要があります。配色を決定することは簡単なことではないのかもしれませんが、経験を積めば正しい色を選べるようになりますよ。