MENU

無料相談

  1. HOME
  2.  > 
  3. サイト職人スタッフブログ
  4.  > 
  5. 「3C分析」をホームページ制作にも生かそう!

サイト職人スタッフブログ

「3C分析」をホームページ制作にも生かそう!

a5fa61b8d92cde0ce6be185a5bb7f185_sマーケティングフレームワークとして、頻繁に利用されることが多い3C分析ですが、3つのCについて詳しいことをご存知でしょうか?3つのCとは、「顧客」「競合」「自社」を表す英語の頭文字をまとめることで完成した言葉ですが、フレームワークとしての使い方を理解すれば、ホームページ制作に生かすことができます。それでは、3C分析について分かりやすくご紹介します。

市場・顧客:Customer「顧客」についての分析方法紹介

まずは、webマーケティングを実践するにあたって自社の強み・弱みについて明確に把握するために、顧客分析から始めていきましょう。分析の順番は、顧客→競合→自社の順番で行うことをオススメします。
顧客分析では、顧客のニーズについて深く探求していきます。

マクロ分析

顧客を知るうえで、役に立つのがマクロ分析です。マクロ分析とは、法制度や景気、流行、技術の変容など社会的な変化を把握することを意味します。
もし、調査範囲について不明点がある場合は、政治や経済、社会、技術の4つの視点から会社を眺めてみましょう。

ミクロ分析

マクロ分析が終わったらミクロ分析を行っていきます。ミクロ分析では、フォーブスのフレームワークを利用して、自社がその市場で利益を確保できる可能性があるのかを調査していきます。

新規参入の脅威

まずは、参入障壁の高さを調査します。具体的な方法としては、必要な初期投資額が少なければ少ないほど、参入障壁が低いことを表します。

競争関係

業界の成長スピードや同業企業数、プレイヤーの数から、競合との関係性について明確にしていきます。既存のプレイヤーが多ければ多いほど、競合が多いことが分かります。

代替品の脅威

差別化の難易度や代替品の価格、差別化に関する顧客の認知から切り替えコストについて評価していきます。

買い手の交渉力

見込み客が高い商品知識を有しており、価格交渉をする力があれば買い手の交渉力は高いと判断できます。顧客の購買行動を基準に価格交渉力について調査していきます。

売り手の交渉力

プレイヤーの数や差別化の程度、商品の普及率から仕入れ価格の交渉力を判断します。売り手の商品が広く普及していれば売り手の交渉力は高いと判断できます。

ミクロ分析やマクロ分析などを行うことで顧客の価値観やニーズの変容について把握すれば、誰でも顧客分析ができます。顧客へのアンケートや電話インタビュー、郵便情報などを用いて、顧客についての理解を深めていきましょう。

競合:Competitor「競合」についての分析方法紹介

Webマーケティングの統合分析を行う場合、まずは、同業他社についての情報を集めます。そして、検索エンジンを利用して、上位表示しているサイトについてリストアップを行ってきます。このとき大切なのは、リスティング広告を出稿しているのかということも同時に調査してください。リスティング広告を出稿しているということは、高い資金を有している可能性があり、ビジネスの経営が上手くいっていることを表します。

具体的な競合調査の方法としては、相手のホームページに訪問し、メルマガ登録やサイト内を巡回することで、そのような施策を行っているのかを調べてきます。この時、自社と他社にどのような違いがあるのかについて見比べていくことで、自社に足りないものが明確になります。

自社:Company「自社」についての分析方法紹介

顧客分析や競合分析のデータを参考にしながら、自社の強みや独自性を生み出すための要因を調査することを自社分析と言います。調査方法として非常に簡単なのは、ユーザーに直接質問するという方法です。
「なぜ他社ではなく、当社を選んでいただけたのですか?」と直接聞くことで、自分では気づけなかった自社の魅力について知ることができます。他にもGoogleアナリティクスなどのデータを利用すれば、滞在時間が把握できるため、魅力的なコンテンツの調査に大きく役立ちます。なぜなら、魅力的なコンテンツほど、滞在時間が長いからです。また、参照元について調査すれば、他社からどのような扱いを受けているのか把握できます。

まとめ

ホームページを制作するにあたって、Webマーケティングの知識は非常に重要です。特に、3C分析などの基礎的な知識は、押さえておくべき知識です。
3C分析で大切なのは、顧客、競合、自社の順番で調査を行っていくということです。この流れを無視して、自社分析から始めると周囲が見えなくなってしまいます。そして、どの調査を行う時でも忘れてはいけないのは、顧客目線に立つということです。顧客目線に立つことは反応率の高いホームページを制作する上でも必要条件となってきます。

これまでにも、サイト職人ブログでマーケティングに役立つフレームワークについて紹介してきましたが、ご存知でしょうか?ぜひ、読んでいただければ幸いです。
↓↓
SWOT分析で自社の状況を把握しよう
https://www.site-shokunin.com/blog/other/3203.html

顧客が求めるコンテンツとは?ニーズとウォンツの違いについて
https://www.site-shokunin.com/blog/other/3239.html

PAGETOP