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スマートフォン対応が検索順位の決定要因に!抑えておくべき3つのポイント

150318スマートフォンでGoogle検索を利用した際、検索結果に「スマホ対応」というラベルが貼られているのを見たことがありませんか。これはGoogleが各ホームページを分析し、「スマートフォンからの閲覧に配慮されている」と判断したものに対し、検索結果上で「お墨付き」を与えるといった仕組みです。このように、スマートフォンで閲覧される可能性があるホームページに対して、スマートフォン対応を行うようGoogleは強く推奨してきました。ユーザーにとってより良い検索体験を与える、というGoogleの基本思想からすれば当然のことです。
そしてついに、来る2015年4月21日、スマートフォン対応しているかどうかを検索順位の決定要因に含めることが発表されました。これまでもWeb業界では、スマートフォン対応と検索順位の関連性について噂されることがありましたが、正式に関連性を持たせるとリリースされたことは今回が初めてとなります。
「スマートフォン対応、まだ様子見でもいいかな・・・」
そんな風に思っていた方も、このタイミングに改めてスマートフォン対応をすべきかどうかについて考えてみてはいかがでしょうか。

抑えておくべき3つのポイント

それでは、これから今回のGoogleの発表について整理しながら、幾つかのポイントを確認していきましょう。

1.どういった影響が出るのか?

今回のアルゴリズム変更により、スマートフォン対応が行われているホームページに対し、検索順位上でポジティブな影響が発生します。簡単に言えば、スマートフォン対応が行われているホームページが、そうでないホームページよりも順位決定の際に優遇されるということです。
ただし、この影響はスマートフォン版のGoogle検索でのみ反映されます。つまりPC版の検索順位においては、スマートフォン対応が行われているかどうかは問題ではありません。
以上のことから、今後PC版の検索順位とスマートフォン版の検索順位の間に差異が発生することが予想されます。もしもスマートフォン対応を行わなかった場合、「PCの検索では高い順位を確保できているけれど、スマートフォンの検索ではどんどん順位が下がっていく」というもあり得るということです。

2.どうやって判断されるのか?

では、Googleに「スマートフォン対応が行われているホームページ」として認定され、検索順位上で高い評価を受けるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
Googleは各ホームページがスマートフォンに対応できているかどうか、スマートフォンユーザーから見やすいホームページになっているかどうか(=モバイルフレンドリーかどうか)をチェックするためのツールを公開しています。それが「モバイルフレンドリーテスト」です。

ホームページのURLを入力して「分析」ボタンをクリックすると、プログラムによるテストが行われ、その後検証結果が表示されます。
スマートフォン対応が行われている場合、「問題ありません。このページはモバイルフレンドリーです。」といった内容が表示され、一方、スマートフォン対応が不十分な場合は「モバイルフレンドリーではありません」という警告文が表示されます。
なぜモバイルフレンドリーではないかについて、例えばテキストの大きさや、各リンク領域の余白、あるいはviewport設定などについてコメントが行われます。このテスト結果を見ると、かなり細かい点まで検証されていることが分かります。

また、Googleウェブマスターツールにも「モバイルユーザビリティレポート」といった同様のツールがあり、そちらもどの部分に問題があるのかを教えてくれます。指摘された問題に対して漏れなく対処することで、Googleにスマートフォン対応をしていると認めてもらうことができます。

3.結局どうすればよいのか?

スマートフォンで読まれる可能性があり、スマートフォン上での検索順位において上位を狙って行きたいという狙いがあるのであれば、対処法は簡単です。ホームページのスマートフォン対応を行うこと、ただそれだけです。
Googleは運営・管理の面からレスポンシブウェブデザインを推奨してきましたが、それ以外の手法(例えば別途専用サイト制作など)との優劣はつけないということを明らかにしています。スマートフォン対応の方法は様々です。最も適切な方法を選択し、スマートフォン対応を行うことが求められます。(なお、対応の方法についての詳細はスマートフォンサイト制作ガイドをご覧ください。)

まずは知ることから始めよう

今回の発表は、「公式に」スマートフォン対応を優遇することを明らかにした点においてはユニークですが、その内容自体はこれまでのGoogleの方針と変わりはありません。スマートフォンからの検索結果をより良いものにするために、スマートフォン対応が行われているホームページを評価するといった、極めてシンプルなものです。
普段PCを使っている方にとって、スマートフォンからのアクセスが「おまけ」程度に感じることもあるかも知れません。しかし近年では、非常に多くのホームページにおいて、スマートフォンからのアクセス数の割合が増えています。今やスマートフォン対策が必須とも言われているBtoCビジネスのみならず、BtoBビジネスにおいても、スマートフォン対応が求められるケースが少なからず存在しています。
まずはGoogle Analyticsなどを用いて、スマートフォンからのアクセスがどの程度あるのかについて知ることから始めましょう。4月21日のアルゴリズム変更に向け、早めの対策を行うことが求められています。

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