参考になるWebマーケティングの心理学
- 投稿日:2016年07月15日
- 作成者:Keisuke
- カテゴリ:マーケティング
今回は、Webマーケティングにおいて、参考になる心理学について解説していきたいと思います。様々な心理を知ることで、お客様に本当の意味で価値を提供できるようになりますので、正しく利用していきましょう。
初頭効果
初頭効果とは、最初に受けた印象は、記憶に残ることを表しています。例えば、初対面で非常に親切にされると親切な人というイメージを相手の人は持ちやすくなるということを表しています。
これを、Webマーケティングで利用するならば、自社のホームページを運営する際に、メールアドレスの登録などをしてもらうために、資料の提供を行うことがあるでしょう。提供する資料を、お客様の本当の意味で価値があると実感できる作品を作成しておくと、あとあと、これだけの資料を提供していただけるのであれば、お客様がサービスを利用してみたいと考えるようになります。
返報性の原理
人は、無償で何かしらのことをしてもらった際に、何かしらのお返しをすることが必要であると考えます。このような人の気持ちのことを返報性の原理と呼びます。
例えば、ホームページでお客様の役に立つコンテンツを提供していると、お客様はいつも参考になる情報に感謝するようになるでしょう。お客様もいつも情報をいただいてばかりでは申し訳ないですので、サービスを利用することで、感謝の気持ちを伝えようとします。
ハロー効果
これは、1つの印象によって、様々なことが関連することを表しています。例えば、ホームページを閲覧した際に、お客様のために分かりやすいWebサイトの構成にしているのだなとお客様に実感していただくと、そのWebサイトから閲覧できる情報が、分かりやすいWebサイトの構成になっていると思うようになるのです。
バンドワゴン効果
バンドワゴン効果とは、この方法がインターネットで利用されるようになったと聞くと、その方法を知った人がインターネットなどで情報を説明したりすることがあると思います。みんなが行っていると聞くと、物事などを好意的にとらえる傾向がありますので、そのようなことをバンドワゴン効果と呼ぶのです。
インターネットでオウンドメディアが行われていると聞くと、オウンドメディアに関する様々な情報が解説され、そのコンテンツを読んだ人が自分で行おうとするでしょう。つまり、そのような方法を行うことで、良くなると思っているからこそ行うわけです。先ほど説明したことと、同じことが言えます。
ザイオンス効果
何かしらのことで、接触回数が増えることで、相手に好感を持ちやすくなることをザイオンス効果と呼んでいます。これを、Webマーケティングで利用するならば、メールマーケティングなどを行う場合、毎日、お客様に信頼されるようなメールを配信することで、お客様との接触回数が多くなり、信頼を得やすくなります。
カクテルパーティ効果
この言葉は、様々な会話が行われる場所で、自分の参考になる情報があれば、しっかりと情報が聞こえてくることを表しています。例えばメールマーケティングでは、お客様の名前を表示させることができるでしょう。お客様の名前を表示することで、あなたに情報を伝えているのですよということを伝えやすくなります。
確証バイアス
確証バイアスは、先入観があった場合、新たに情報が入ってきたとしても、自分の先入観が正当であることを証明するための情報だけを拾うことで、自分の先入観は間違っていなかったと考えることを確証バイアスと呼びます。これを、Webマーケティングで利用するならば、ホームページを作成する際でも最初の印象というのが大切だと言うことが理解できるでしょう。お客様に、非常に参考になるホームページだという先入観をもっていただくことで、情報発信をした際にしっかりと読んでいただけるようになります。
バーナム効果
この言葉は、誰にでも当てはまるような言葉を、あなたは、○○な人ですよね?と説明することで、お客様に自分のことを理解していると思わせることを表しています。
これを、Webマーケティングで利用するならば、ホームページなので、あなたは、○○な人で、このようなことを考えていますよね。というように伝えることで、信頼を得やすくなり自社のサービスを利用していただきやすくなります。
決定回避の法則
この言葉は、お客様にたくさんの選択肢を提示しすぎると、どの選択肢を選んで良いか分からなくなることを表しています。これを、Webマーケティングで利用するならば、お勧めのサービスを分かりやすく提示してあげることで、お客様はあなたのサービスを利用しやすくなるでしょう。