ユーザーの検索に役立つスニペットとは?
- 投稿日:2017年07月26日
- 作成者:Keisuke
- カテゴリ:SEO
Webサイトの運営者であるなら検索スペニットがどれだけ重要なものであるかご存知だと思います。しかしながら、マーケティング担当者でも検索スニペットという用語を知らない方が多いので、具体的な用語や作成方法について説明していきたいと思います。
検索スニペットとは?
そもそも、検索スニペットとは、どのようなものなのか説明すると、検索エンジンを利用した際に「タイトル」と「サイトの説明文」が表示されると思います。これらのことを、検索スニペットと言います。検索エンジンでキーワード検索した際に、自分が入力した検索したキーワードと関連性が高いほど、ユーザーのクリックスルーレートが増加するため、Webサイトがどのようなものか分かりやすく伝えるためにも工夫していくことが求められます。
検索スニペットはどうやって設定する?
検索スニペットの構成要素について説明しておきます。検索スニペットは、過去に3つの要素によって構成されていました。
①ページのコンテンツ
②メタディスクリプション
③DMOZリスティング
しかしながら、2017年6月5日、Google検索結果のスニペットに引用される取得元からDMOZを廃止するという仕様変更を行ったため、検索の表示結果に大きな影響を与えることになりました。つまり、これからはページのコンテンツ、metaディスクリプションからの引用が主流になるということです。それでは、ページのコンテンツとメタディスクリプションが具体的にどのように評価されているのかについて説明します。
①ページのコンテンツ
まずはページのコンテンツによる対策について説明していきます。一見するとページのコンテンツが検索スニペットになることは、非常に良いようにも思えます。サイト内に検索と関連のある語句が入っていれば、それが引用されて表示されるからです。サイト内が基本的に文章コンテンツで構成されていれば、もはや対策の必要はないのかもしれません。しかし、サイト内の構成要素が画像が基本となっており、文章がごく微量だった場合、ページのコンテンツの検索スニペットは、役に立たなくなってしまいます。なぜなら、引用する文章がないため、コンテンツで検索スニペットを作成しようと思ってもできないからです。他にもURLばかりのサイトなどは、ページのコンテンツの検索スニペットは非常 に不利な状態となってしまうでしょう。
②メタディスクリプション
サイト内に文章コンテンツが少なく、上手く引用できない場合は、メタディスクリプションが利用されます。メタディスクリプションとは、サイトの概要を簡単に表した短い文章のことです。検索画面で表示されるため、ページごとに何かしらを設定して入力しておくことが基本となっています。メタディスクリプションの作成の際ですが、クリックスルーレートを上げるために、コンテンツの内容と関係のないものを表示させてはいけません。メタディスクリプションは、コンテンツの内容に応じたキーワードを上手く組み合わせて自然な文章となるように作成してみてください。
ユーザーの検索に役立つスニペットの作成方法
今回は、誰でも実践できる正しいメタディスクリプションの作成方法についてご説明いたします。
①大切なキーワードは、前方に設置する
基本的に、メタディスクリプションを作成する場合は、文章の前方に設置すると良いとされています。これは、通常のキーワードを考える時と同じことで、メタディスクリプションの作成でも同様のことが言えます。重要なキーワードが前方にあれば、訪問してくれるユーザーに対して、どのようなサイトなのかということをアピールすることができます。文字数に決まりはありませんが、デバイスによって表示の仕方が異なりますので、事前にどのように表示されるのか知っておくことで、デバイスごとのバランスを把握することができます。
②文章を冗長的に書かない
サイトの説明文となるメタディスクリプションですが、物事が簡潔に伝わるように書いてください。冗長的に書いてしまうと、サイトの訪問者がどのようなサイトなのか分からず、クリックスルーレートを下げてしまう原因となってしまう可能性が高いです。もし、日常的にライティング業務をしており、作業に慣れているなら決して難しいことではないでしょう。
最後に
検索スペニットに正解はありません。そのため、メタディスクリプションを書き終わった後は、自分のサイトがどのように表示されるのか、確認してみることをお勧めします。書き手視点ではなく、読み手視点に立った時、読みづらさや言葉の一貫性は失われていないか確認することで、言葉が読み手に対してストレートに伝わるようになります。ちょっとした工夫で、クリックスルーレートは上げられるので、1件でもコンバージョンが得られるように工夫できることろから施策を考えて実行していくことをお勧めします。