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サイト職人スタッフブログ

Webサイト作成にも役立つ心理効果5選!

3月31日公開_青木(マーケティング)Webサイト作成にも役立つ心理効果5選!ある商品やサービスだけを特にオススメしたい時、どうアピールしていったらいいか迷いますよね。そんな時、心理学に基づいた理論を利用すると、ユーザーにも興味を持ってもらいやすくなります!

 

たとえば、たくさんの本を読んでいる人を見ると、「自分よりも知性に溢れる人に違いない」と判断してしまうことはありませんか?これは、事実よりもひとつの事象のイメージが先行するハロー効果と呼ばれる心理効果で、上手く利用すればマーケティングで役立てることができます。今回は、Webサイトの作成に役立つ5つの心理効果について解説していきます。

 

代表的な5つの心理効果

心理効果にはさまざまな種類がありますが、主に下記のものが初心者でも利用しやすいです。

 

心理効果一覧

  • アンカリング効果
  • クレショフ効果
  • ストループ効果
  • 選択肢過多効果
  • レストルフ効果(孤立効果)

 

ここでは、それぞれの心理効果の特徴について順番にご説明します。

 

アンカリング効果

アンカリング効果
アンカリング効果とは、最初に提示された印象的な情報が意思決定時に影響を与える現象のことです。たとえば、最初に通常価格を出しておけば、そのあとに割引価格を見せることでより安く感じさせることができます。

 

ただし、その商品の通常価格が知れわたっており、相手が相場に対して深い知識を持っている場合は、大きな心理効果は期待できません。他にも、アンカリング効果を利用する際は二重価格表示について注意しなければいけません。

 

二重価格表示とは、相場とかけ離れた比較対象とならない価格表示を行うことです。やり方によっては、不当表示になりますので表示価格は適正なのか十分に配慮してください。

 

クレショフ効果

クレショフ効果
クレショフ効果とは、画像に意味を生み出してしまう現象のことです。そのため、複数の画像や映像を並べられると、それが何も関係性をもっていなくても、「何か関連する意味があるのでは?」「明確なストーリーが存在するのでは?」と一定の解釈を連想する心理効果が働きます。

 

たとえば、家族向けの商品なら家族が笑顔で並んでいる画像を用いることでお客さまにブランドイメージを効果的に伝えることができます。

 

ストループ効果

ストループ効果
ストループ効果とは、文字の意味と色など、同時に目にする二つの情報が干渉してしまう現象のことです。では、簡単に視覚を用いたテストをしてみましょう。

 

上記の画像を左から順番に声に出して読んでみてください。「あかいろ」「きいろ」「あおいろ」「くろいろ」ですね。冷静になれば簡単ですが、少し言い間違えてしまったという方や脳で処理するのに少し時間を要したという方もいるでしょう。

 

これは、ストループ効果の色と文字の干渉によって起きています。つまり、文字と色が整合性のとれたものにしなければ、お客さまにストレスを与えてしまうことになります。

 

たとえば、ユーザーに大特価商品に関するバナーリンクをクリックさせるのなら、アクセス先で「本当に安い商品が並んでいる!」と思わせる必要があります。この場合ならストループ効果によって、「お得な情報が見られる」という感情と「実際は、お得な情報が並んでいない」という事実が干渉し、Webサイトからの離脱につながります。

 

選択肢過多効果

選択肢過多効果
選択肢過多効果とは、選択肢が多いと逆に選べなくなってしまう現象のことです。こちらの心理効果を回避するには、アピールしたいものだけ数点選び、あとは一覧等で見せる方法が有効です。

 

人は、選択肢があまりにも多すぎると選択する意欲がそがれてしまうため、“選ばない”というマイナスな選択を回避するためにも、商品表示の仕方には最大限配慮しましょう。

 

レストルフ効果(孤立効果)

レストルフ効果(孤立効果)
レストルフ効果とは、物が多くある中で、異質のものがあると目につきやすいという現象のことです。

 

たとえば、ランディングページへつながるバナー広告のクリック率が低い場合、レストルフ効果を有効に利用できていない可能性が高いです。おそらく、対象となるバナー広告が目立っておらず、周囲に埋もれてしまっているのでしょう。その際は、周りのコンテンツと比べて際立っているかについて確認しましょう。

 

まとめ

弊社ブログにて、今回挙げた以外の効果についても取り上げています。表題でも述べたハロー効果や心理学の世界でも有名なバンドワゴン効果などについては、こちらを合わせてご覧ください。

心理効果をうまく活用すれば、ユーザーに商品やサービスを有効的にアピールできます。利用する時には、ユーザーを疑心暗鬼にさせたり、信頼感を損ねないように気をつけましょう。

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