SSLを更新しないとどうなる?
いつもサイト職人をご利用いただきましてありがとうございます。
今回はサイト職人ではなく本番サーバに関するお話です。ユーザー様から「公開しているホームページが表示されない」とお問い合わせいただき、状況を確認しようと本番サイトのURLに接続すると、赤いビックリマークと警告文が表示されています。さて、どうしてこんな表示になってしまったのでしょうか。
SSL対応済みのページとは
ブラウザのアドレスバーを見ると表示中のホームページがSSL対応済みかどうかが分かります。
URLが「https」から始まっているものは対応済みで、URLの頭には南京錠のマークがついています。(ブラウザによってデザインが異なります。)
Chromeの場合、アドレスバーの南京錠をクリックするとSSLサーバ証明書の詳細が確認できます。
選択項目の「この接続は保護されています」を選ぶと接続の詳細が表示表示され、一番下の「証明書は有効です」をクリックすると「証明書ビューア」が表示されます。
そもそもSSLって何?と思われた方は、下記のブログ記事をご参照ください。
今さら聞けない!SSLって何?なんで導入が必要なの?
https://www.weblab.co.jp/blog/staff/seo/2037.html
簡単に端折って言えば、ドメインの安全性や所有者が実在しているかといったことを証明するものです。
SSL証明書には有効期限がある
SSL証明書を取得し、ホームページもSSL対応するようにページ内の記述を編集し、サイトを構築するとSSL対応済みのページとなります。
SSL証明書の取得は無料の場合もありますが、料金は様々です。本番サーバをご利用のサーバ業者やご契約のプラン等により異なります。認証レベルが高くなるとサイトの信頼度が高くなり、それに伴い料金も高くなる印象です。
SSL証明書には有効期限があります。前出の「証明書ビューア」からもその期日を確認することができます。
有効期限が近づいてくると更新手続きが必要となり、サーバー会社から事前に案内のメールが届いたりがあると思います。(自動更新されるタイプのものもございます。)
サイト職人のオプションとして弊社で本番サーバをご利用の場合には、サポートから更新のご案内を差し上げています。
SSL証明書の更新をしなかったら…
いよいよ本題となりますが、この更新手続きを行わず、有効期限を迎えてしまうと、サイトが正常に表示されなくなってしまいます。まず表示されるのが、ビックリマークと警告文です。
上の画像はChromeでの表示ですが、その他のブラウザでも似たような画面です。このような画面がいきなり表示されますと、閲覧者に不信感を与えてしまいかねません。そのまま「セキュリティに保護されたページに戻る」ボタンを使用して離れていってしまうと考えられます。
この警告を無視してホームページを表示させる方法もあります。
画面左下の「詳細設定」をクリックすると詳細が表示されますので、その最下部にあるテキストリンクをクリックします。
こちらも(安全ではありません)との警告付きで、クリックするのが躊躇われるテキストですね。
いかがでしたでしょうか。
ホームページをSSL対応されていましたら、有効期限を迎える前にSSLサーバ証明書の更新手続きをお忘れになりませんように。アドレスバーに南京錠の付いた信用される状態を保って、サイトを訪問する閲覧者の信用も保っていただければと思います。
サイト職人を使っている中で疑問に思っていること、取り扱って欲しい題材などありましたら、ぜひサポートまでお知らせください。ご意見、ご感想もお待ちしております。
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