適切なページの長さはどのくらい?SEOと文字数の関係とは?
- 投稿日:2022年05月17日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:SEO
ブログなどのwebコンテンツを更新している方なら、「ページは長い方がいいのだろうか?」と考えたことがあるのではないでしょうか。文章は、長ければ長いほど検索結果で上位表示しやすくなるという噂を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
そのため、少しでも文字数を増やすことを意識されている方も少なくありません。そこで今回は、より上位表示するコンテンツにしたい方に向けて、適切なページの長さについて解説します。
目次
ページの長さと上位表示の関係性
Googleのジョン・ミューラー氏は、ページの長さ(文字数などのコンテンツ量)はSEOには関係がないと明言しています。つまり結局のところは、文字数を増やしたからといって、上位表示しやすくなるというわけではないということです。
言い換えるのであれば、量より質が求められているということです。しかし、文字数が多い方がいいと言われているのにも、それなりの理由があります。
文字数が多い方がいいと言われている理由
なぜ、「文字数が多い方が上位表示しやすい」という話があるのでしょうか。その理由は、大きく3つあります。
内容を充実させていくと自然と文字数も増えるから
検索ユーザーに対して、しっかりと情報を伝えようとすると自然と文字数は多くなります。丁寧に調べてもれなく記載するため、記事によっては1万字を超えてしまいます。そのため、文字数が多い方が良いといわれています。
キーワードを多く含められるから
文字数が多いと、それだけ多くのキーワードを含めることができます。これにより、SEO対策上、有利な状態となります。
滞在時間を伸ばせる
独自性があり、文字数の多いコンテンツは、非常に滞在時間が伸びやすいです。滞在時間が伸びているということは、それだけ関心が寄せられていると判断できるため、検索結果上で上位になりやすくなります。
Google検索アルゴリズムについて
Googleでは、独自の検索アルゴリズムによって検索結果の順位が決められています。検索アルゴリズムとは、検索エンジン上の順位を決めている仕組みのことで、膨大な数のコンテンツを分類し、検索結果としてユーザーにとってベストな状態で表示しています。
そのため、Web担当者はGoogleの検索アルゴリズムへの理解を深め、質の高いコンテンツを作成する必要があります。基本的には、検索意図を把握しながらコンテンツを作成すると、ユーザーの気持ちに寄り添った記事を作成しやすくなります。
質の高いコンテンツを作成する時に意識したいポイント
検索アルゴリズムで評価されやすい質の高いコンテンツとは、どのようなコンテンツなのでしょうか。ユーザーに寄り添った質の高いコンテンツ作成時に意識していきたいポイントについてご説明します。
内容がわかりやすいページタイトル、見出し
SEO対策として話題になりやすいのがページタイトルと見出しの改善についてです。上位表示している記事を見ていると、何について記載されているのかがわかりやすいタイトルや見出しになっているケースが多いです。そのため、自分の記事がわかりづらければ、「いいな!」と思う記事と文章を見比べてみましょう。
重要度が高いものは画像ではなくテキストを使用する
Googleは、画像よりもテキストでコンテンツの詳細を把握しています。特に、コンテンツとして重要度が高いものについては、画像だけではなくテキストで丁寧に説明していきましょう。そちらの方がSEO上、検索結果で見つけてもらいやすいです。
ユーサーが検索するであろうキーワードと同じキーワードを複数入れる
コンテンツを作成する際は、検索キーワードを常に意識しておきましょう。文章に含めすぎるのはよくありませんが、自然な形態で同じキーワードを含めておくと、そのキーワードで上位表示しやすくなります。
ユーザビリティが高い(モバイル対応など)
Webサイトを公開してから何年も経過している場合、スマートフォン対応サイトになっていないこともあると思います。現在は、多くのユーザーがスマートフォンを通してコンテンツを閲覧しています。
現在、モバイル対応ページは、ユーザビリティが悪いサイトということで、上位表示が難しくなりつつあります。そのため、スマートフォンで閲覧しても、読みやすいようユーザビリティの高いサイトを公開しましょう。
まとめ
コンテンツマーケティングは、文字数が多いだけのコンテンツを公開することがゴールではありません。そして、SEO対策をしてより多くの人に見てもらうのも大切ですが、ユーザーの求める情報がわかりやすく伝わっていくコンテンツにしていく必要があります。
ページタイトルや見出し、キーワードの含め方については、検索アルゴリズムが進化していく以上、勉強と改善に終わりはありません。今ひとつ検索順位が上がっていない記事については、他の記事と比べて何が不足しているのか、コンテンツの見せ方を工夫していきましょう。