Googleが推奨する質の高いメタディスクリプションとは?
- 投稿日:2022年11月08日
- 作成者:ito.y
- カテゴリ:SEO
メタディスクリプションがSEO対策において効果的な施策であることはご存知かと思います。様々な記事で推奨する書き方が紹介されていることがありますが、2022年9月にGoogle検索セントラルのドキュメントが更新され、メタディスクリプションの推奨する書き方を公開しました。
SEO対策において初心者の人は、特に参考になる内容となっております。今回は、Googleが推奨する質の高いメタディスクリプションについて解説いたします。
目次
メタディスクリプションを見直す理由
まずは、なぜメタディスクリプションを見直す必要があるのか、その理由や具体的な役割について説明していきます。
メタディスクリプションの役割と重要な理由
メタディスクリプションとは、<meta>タグに記載された情報のことで、一般的に100文字程度でサイトのコンテンツの概要について記述します。メタディスクリプションに記述された情報は、Googleがユーザーに対して正しくサイトの情報を伝えられていると判断すると、検索結果上に記述内容が表示されます。
メタディスクリプションがあれば、検索結果上でユーザーに自社のコンテンツの特徴をわかりやすく伝えられます。その結果、優れたメタディスクリプションへと見直すことで、コンテンツへのアクセス数を増やせる可能性が高くなります。
サイト上のページごとに、その内容を簡潔に説明する役割がある
メタディスクリプションには、サイト上のページごとの内容を簡潔に伝える役割があります。たとえば、今回の記事ならGoogleが推奨しているメタディスクリプションの記述方法を説明していることがわかるような内容にします。
もし、メタディスクリプションを設定しなければ、Googleが内容を要約して、検索結果に表示してくれることがあります。しかし、それではユーザーに正しく情報が伝わりづらくなる可能性が高くなります。伝える内容の正確性を高めるためにも、自分で設定することをおすすめします。
検索結果にスニペット表示されやすい
メタディスクリプションは、検索結果にスニペット表示されやすいです。もし、他のコンテンツよりも優れたメタディスクリプションを設定できれば、ユーザーに「このコンテンツを見てみたい!」と思わせることができるため、クリック率を高められます。
また、ユーザーと関連性の高いキーワードについては、太字で表示されるため、ユーザーのアクセスにおける期待値を高めることができます。
検索ユーザーに対してページの内容を分かりやすく説明する文章にする
メタディスクリプションの必要性は理解できても、どのように記述するべきかわからないという方もいるでしょう。その場合は、検索ユーザーに対してページの内容を分かりやすく説明するような文章にしましょう。
結局、何について記述しているのかわからないメタディスクリプションでは、高い効果は期待できません。いくつかポイントを押さえることで、優れたメタディスクリプションを設定できるため、できることから始めていきましょう。
見直すべきメタディスクリプションとは
次にメタディスクリプションとして見直すべきポイントをご説明いたします。
これらのポイントを押さえてメタディスクリプションを改善すれば、だれでも簡単に質の高いものを設定できます。
ページの内容を説明する役割にそぐわない
メタディスクリプションを設定する場合は、ページの内容を説明するようなものにしましょう。たとえば、SEOのキーワード対策の記事に対して、広告設定方法について記述されたメタディスクリプションでは、ユーザーに正しく情報を伝えることができません。
そのため、コンテンツと記述内容にズレが生じることがないように、しっかりと合わせましょう。
要約になっていない
メタディスクリプションには、ページの内容を要約したものを記述しましょう。要約とは、伝えたいポイントを短くまとめたものです。要約する場合は、何を伝えるべきなのか、どうすればわかりやすく伝わるのかを考えて、シンプルに記述することで、優れた要約を記述できるようになります。
冒頭の文章を抜き出すだけ
要約にも通じている部分ですが、メタディスクリプションを設定する場合は、ページ全体を要約しましょう。考えるのが大変という理由から冒頭の文章を抜き出して、コピペしている方がいますが、これでは優れたメタディスクリプションを設定できません。考えるのが大変かもしれませんが、ページ全体を要約するものへと変更し、アクセスしてもらえる可能性を高めましょう。
そのため、同じ説明文を使い回している方も、大変かもしれませんが、その内容に沿ったものを毎回考えましょう。
分かりづらい単語・キーワードだけ
そのコンテンツのキーワードだけでは、何について記述されているかわかりません。メタディスクリプションの文章が思いつかない場合は、何を伝えればアクセスしてもらえるか、ユーザーの知りたい情報について考えることで、見えてくることがあるでしょう。
情報が明確に記載されていれば必ず文章にする必要はない
たとえば、情報が明確に記載できていれば次のように必ず文章にする必要はありません。
<meta name=”description” content=”キーボードパーツの専門店。中古パーツを中心に豊富に揃っています。立地:東京都新宿区。営業時間:月曜日~金曜日の午前10時~午後5時。”>
こういったものでも、メタディスクリプションとして設定可能なので、状況に応じて使っていきましょう。
まとめ
メタディスクリプションは、検索結果上でユーザーに自社のコンテンツの特徴を伝える大きな役割を担っています。記述の仕方ひとつで、Webサイト全体のアクセス数が大きく変わることがあるため、定期的に見直していきましょう。