指示代名詞の多用に気をつけよう
- 投稿日:2013年10月30日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:HTML
ホームページ上で使う文章では、遠まわしな言い方は読みづらくなるため、避けるほうが良いとされています。
遠まわしになってしまう書き方はいくつかありますが、指示代名詞の多用もそのひとつです。
指示代名詞とは、事柄や場所を意味する名詞の代替語です。
以下で例をあげますので確認してみましょう。
指示代名詞の例
ここ、あれ、あそこ、そこ、それ、これ
指示代名詞を使用した文章例
■悪い例
○○商店は若者に人気があります。この店では主に雑貨や家具を扱っています。
■良い例
○○商店は若者に人気があります。主に雑貨や家具を扱っています。
指示代名詞がないと文章的にわかりづらい場合を除いては、できるだけ使用を控えてみましょう。無くても前後の文章のつながりから、読み手も違和感がなくなります。
指示代名詞を取り除く方法としては、使わないように意識しながら文章を書くか、文章を書き終えたあとの全体のチェック作業時に見つけたら取るようにしましょう。ただ取ってしまうのではなく、文章のつながりを優先するようにします。
固有名詞そのものを指示代名詞の代わりに使っても良いですが、こちらも多用は避けるようにしましょう。
文章担当者が確認、修正するのが一般的ですが、Web制作時に最終的な確認を行うとさらに効果的です。
指示代名詞を減らすメリットとしては、少ない文字量で簡潔的に表現できること、リズムがよくわかりやすい文章になることです。