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【2018年】ITの最新トレンド10大予測

43229ad807120631f052743290374151_s2017年にフロリダ州オーランドで開催されたGartner Symposium/ITxpoで、2018年注目のトレンドが発表され話題をとなっていることをご存知ですか?業界最大手IT調査機関、ガートナーが予測する米国のITトレンドについて分かりやすくご紹介します。

ガートナーが予測する米国のITトレンドの流れ

そのトレンドを遡れば、2015年は、AI関連やロボット・マシーンラーニングによる「デジタルビジネス時代の到来」が流行のキーワードとなると予測され、翌年は、デジタルビジネスを実現していくための「エコシステム推進」が大きな流行となると予測されました。2017年は、デジタルビジネス到来によって生じる、企業として対応すべき問題について予測されていますので、10のトレンドについて確認していきます。

(1)消費者は、ビジュアルまたは音声検索を利用する

先進企業は、2021年までに、音声および視線などビジュアル検索に対応することでデジタルコマースの売上を30%増加させることが発表されました。その兆候として分かりやすいのが、Amazon EchoやGoogle Homeなどの音声検索の躍進ではないでしょうか。先進企業は、AIなどの技術を上手く利用し、デジタルコマースの売上を拡大していくでしょう。

(2)デジタルジャイアンツによる自己破壊

デジタルジャイアンツとは、グーグル、アップル、フェイスブック、テンセント、アマゾン、バイドゥ、アリババのことを表します。既に市場規模の大きくなったデジタルジャイアンツは、新しいビジネスを取り入れたくても、簡単には新規ビネスを採用できないでしょう。そのため、既存のビジネスを自己破壊することで、柔軟に対応できる素地を会社内に作り上げ新たなマーケットへの拡大を計画します。

(3)仮想通貨の受け入れ

仮想通貨元年と言われ、ビットコインが大きな注目を集めましたが、金融業界において正式に受け入れられることが発表されました。仮想通貨は10億ドルのビジネス規模になり、仮想通貨の選択肢は、900以上にもなると考えられています。

(4)フェイクニュースが増加する

近年、フェイクニュースが市場を惑わせることでも注目を集めています。企業ロゴをコピーし、公式サイトを装うことで、偽りの信頼を得ようとするフェイクニュースは、ロボット・マシーンラーニングなどの機能によって、今後も増え続けるでしょう。

(5)AIは、フェイクニュースを作れるが見破れない

AI技術は、フェイクニュースを作り出す能力を有しているにも関わらず、自分で作り出したニュースがフェイクニュースなのか見破ることができないと予測されています。そのため、2020年ごろは、デジタル情報の不安を増幅することになり、社会不安をあおると考えられています。

(6)自動ロボットによる支配

エンタープライズの50%以上は、2021年までに従来のモバイルアプリ開発よりも、自動ロボットまたは、チャットボットに力を注ぐと予測しました。つまり、これは、人と人の会話よりも人がロボットと会話をする機会が今後、増えることを表しています。そのため、チャットボットの需要が増加し、どの企業も開発に力を注ぐようになると考えられています。

(7)IT業務の拡大

従来ならシステムエンジニアは、システム業務、デザイナーはデザイン業務を担当することが当然とされてきましたが、デジタルビジネスのスピードの増加によってITスタッフは、一人で多くの業務を並行して遂行していくことが求められるようになります。

(8)AIは、仕事を作り出す

一般的に、AIは、仕事を奪うものだというイメージがありますが、今回の発表では、全く逆のことが語られました。2020年には、AIは180万の仕事を人間から奪うものの、230万もの仕事を創り出すと予測しました。AIは、非常に便利なツールですが、すべてシステムで社会を担うことはできない為、その部分を人の手で埋めていくことになるでしょう。

(9)IoTはすべてに導入される

IoTは、2020年までに、新製品の95%にまで及ぶとされています。現時点で、IoT機能を有するデバイスは、840億にまで上っており、今後、テクノロジーの進化で、ますますIoT化が進むとされています。つまり、IoTは、ビジネスでも重要な意味を持つことになるため、企業はどのように関わっていくべきなのか立ち位置を見直す必要があります。

(10)セキュリティの脆弱性

2020年までに、IoT向けセキュリティ予算の半分は、セキュリティの脆弱性による不具合に費やされると予測されました。デジタル社会が急速に進んだからといって、必ず利便性の高い社会が到来するというわけではありません。IT技術の進化に応じて、セキュリティ対策も整わなければ、サービス上の欠陥となり、トラブルに繋がってしまいます。つまり、企業は、数多くのトラブルに対して、予算を投下することになるという事です。

まとめ

あくまでも予測の話ではあるものの、企業として進むべき方針や将来的な立ち位置を考えるうえで参考になる情報ではないでしょうか?特に、AIは、多くの企業が注目しており、大きな可能性を秘めた市場として、成長し続けていますので、その動向についてチェックしていきましょう。

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