今さらだけどなるはやでSEOについて知りたい(後編)
- 投稿日:2018年08月27日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:SEO
前回の『今さらだけどなるはやでSEOについて知りたい(前編)』で基本的なSEOの知識は、深まったでしょうか?今回は、その後編をご紹介します。
SEOの外部対策
SEO内部対策が完了したら、次は外部対策に取り組みましょう。外部対策とは、自社のホームページの被リンク、外部から自社ホームページへのリンクを集めることをいいます。SEOの外部対策において大切なのは、被リンクの質と数です。
被リンクの質と数を良質なものにするためにできることは、下記の通りです。
・良質なコンテンツを作成する
コンテンツを制作する時に、上位表示させたいキーワードについて、訪問者が必要と感じている情報の記事を充実させましょう。良質なコンテンツを作成すれば、自然と外部リンクが増えます。
・SNSで拡散する
次に、制作したコンテンツは、SNSで積極的に拡散してください。しかしながら、SNSで情報発信しているだけでは、誰も拡散してくれないため、普段から周囲の人達とコミュニケーションをとるようにしてください。
・SNSで拡散しやすいUIにする
運営するホームページは、SNSで拡散しやすいUIにしてください。記事を読んでいる途中で拡散しやすいように、各種SNSへのリンクを配置することは有効です。また、拡散された記事からの訪問者が見えやすいように、スマートフォンでも見やすいページを作成することも重要です。
最近は、レスポンシブという技術が発達したおかげで、スマートフォンから見やすいホームページ作りができるようになりました。そういった技術は、積極的に採用しましょう。
・メルマガを活用する
SEOの外部対策を行うなら、メルマガを通して積極的に情報発信をしましょう。コンテンツが完成したら、ホームページ上で公開する以外にもメルマガで紹介することで、訪問者数をひとりでも増やすことができます。
小さな取り組みかもしれませんが、それが外部リンクを増やすきっかけになるかもしれません。
ホワイトハットSEOとブラックハットSEO
ここでは、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの基本的なことをご紹介します。ホワイトハットSEOとは、Googleのガイドラインに従って、ルールを守ったサイト作りを行うことを意味します。私たちが実践するGoogleのガイドラインにもとづく検索上位を目指す施策は、ホワイトハットSEOです。ちなみに、ホワイトハットSEOは下記の行為が該当します。
- どのホームページよりも、わかりやすいコンテンツを提供する。
- ネットの情報だけでなく、書籍の情報も参照しながら記事を作成する。
- 巡回しやすいウェブ設計を考える。
訪問者のメリットのほとんどは、ホワイトハットSEOに該当すると考えて良いでしょう。
一方で、ブラックハットSEOとは、検索エンジンの仕組みを逆手にとって悪質な方法で上位表示することを意味します。
具体的には、下記の行為はブラックハットSEOとされています。
- 自作自演による外部リンク対策
- 悪質な業者を利用した相互リンク対策
- 不自然なまでにキーワードを増加させる行為
ブラックハットSEOはGoogleのペナルティ対象となります。ペナルティを受けると、前編で説明したGoogle検索エンジンのランキングを下げられたり、インデックスを削除されたりします。これでは、検索上位の目指すためのSEO対策のはずが本末転倒です。
うっかりでもペナルティの対象になりますので、ブラックハットSEOには絶対に手をださないように気をつけましょう。
Google Search Consoleとは?
Google が提供する無料サービスに、Google Search Consoleというものがあります。Google Search Consoleは、ホームページ訪問前のデータを取得できる大変便利なツールです。
Google Search Console
https://www.google.com/webmasters/
何ができる?何が分かる?
Google Search Consoleを利用すれば、どのようなキーワードでどれくらいの回数ホームページが表示されていたのかを調べることができます。他にも、表示されたホームページが何回クリックされたのかがわかります。
訪問者が何を求めて自社のホームページを訪れているのか、そのヒントを得ることができるはずです。
何よりもまず良質なコンテンツを制作しPDCAを回すことが重要
現在、コンテンツマーケティングは、時代の主流となるマーケティングとなっており、どの企業もホームページを開設して、コンテンツ制作に取り組んでいます。ホームページを通した集客を成功に導きたいのなら、何よりもまず良質なコンテンツの制作に着手しましょう。
作成したコンテンツを公開すれば、Google Search Consoleでどんな結果となったのか効果測定ができるようになります。そこから問題点を見つけ出し、改善していくことでさらに優れたホームページが作れるようになります。
実践→効果測定→改善
これらの基本的なサイクルを回し続けることこそが、成功への近道なので、結果の有無にかかわらずまずは、コンテンツ制作から始めていきましょう。
最後に
基本的なSEO対策に関する『後編』をご紹介しましたが、全体層についてご理解いただけたでしょうか。SEO対策は、非常に奥が深いです。コンテンツを公開したからといって、それで終わりではありません。巡回率や離脱率を確認して、導線改善を目的としたリライトが必要です。
やるべきことは、山積みかもしれませんが、検索エンジンの仕組みやGoogle Search Consoleの使い方を少しずつ習得して、ウェブマーケティングのスキルを高めてください。