再度ログインを求められた?!
いつもサイト職人をご利用いただきましてありがとうございます。
春は年度替わりの時期でもあり、サポート宛に「ホームページの更新担当者が変わりましたので」「久しぶりに更新しようと思いますが」といったご相談事が通常よりも多くなります。それに付随するように多くいただくお問い合わせが「ログインボタンを押したら、もう一度ログインを求められた」「テストサイトを開こうとしたらユーザー名とパスワードの入力欄が出てきた」というものです。今回は、そんな春にありがちなお困りごとのお話です。
ログインを求められた場面
サイト職人管理画面に入るには、まずログイン画面で「ステージングサーバURL」「ユーザーID」「パスワード」の3項目を入力し「ログイン」ボタンを押します。すると上部に小窓が開き、そこにまた「ログイン」と表示され「ユーザ名」と「パスワード」の2項目の入力が求められます。
■バージョン10のログイン画面
■ログインボタンを押して開く小窓
ですがこのログイン情報、いつも同じパソコンからホームページの更新を行っていると、既に入力されていたり、空の場合でもクリックすると候補の文字列が表示されたりして、改めて確認することなく「Enterキーを押すだけ」になっていないでしょうか。
ところが、新しいパソコンに買い替えたとか、ホームページ更新作業のご担当者が代わったとか、いつもと違う端末からログインしようとすると入力欄が空になっていて、何を入力していたのか記憶がない。あるいは○○○○.site-shokunin.netというステージングサイト(テストサイト)を開こうとしたら、ログインと書かれた小窓が開いたが、いつもはこのようなものはなく情報を入力した覚えもない、というようなことはないでしょうか。
サイト職人のログイン画面で再度ログインを求める小窓、ステージングサイト閲覧時に開く小窓、これらは「Basic(ベーシック)認証」です。
Basic認証で入力する情報
このBasic認証に入力するユーザ名とパスワードは、「お客様サイト職人管理情報」としてユーザー様にお伝え済みですが、これを入力するという場面はあまりないかもしれません。
というのも、Basic認証は一度認証されてしまえばそのままブラウザを閉じるまで有効で、認証成功後に違うサイトに行き来してまた戻ってきても、再び情報入力を求められるようなことはありません。またブラウザを閉じてしまっても、ユーザー名とパスワードはブラウザに保存することができますので、ブラウザを立ち上げ直した時も入力欄が空になっているような場面はあまりないでしょう。(ただし、ブラウザ側での保存はあくまでブラウザに依存する機能なので、ブラウザの種類やバージョンなどの他、様々な要因で「必ず」「ずっと」保存されるものではありません。)
いつもブラウザに任せて意識せずに入力している情報なので、いざ空欄になった状態に出くわしてしまうと「ここには何を…?」ということが起こりがちです。
そんな時は、サイト職人導入時にお渡ししている情報シートをご確認ください。そちらに各情報が記載されています。
もう一つの役目
Basic認証は、ログイン情報が分からないとそこから先に入ることができないので、セキュリティ対策として使われることはもちろんですが、もう一つの役目があります。それは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索にかからないようにすることです。
Basic認証がかけられたページはユーザー名(ID)とパスワードが分からないと閲覧することができませんので、検索エンジンのクローラーであっても同様で、巡回してきても中身を見ることができません。
ステージングサイトは公開されないものですので、検索結果に表示させたくありません。そこでBasic認証をかけることで検索されなくなりますから、サイト職人には必要な機能と言えます。
いかがでしたでしょうか。
今回は春によくあるお問い合わせとして、Basic認証についてお話させていただきました。春に限らず何かが変わる時には、「いつもの」という無意識の行動に気が付きます。その度「どうしてたっけ?なんだっけ?」と確認しながらになってしまうのも致し方なし、でしょうか。
サイト職人を使っている中で疑問に思っていること、取り扱って欲しい題材などありましたら、ぜひサポートまでお知らせください。ご意見、ご感想もお待ちしております。
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