【サイト制作者向け】サブドメインとサブディレクトリどちらがSEOに良い?
- 投稿日:2017年01月10日
- 作成者:Ozawa
- カテゴリ:SEO
検索エンジンのSEOを利用して、サイトを制作されているというのでしたら、サブドメインとサブディレクトリという言葉をご存知かもしれません。しかしながら、メディアから発信される内容と内容の真実性が重視される今、サブドメインとサブディレクトリについてまで、気にすることなくメディア運営を行っているという方も多いでしょう。今回は、予備知識ということで、サブドメインとサブディレクトリとは何か、学んでいただければと思います。
サブドメインを簡単に解説
まず、サブドメインとは何かということを、簡単に解説していきます。サブドメインとは、下記に記載する「pasokon」と呼ばれる場所のことを、サブドメインと呼びます。そのため、このサブドメインにSEO効果があるのかということで話を進めていくことになります。
http://pasokon.com/
サブドメインを利用すれば、多少のSEO効果は、得られると推測できます。なぜならば、サイトの内容と関連するサブドメインを利用することで、サイトに訪れるお客様に、サブドメインを通してどのような運営が行われているのかアピールすることができるからです。上記の内容であれば、サブドメインにパソコンと記載されているため、パソコン情報が発信されているサイトだと多くの方が感じるでしょう。そのため、自分が知りたい情報が記載されているかもしれないと思い、サイトに訪れてくれる確率が高くなるという事です。
サブディレクトリを簡単に解説
次に、サブディレクトリについて、簡単に解説していきます。サブディレクトリとは、下記に記載するもののことを表します。
http://pasokon.com/pc/
上記のpcという最後の部分が、サブディレクトリとなります。そのため、サブドメインとサブディレクトリでは、大きく利用用途がことなることとなります。サブディレクトリ形式を利用すれば、サブドメインに個別ページを作成できるようになります。そのため、テストマーケティングなどを行う際、サブディレクトリ形式を利用して様々な検証を行っているという人もいるでしょう。サブドメイン形式で個別のテストマーケティングを行う際、1回の検証で、1つのサブドメインが必要ですが、サブディレクトリ形式で行うことで、1つのドメインで複数の検証が可能となります。
このようなサブディレクトリにSEO効果があるのかと言われると、記事の内容次第だと言えますが、できるだけサイトの方向性とサブディレクトリの方向性を合わせることで多少のSEO効果があると言えるでしょう。
サブドメインとサブディレクトリのそれぞれの違いは?
まず、サブドメインとサブディレクトリですが、どちらの方が良いというわけではありません。SEOを考えたサイト運営を考えるのであれば、サブドメインとサブディレクトリの存在は、別のものであると考えておく必要があります。
サブドメインは、ドメインの土台となる部分で、個別ページを作成したとしても、サブドメインを変更することはできません。そのため、サブドメインを取得するときは、サイトの方向性を考えてから契約する必要があります。最初にサイトの方向性を考えずにドメインを取得すると、全く方向性の違うドメインを取得してしまう可能性があります。
一方で、サブディレクトリは、サブドメインの後ろにつくようなものですので、ドメインの内容を変更することができます。言い換えれば、サブディレクトリは、何度でも自分で内容を変更することができます。URLの内容変更ができるというのは、サブディレクトリの特徴だと言えるでしょう。
サブドメインとサブディレクトリは、利用用途によって使い分けるというのが正しい使い方ですので、上記の基本的なことだけ覚えて、他の人に説明できるようになっておきましょう。
SEOを踏まえるとどう使い分けるべきなのか?
サブドメインとサブディレクトリについてSEOを考慮して利用するのであれば、サブドメインは、サイトの方向性と完全に合わせてください。パソコンの情報サイトであれば、パソコンと関連するサブドメインを取得することが基本的なこととなります。また、パソコンに関連するサブドメインを取得して、そこに関連する記事を作成し投稿する場合は、その記事と関連するサブディレクトリを作成しましょう。これにより、パソコンと関連するサブドメインと、パソコンと関連するサブディレクトリによって統一感のあるサイトが完成します。このようなサイトは、SEO的にも良いと言えるでしょう。
最後に
サブドメインとサブディレクトリについて解説しましたが、必ずSEO効果があるというわけではありません。Googleの検索エンジンの基準が分からない以上、もしかしたら評価されていない可能性があります。しかしながら、サブドメインとサブディレクトリを有効に利用してサイトに統一感を出すことは、検索エンジンからの訪問者にとって、良い行動ですので心がけてみてください。