その後AMPはどうなった? ~最近のAMPの動き~

AMP
2年ほど前に当ブログでもAMPについて取り上げたことがあります。
https://www.site-shokunin.com/blog/other/2212.html
 
当時は、技術的に容易ではなかったことやSEO的にあまり効果が期待できなかったので、特に急いで対応する必要はないとお話しました。そのため、AMPに対して、なにも対応しなかったという企業も多いでしょう。その後、AMPの動きはどうなったでしょうか?

今回は、AMPの最新の現状や今後、どのような動きになっていくのか、具体的な動向についてご紹介します。
 

AMPとは?

そもそも、AMPとは、どのようなものであったか簡単におさらいしましょう。AMPとは、Accelerated Mobile Pagesという、Googleが推進しているモバイルページを高速に表示させるための手法によって作成されているコンテンツのことです。

IMG_amp2モバイル環境で、Googleで検索した際、カミナリマークが出てくるページは、AMP対応済みのページです。AMPへと変更することで、通常記事の約4倍の速さでコンテンツを表示できます。
 
その結果、ユーザビリティが上がるため直帰率が下がり、ホームページ全体のコンバージョンを上げることができます。また、ウェブページの高速表示により、従来よりも確実に広告収益のアップが期待できます。
 

AMPの世界の現状

すでに世界では、AMPに対して興味深い発表がおこなわれています。オランダのアムステルダムで2月13~14日に開催された AMP Conf 2018の基調講演による、世界の現状は下記の通りです。
 
・3,100 万のドメインが AMP ドキュメントを発行している。

・検索に出てくる AMP ページのクリックの 60% 以上が、ニュース以外のホームページである。

・検索ユーザーのAMP ページの滞在時間は、2倍に増加している。

・AMPを導入したことで、コンバージョンが2倍に増加している。

・Twitterでも非AMPページと比較すれば、AMPページは、読み込みが遅いことによる離脱が10%減っている。
 
セッションは、世界へライブ配信され YouTube に録画がアップロードされています。興味がある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLXTOW_XMsIDSl5iyPxgtEI0ts5HfBTH8c
 

AMPの最近の技術

発表当初は、色々と制限があったAMPですが、その後改良が重ねられたことで、かなり導入しやすくなっているようです。
 

amp-bind

amp-bindが公開されたことで、インタラクティブな機能をAMPで使えるようになりました。具体的には、下記のことをECサイトで実現できます。
 
・商品のカラーとサイズを選択できる。

・ページをリロードせずに、サイト内検索できる。

・商品を並べるときに異なる表示形式を切り替えられる。つまり、リスト表示など、任意のものに変更できる。
 
上記は、ほんの一例ですが、AMPの対応度が大きく上がっています。これにより、ECやトラベルサイトなどで導入が増加し、コンバージョン率のアップや費用対効果のアップに成功する企業が増えてきました。
 

AMP Stories

AMP Storiesにより、動画を使ったリッチなビジュアルやアニメーションを用いたストーリー風コンテンツでユーザーが手軽にみられるコンテンツを提供しました。

スマフォの出現によりユーザーのコンテンツ閲覧が簡易的になっている今、AMP Storiesのような技術を導入し、興味や関心を持続させる取組みが大切です。この機能は、モバイルに限定されずPCでも利用可能です。
 

プラグイン

WordPress のプラグインが大幅に改善されています。プラグインを利用すれば、5分ほどでホームページ全体をAMP化できます。

https://ja.wordpress.org/plugins/amp/

ちなみに、プラグンを使ってAMPを導入すれば、下記のメリットがあります。
 
・トップニュース枠のカルーセルを表示できる。

・AMP表示によって訴求力がアップする。

・広告の表示スピードがアップするため、従来よりもGoogleアドセンスやアフィリエイト広告などの広告収益がアップする。
 

JavaScript

現時点ではAMPでJavaScript を利用することはできません。しかしJavaScriptは、さまざまなホームページで当たり前のように利用されています。この問題を解決しなければ、まだまだAMPの実装が本格化することはないでしょう。

Googleのエンジニアは、今後Web Worker という仕組みを使って AMP で JavaScript を使えるよう取り組んでいることです。
 

まとめ

Googleのランキング条件のひとつに「表示速度が速い」ことがあるので、AMPであるか、というよりは「速い」ということにおいてAMPは有利だと言えます。
 
またSEOとは直接関係なくとも、ユーザビリティを向上させることにより、直帰率が下がる、コンバージョンが増えるというのは、ホームページ担当者の目指すところのひとつに間違いないでしょう。
 
これからホームページの改修を予定している企業は、AMPの採用を検討してみるのもありかもしれません。

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