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GoogleはAIで作られたWebコンテンツをどのように扱うのか

24851741_s2022年は誰にでも利用可能なAIによるコンテンツの自動生成サービスが話題となり、インターネットに詳しくない人にも大きく認知が広まったと思える年でした。今後は自動で生成されたWebコンテンツがより増えていくことは考えられますが、それらがSEOにどのような影響があるのでしょうか。

Googleはこれまでに何度かその回答を出していますが、今回は改めてGoogleは自動生成されたコンテンツをどのように扱うのかについてわかりやすく解説していきます。
 

自動生成コンテンツはスパムと認識されやすい

結論としては、「検索エンジンを欺く・操作することを目的として作られた自動生成コンテンツ」がガイドラインのスパムポリシーに違反すると明記されています。

Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー
https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies#spammy-automatically-generated-content

自動生成コンテンツとは

Google検索セントラルによると、自動生成コンテンツとは、スパム行為の可能性のある自動で生成されたコンテンツのことで、独自の価値を生み出すことなく、価値を与えることもない、プログラムによって生成されたコンテンツであると記載されています。

自動生成コンテンツは、検索ユーザーにとって役立つことはなく、検索ランキングで不正に上位表示することを目的として生成されているとしています。これが、現状のスパムポリシーの見解です。

Googleは、自動生成コンテンツを見分けられるのか

Googleは、コンテンツをAIが書いたか・人が書いたかの判断が可能か明確にはできないと発言しています。そのため、疑わしいコンテンツについては、手動対策でペナルティが与えられるということです。

自動生成コンテンツを利用するケース

これまでの説明を読んでいると、AIによる自動生成コンテンツに対して、非常に悪いイメージをもってしまうかもしれません。しかし、AIによる自動生成コンテンツの大きな流れは間違いなく訪れています。

なぜ、ペナルティ判定になるリスクがあるにもかかわらず、自動生成コンテンツが話題となるのでしょうか。その理由としては、次のとおりです。

  • 365日24時間、いつでも簡単にコンテンツを生み出すことができる
  • 1記事の作成に必要な時間を大幅に削減できる
  • ライターチームの人材が不足していても、AIによって補うことができる
  • ライターチームの募集に必要な予算がなくても、AIライターによって低予算で支援が受けられる

このようにAIによる自動生成コンテンツは非常に役立ちます。そのため、自動生成コンテンツを悪いものと決めつけるのではなく、どのような向き合い方をするかについて考える必要があるといえるでしょう。
 

自動生成コンテンツへの対策について

GoogleによるAIの自動生成コンテンツへの見解について説明いたしました。AIは、人々の暮らしを豊かにできる非常に便利なIT技術と言えます。ペナルティ判定を受けないようにするためには、次のような対策が有効となってくるでしょう。

AIコンテンツ自体に問題はないが、人間がレビューする必要がある

そもそもの大前提ですが、AIを利用してコンテンツを自動生成することが悪いわけではありません。自動生成コンテンツを読み返すこともなく、Webサイトで公開することがペナルティに該当します。

そのため、自動生成コンテンツについては、公開前に人間がレビューすることで、ペナルティのリスクを大幅に下げることができます。たとえば次のようなチェックが必要となるでしょう。

  • 文章の誤字脱字はないか
  • 情報が真実であるか
  • 検索エンジンに悪影響を与える要素はないか
  • 検索ユーザーに価値を与えるコンテンツになっているか

このように、Googleのガイドラインに従える範囲でAIを利用することで、これから到来していく未来で共存共栄できます。

noindexなどでGoogle側に認識されないようにする

自動生成コンテンツについては、人間がチェックするといっても、ペナルティのリスクをゼロにできるわけではありません。もし、自動生成コンテンツのペナルティが気になる場合は、noindexを使って、リスク発生の可能性を最大限抑えていきましょう。Noindexについて知らなかったという方は、次のnoindexの使い方に関する弊社の記事をご参照ください。

SEO対策のために覚えておきたいnoindex・nofollowの使い方
https://www.weblab.co.jp/blog/staff/seo/4985.html
 

まとめ

AIによってコンテンツを自動生成すれば、非常に簡単に記事を作成できますが、Webサイトへの公開方法によっては、非常にリスクが伴います。AIの自動生成コンテンツだからだめというわけではありませんが、利用の際はガイドライン違反とならないように注意しましょう。

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