【SEOの内部対策】内部リンク設計を見直そう!
- 投稿日:2018年06月11日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:SEO
検索エンジンから集客する場合、外部対策と内部対策を講じることで、クローラーが巡回しやすい仕組みを構築する必要があります。SEO対策は、外部対策と内部対策に分けられますが、その中でも内部対策は、自分自身で対策できることから、すでにたくさんのノウハウが出回っています。
一口に内部対策と言っても、様々な項目がありますので、今回は内部リンクについて触れていきます。
そもそも内部リンクとは?
そもそも、内部リンクとは、一体何なのでしょうか?内部リンクとは、自社のホームページの中に貼られたリンクのことです。内部リンクがあれば、クローラーに巡回を促すことができます。
内部リンクと外部リンクの大きな違いは、自分で対策できるということです。外部リンクは、自分で設置することはできませんが、内部リンクは、誰かの許可を得なくても設置できます。そのため、設置場所やアンカーテキストに使用する情報なども、自分ですべて決めることができます。
内部リンクのSEO的効果
ホームページを立ち上げたばかりだと、「内部リンクを貼り巡らす余裕なんてない。」と思われるかもしれません。確かに、過去に執筆した記事から、関連する記事を探すのは、非常に手間です。
その記事のURLを取得し、関連記事として貼り付けるのは、かなり大変でしょう。しかし、地道な内部対策ではありますが、実践することで高い効果が得られます。その効果は、下記の通りです。
クローラーの巡回のしやすさが高まる
ホームページ内に内部リンクを貼り巡らすと、クローラーが巡回しやすくなります。逆に、内部リンクを貼り巡らしていないホームページは、クローラーが巡回できません。そのため、記事を作成しても、なかなかインデックスされません。
内部リンクを貼り巡らすことで、クローラーに対して、新しい記事を更新したことを認知させられるため、通常よりもインデックスされやすくなります。
「被リンク」として外部リンクと同様の効果
内部リンクには、外部リンクと同様の効果があります。よく外部に貼られたリンクによって、特定の記事が上位表示することを“被リンク効果”といいますが、まさにあれと同じことです。
もし上位表示させたいページがあるのなら、関連記事として内部リンクで集中的にドメインパワーを送ることで、特定の記事への被リンク行為となり、外部リンクと同様の効果が得られるようになります。
しかしながら、内部リンクのドメインパワーが弱ければ、被リンクとしての効果も弱くなるため、コンテンツの質を高める努力も一緒にしていきましょう。
内部リンクの貼り方のポイントは?
現在、あなたが内部対策についてまったく興味を示していなかったとしても、今後、必ずすべてのページをリライトして内部リンクを貼り巡らすようになります。
記事の数が増えるほど、修正作業の手間が大きくなってしまうため、できるだけ早く下記のポイントを意識しながら内部リンクを貼り始めましょう。
関連するページから内部リンクを貼る
一番実践しやすい方法として、“関連するページから内部リンクを貼る”というものがあります。イメージとしては、内部リンク先に詳しい記事が掲載されているため、関連記事として紹介するというものです。
内部リンク方法は、いろいろとありますが、この方法が一番実践しやすい方法でしょう。
アンカーテキストの最適化
内部リンクを貼る場合は、アンカーテキストの最適化しましょう。
ひとつ目のポイントは、アンカーテキストにもキーワードを入れることです。
たとえば、この記事を他のSEO関連のページに載せたとします。
記事の要約文の後に、「詳しくはこちら」と載せるところを「【SEOの内部対策】内部リンク設計を見直そう!はこちら」といったようにキーワードを含めてあげます。
クローラーはこういったテキストを読み取って、リンク先のページとの関連性をチェックしています。検索エンジンに正しく評価してもらうためにも心掛けるようにしましょう。
また、せっかく内部リンクを設置したとしてもURLが間違っていたら、作業をした意味がありません。頻繁に起きがちなのは、URLの設置ミスです。
よく起きがちなミスは、下記の通りです。
- スマホとパソコンでURLが異なるため、設置ミスが起きる。
- wwwあり・なしで、人によって使用するURLが異なる。
同じコンテンツであるにも関わらず、URLが別々に存在していると、十分なSEO効果を得ることが難しくなってしまいます。また、URLが複数存在していると、どちらを採用するべきなのか迷ってしまうでしょう。そんなことが起きないように統一しておきましょう。
クローラーが巡回しやすい構造にする
ホームページには、サイトマップがありますが、あれは、クローラーが巡回しやすいように内部リンク先を一覧でまとめています。あのように、クローラーが巡回しやすい仕組みや構造を作る必要があります。
重要なページに対してアンカーテキストが貼られておらず、構造に問題のあるパンくずリストを設置してしまうと、リンクが偏り適切にインデックスが促されなくなります。
最後に
内部リンクは、ホームページのメインとなっているコンテンツに関連するページへのリンクが基本です。上手く内部リンクを貼り巡らすことで、検索結果で上位表示させたい記事の検索順位を押し上げられる可能性が高まります。内部リンクは、手軽に調整できる部分なので、ぜひ見直してみてはいかがでしょうか。