ブログにカテゴリを設定しよう ~SEO強化のためのカテゴリ名の決め方~
- 投稿日:2022年08月02日
- 作成者:machimura.t
- カテゴリ:SEO
SEO対策のためにブログ記事を作成しているWeb担当者の方も多いかと思います。SEO対策で、意外と重要なのが「カテゴリ」です。カテゴリを有効に利用すれば、ブログ上のコンテンツの内容を伝えやすくなり、ユーザーは自分が必要なコンテンツを見つけやすくなります。
また、正しいカテゴリの使い方を習得すれば、検索結果でコンテンツが上位に掲載されやすくなります。今回は、ブログのカテゴリはどのように決めるべきなのか、SEO強化のためのカテゴリ名の決め方についてわかりやすく解説していきます。
目次
カテゴリとは?
そもそも、ブログの機能のひとつとされるカテゴリとは、いったいどのようなものなのでしょうか。一般的に記事にカテゴリを設定することでカテゴリーページを作成できます。カテゴリを利用すれば、さまざまな内容のブログコンテンツに名前を付けて簡単に分類できます。たとえば、ITコンテンツといっても、SEO対策やキーワード設定、アクセス解析の方法など、内容はさまざまでしょう。
これらをすべてひとつの場所にまとめてしまうと、ユーザーは自分が必要とするコンテンツを見つけることができません。そのため、カテゴリを利用して名前をつけてあげることで、ユーザーは情報を見つけやすくなります。
また、カテゴリごとに分類されているので、ブログ上の利便性が上がり、検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくなるため、SEO上の評価が上がりやすくなります。
カテゴリ名はどのように決めるべき?
ブログのカテゴリを作成する場合は、どのようなポイントを押さえて作成するべきなのでしょうか。一般的には、次のようなポイントを押さえてカテゴリを作成すると、わかりやすくコンテンツをグルービングできます。
- 検索キーワードを含める
- シンプルで分かりやすくする
- 読者が理解できない言葉は使わない
それぞれのポイントについて簡単に説明していきます。
【ポイント1】検索キーワードを含める
まず、カテゴリを作成する場合は、しっかりと伝えるべき検索キーワードを含めましょう。アクセス解析の記事をグルービングしているのならアクセス解析、SEO対策の方法ならSEO対策と入れることで、ユーザーにどのようなカテゴリなのか、どういったブログページがまとまっているのかを伝えることができます。
しかし、カテゴリを作成する場合は、内容が重複しているものや、ほとんど名前が似ているカテゴリが並ばないように、注意しましょう。
【ポイント2】シンプルで分かりやすくする
カテゴリは、ブログコンテンツのタイトルのように長くならないようにしましょう。そのため、カテゴリは極力シンプルなものにすることで、ユーザーに伝えやすくわかりやすいものになります。
また、カテゴリ名がブログタイトルのように長く具体的なものすぎると、カテゴリに入れられる記事が限定されてしまいます。その結果、たくさんのカテゴリが並び、管理が難しくなるといったことが発生しやすくなるため、ある程度の幅を持たせる必要があります。
【ポイント3】読者が理解できない言葉は使わない
カテゴリでは、極力専門用語を使わないようにしましょう。一般的には、ブログを訪れただれもが理解できる簡単な言葉をカテゴリに設定します。しかし、なぜブログコンテンツのカテゴリに専門用語を利用しない方がよいのでしょうか。それには、明確な理由があります。たとえば、専門用語が並んでいるブログカテゴリを見たら、あなたがどのような気持ちになるでしょうか?
おそらく、「非常にわかりづらい」「自分が必要なコンテンツを見つけづらい」といった気持ちを抱くのではないでしょうか。このようなユーザーの感情は、ブログサイトの離脱につながってしまいます。そのため、ブログの離脱率を上げたくなければ、カテゴリを多くの人にとって優しい表現に変えましょう。
ブログカテゴリの作成手順とは?
次に、一般的なブログカテゴリの作成手順についてまとめていきます。
ステップ1:どのような情報をだれに向けてグルービングするのかを決める
ステップ2:想定できるカテゴリをすべてリストアップする
ステップ3:大カテゴリを決める
ステップ4:大カテゴリで収まらない場合は、小カテゴリを決める
これらのステップに沿ってカテゴリを決めていけば、ブログコンテンツを作成するたびにカテゴリを考えるといったことをしなくてよくなります。想定されるカテゴリについて考えられるだけ考えて、必要なものだけを残していきましょう。
まとめ
カテゴリを設定すれば、ブログ上のコンテンツをグルーピングしやすくなり、SEO効果が高まるのはもちろん、ユーザーは自分が必要なコンテンツを見つけやすくなります。現状、カテゴリの存在は知っていても有効に利用できていなかったという方は、今回の作成のポイントを参考に、カテゴリの使い方を見直してみてはどうでしょうか。