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Googleセーフブラウジングが更新!基礎知識から解説

Googleセーフブラウジングが更新!基礎知識から解説Googleウェブマスター向け公式ブログは、Googleセーフブラウジングのサイトステータスツールが更新されたと発表しました。今回の新バージョンでは、結果の表示が簡潔で明確になっており、それに合わせてシステムの設計が行われました。Googleの検索エンジンなどインターネットにつながった状態で検索するユーザーやセーフブラウジングの警告を受け取ってからツールに訪問するユーザーにとって非常に使いやすいツールとなっています。今回は、知っているようで知らないGoogleセーフブラウジングについて解説していきます。

Googleセーフブラウジングとは?

あなたは、ホームページ運用者として「セーフブラウジング」と呼ばれるものをご存知でしょうか?専門用語なしで説明するのであれば、パソコンに不具合が発生しそうなウイルスに感染したホームページや不正に作成されたホームページに対してユーザーがアクセスしようとすると警告を表示する仕組みのことをGoogleセーフブラウジングといいます。

Googleセーフブラウジングの目的

そもそもですが、Googleセーフブラウジングは、WEBの安全性を高めてユーザーの個人情報を守るために存在しています。どのようなものが、ユーザーの個人情報に不正アクセスしてくるのかについて最初に話しておきます。例えば、訪れたユーザーに対してソフトウェアをインストールさせるものと、正当なページのように見せかけてなりすますことで、個人情報を入力させようとするサイトが存在します。Googleの「透明性レポート」によれば、Googleセーフブラウジングの利用者は、10億人もいると言われていますので、なくてはならないツールといえるでしょう。

Googleセーフブラウジングの貢献度

Googleセーフブラウジングは、多くの人に利用されていますが、本当に貢献しているか気になるところだと思います。Googleセーフブラウジングの機能によって警告表示を見たユーザーの数を一週間あたりで計測した場合、16,671,431ユーザーが確認していることが分かりました。言い換えれば、これだけ多くのユーザーが、個人情報の漏えいを防ぐことができたということです。もしこの機能がなければ、本人の意思と関係のないところで個人情報が利用され、大きな被害につながっていたかもしれません。Googleセーフブラウジングなしに、インターネットの安全性は保たれないのです。

サイトステータスツールとは?

Googleが提供しているサービスで、サイトステータスツールと呼ばれるものがあります。これは、Googleのセーフブラウジングテクノロジーの技術を利用して、開発されたツールで個人情報の漏えいを防ぐために非常に大きな役割を果たしています。このツールの凄いところは、1 日に数十億ものURLを調査することで、安全ではないウェブサイトを探しているということです。インターネットに詳しくない人であれば、そんなに安全ではないサイトって簡単に見つからないのではないかと思うかもしれません。実は、インターネット上に公開されているサイトをしっかりと調べると、毎日新しく何千件と発見されています。この何千件というサイトは、最初から不正を目的として運用されているわけではありません。正当に公開されているにも関わらず、不正利用されているということです。
https://www.google.com/transparencyreport/safebrowsing/diagnostic/#url
サイトステータスツールは、非常に簡単に利用できます。調べたいと思うホームページのURLを入力してください。もし、安全なホームページであれば、「安全ではないコンテンツは見つかりませんでした」と表示されます。このツールを利用すれば最終更新日なども分かるため、運営状況についても知ることができます。

警告表示が行われた場合

Googleセーフブラウジングによって警告が表示された場合、サイトを進めることなく、ブラウザを閉じてください。Googleは、その先に進んではいけないと説明しているわけですから、指示に従うようにしましょう。このような警告表示を行われているにも関わらず、サイトに入ってしまうとウイルスに感染してしまう可能性があります。

安全なホームページの運用について考える

警告表示が行われるということは、自社のサイトで運用の仕方を間違えると、Googleセーフブラウジング機能が発動してしまうことになります。このような警告が表示されると、お客様に対して不信感を与えることになりますので、今後正しい運用を行う知識が求められるでしょう。

まとめ

自分が利用したいと思うインターネットサイトを、サイトステータスツールを利用して確認することも大切ですが、自社サイトについてもしっかりと確認してください。もし、警告表示が行われているというのであれば、その原因となっている場所を改善する必要があります。もし、警告が表示されるような運用をしているというのであれば、これからは絶対にやめるべきです。Googleセーフブラウジングで警告が表示されてしまうと、企業イメージが悪くなってしまうため定期的に確認しておく必要があるといえるでしょう。

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