インデックス数とは？SEOへの影響について解説

投稿日：2022年09月06日
作成者：machimura.t
カテゴリ：SEO

SEO対策に関心のある方は「インデックス数」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。多くの方がインデックスは、その数が多ければ多いほど、良いものであると思っています。果たしてSEOとどのような関係があるのでしょうか？
今回は、そんな「インデックス数」の概要や具体的なSEOへの影響、数を増やすためのポイントについて解説していきます。

インデックス数とは

インデックス数とは、現在公開しているページのなかで、検索エンジンに認知されているページ数のことです。そのため、Web上で公開した100ページのうち、50ページが検索エンジン上で登録されているのであれば、その50ページがインデックスされているということです。インデックスの数は、Googleのクローラーがインターネット上に存在するWebページのデータを収集し、検索エンジンのデータボックスに格納することで、正式にインデックスされます。

実際のインデックス数については、Googleの検索エンジンを開いて「site:」に続いて自社サイトのドメインを入れることで、インデックス数の目安を調べることができます。正しい数について知りたければ、Google Searchコンソールのインデックスステータスを見ることで、調べることが可能です。

インデックス数はSEOに影響する？

インデックス数50のサイトとインデックス数500のサイトを比べれば、インデックス数が多い方がSEOに強い傾向があります。しかし、闇雲にインデックス数を増やせばいいというわけではなく、質の高いコンテンツを増やしていくべきといえるでしょう。
たとえば、書籍を作成する場合、100ページと1000ページの本があった場合、どちらの方が手に取ってもらいやすいでしょうか。おそらく、厳選された100ページの方が手に取ってもらいやすいでしょう。つまり、1000ページの本をより買ってもらうために、2000ページ、3000ページとページ数を増やしても買ってもらえることはありません。

この視点については、Webサイトにもいえることです。インデックス数を増やすために、リライトによって作成した1000ページのサイトよりも独自の視点でまとめられた100ページのサイトの方がきっと読みやすいはずです。そのため、検索エンジンからの影響を考えながら、インデックス数を増やしていきましょう。

インデックス数を増やす際のポイント

次に、インデックス数を増やすにあたって、有益なポイントについて説明していきます。

有益な情報を掲載する

インデックス数を増やす場合は、すべてのコンテンツをユーザーにとって役立つものにしましょう。どこかのサイトのリライトページを増やしても、Googleからは良い評価を受けることはできません。どうすればGoogleから有益で、ユーザーにとって役立っていると思ってもらえるか、コンテンツの構造をしっかりと考えましょう。

重複するコンテンツは作らない

自社サイトのなかに重複ページは存在しないでしょうか。たとえば、URLが異なれば、Googleは違うページとして認識します。その場合は、URLの正規化を行って、重複することがないように統一していく必要があります。
また、ページの評価を分散させたくない場合は、canonicalタグや301リダイレクトを設定して、正しい方法で正規化を行っていきましょう。

質の低いコンテンツは削除するかnoindexを使用する

Webサイト上にたくさんのコンテンツを公開していると、非常に情報が古く、公開していても役に立たないものも存在してきます。そのようなコンテンツについては、削除するか、noindexを使用して、サイトの評価を下げないようにSEO対策を行っていきましょう。

まとめ

今回は、インデックス数とは、いったいどのようなものなのか、検索エンジンへの影響や、その数の増やし方のポイントについて解説しました。インデックス数は、その数が多ければ多いほど良いと断言することはできません。なぜならば、リライトページをたくさん増やしてインデックス数を増やしてもサイトの評価は上がらないからです。
インデックスするだけに着目するのではなく、Googleやユーザーにとって、役立つページを少しでも公開できているかに着目することで、サイトの評価は着実に高まります。もし、サイトの評価を上げたい場合は、コンテンツの作成方法から見直してはどうでしょうか。

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