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Googleアナリティクスを使いこなすための基礎知識

20190405既にご存知とは思いますが、Google Analytics(アナリティクス、以下GA)は、Googleが無料で提供している高性能なアクセス解析ツールです。

以前ブログ記事で、「GAで最低限確認するべきポイント」として、使い方を紹介させていただきましたが、そもそも似たような用語多くて分かり辛い方も多いと思います。今回は混乱を招きやすい似た用語を説明します。

 

GA用語の説明

まずは、GAで頻繁に登場する用語を確認していきます。

セッション数(=訪問数、アクセス数)

セッション数とは、ホームページを訪れたユーザー数のことです。ただし、ある期間の中でホームページを訪れたユーザー数であるため、1人のユーザーがホームページ内のあちこちを見て回っても増えません。そのため、最終的なセッション数は、1とカウントされます。

よくページビュー数と間違えられる用語ですので、ホームページへ訪問したユーザー数である点について、しっかりと押さえておきましょう。

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PV数(ページビュー数)

PV数(ページビュー数)とは、閲覧されたページの合計数のことです。同じセッションで同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。

ユーザー数

ユーザー数とは、期間中に 1 回以上のセッションを開始したユーザー数のことです。期間内に再びセッションを開始してもユーザー数は増えません。ユーザーの数を把握する際に、非常に便利な指標です。

ページ別訪問数(ユニーク ページビュー)

ページ別訪問数(ユニーク ページビュー)とは、1ユーザーが任意のページを閲覧した回数のことです。同じセッションで同じユーザーが同じページを何度表示しても、1とカウントされます。

同じ期間内に新たなセッションが開始されても、同じユーザーの場合、ページビューは増えません。ユーザー動向を計測する指標であり、特定のページが1回以上表示されたセッション数を集計していることを覚えておきましょう。

クリック数

クリック数とは、計測対象をクリックした回数のことです。同じセッション内で同じユーザーが同じボタンをクリックした場合でも、クリック数は増えます。そのため、同じユーザーであるかどうかは一切考慮されないため、クリック数が多い場合はその中身についても調べることが大切です。

閲覧開始数

閲覧開始数とは、ユーザーがホームページにアクセスしたとき、任意のページを最初に閲覧した回数のことです。この指標により、初回の閲覧回数を計測できます。

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平均セッション時間

平均セッション時間とは、ユーザーのホームページ内での平均滞在時間のことです。この指標により、ユーザーの平均的な滞在時間がわかります。

平均ページ滞在時間

平均ページ滞在時間とは、1ページあたりのユーザーの滞在時間のことです。ページ毎に測定可能であるため、解析・改善時に参考にしましょう。

直帰率

直帰率とは、初めてホームページを訪問した後に、他のページに行くことなく離脱したセッションの割合のことです。直帰率が高ければ、ユーザーがコンテンツに興味を示していないということです。

離脱率

離脱率とは、ページに訪れたセッションに対して、そのまま離脱してしまった割合のことです。セッション中で、最後の表示ページとなった割合を意味します。直帰率と離脱率では、計測内容が異なりますので注意してください。

トラフィック

トラフィックとは、流入経路のことです。GAでは、以下の3種類に分類されています。
 
・チャネル
Organic Search、Direct、Referral など、検索したのか、直接なのか、どこかからリンクで訪問したのかを表します。
 
・メディア
Google、yhaoo、bing など、どの検索エンジンから訪問したのかを表します。
 
・参照元
XXX.com、ZZZ.jp など、訪問前にどのホームページを訪れていたかを表します。
 
トラフィックを調べれば、ユーザーがどこからアクセスしているのか、その動向について知ることができます。

 

直帰率と離脱率の違い

ウェブ解析士の試験でも、直帰率と離脱率の違いについて頻繁に問われます。覚え方は、とっても簡単です。私は、試験の際、“そのまま直帰。いくつか閲覧後に離脱”と覚えていました。計算公式について覚えておけば、より理解が深まります。
 
・直帰率 =次への閲覧なしで離脱された数÷ページのセッション
・離脱率 =計測ページの離脱数÷特定ページのページビュー
 
このように、セッションなのか、ページビューが基準となるのかというところに大きな違いがあります。

 

滞在時間の落とし穴

GAを見れば、滞在時間が簡単にわかります。代表的な滞在時間に関する指標は、下記の通りです。
 
・平均滞在時間
・平均セッション時間
 
必ずしも、短いから悪い、長いから良い、というわけではありません。なぜ、そのようにいえるのでしょうか。たとえば、ホームページを閲覧しているとタブが複数表示することはありませんか。

複数タブで表示した場合、放置で長くなることがあります。滞在時間が長くなる要因として、情報を探し辛くて長い、短い要因としてはパッと見て分かったので短いといったことが考えられます。そのため、平均値の推移で見ることも大切です。

 

まとめ

まずは、GAの数値が何を示しているのか、指標の意味を理解しましょう。そして、それらのデータを分析し、ホームページの改善へと繋げられるよう目指しましょう。解析改善に関するスキルを習得できれば、自社はもちろん、外部企業のマーケティングにも協力できるようになります。

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