データのバックアップとっていますか?
- 投稿日:2017年12月01日
- 作成者:Ozawa
- カテゴリ:その他
パソコンを利用する際、データのバックアップは、しっかりととれていますか?もし、ローカル環境でファイルを保存したまま、何も対策を講じていないというのなら、これからは、バックアップデータを取得して、データを安全に守りましょう。
今回は、自宅や企業で知っておくと得するバックアップの知識についてご紹介します。
データのバックアップをする必要
日常生活でも仕事でも、私たちは、頻繁にパソコンを利用しており、もはや生活の一部になっていると言っても過言ではないでしょう。コンピュータやネットワークシステムは非常に身近な存在で、これらの環境がなければ、快適な生活が成り立ちません。
その結果、企業ではさまざまな業務がシステム化され、大量の情報がデジタルデータとして保存されるようになりました。
パソコンが壊れる原因
我々の生活で増え続けるデジタルデータですが、パソコンのローカル環境に保存しているとパソコン機器が故障してしまった時に、データが取り出せなくなってしまいます。しかしながら、パソコンは、どんなことが原因で壊れてしまうのでしょうか?パソコンが壊れる原因としては、下記のことが考えられます。
パソコンの起動中、シャットダウン中、アップデート中の無理な操作
パソコンは、非常に精密な機械なので、すぐに立ち上がることもあれば、ダウンロードファイルによって、起動に時間がかかることがあります。また、シャットダウン時も、すぐにシャットダウンできる時もありますが、更新プログラムが残っていると、電源を切るまでに時間がかかってしまいます。
なかなか起動しない、シャットダウンできないなどの理由から、無理やり電源をオフにしてしまうと、データの紛失に繋がってしまう可能性があります。また、乱暴に取り扱ったり水没させてしまうと、故障の大きな原因となってしまいますので注意が必要です。
パソコンを壊さない対策方法
少し注意を払うだけでパソコンの故障は、未然に防げます。例えば、普段からパソコンの取り扱いが雑な人は、丁寧に扱うことを心掛けてください。スイッチの入れ方やパソコンの置き場、キーボードの叩き方など、少し工夫するだけで、想像以上にパソコンは長持ちします。そして、パソコンを長持ちさせたいのなら、ホコリを溜めないようにしてください。パソコンの空気の通り道になっている場所は、非常にホコリが溜まります。定期的に掃除機などを利用して、通気口の部分を掃除しておけば、ホコリによって不具合が生じることがありません。そして、パソコンを使う人なら、キーボードの掃除も定期的に行っておきましょう。キーとキーの間に大量のホコリが溜まりますので、キーを取り外すなどして清潔な状態を保ちましょう。
デジタルデータの保存方法
万が一、パソコンが壊れてしまった時に備えて、データの保存方法を覚えておきましょう。保存方法としては、下記のものを利用することが一般的です。
外付けHDD、外付けSSD
バックアップ手段の中でも外付けHDDは、最も定番の方法でしょう。安価で簡単にデータのバックアップができます。一方で、SSDとは、フラッシュメモリを利用したバックアップ手段で、明確には基本構造が異なるのですが、ここでは、用途として同じものだと理解しておきましょう。
CDやDVD
自宅にあるCDやDVDを利用すれば、バックアップできるのですが、書き込み後は編集できなくなってしまうため、あまりバックアップ手段として向いていません。
NAS(ネットワークに直接接続して使用するHDD)
NASへのバックアップは、非常に有効な手段ですが、ハードディスクが壊れてしまうとデータが全滅してしまうため、それらのリスクを理解しながら利用することが大切です。
クラウドストレージ
最近は、HDDを購入しなくてもクラウド上でバックアップができるようになっています。クラウド上なら、サービスが終了しない限り、データが取り出せなくなるという事はありません。しかし、しっかりとサービスを選ばなければ、機密情報の流出に繋がってしまうため、注意してください。
もし壊れてしまったら
パソコンが壊れてもメーカーはデータの取り出しまではやってくれません。この場合、下記の方法でトラブルを解決します。
1)データ復旧専門業者に依頼する
バックアップを専門とするインターネット業者がいますので、定期的に依頼すれば、データを安全に守ってくれます。
2)自力でやる。ハードディスクを取り出して、データを変換する。
HDDなど購入して、自分でバックアップするという方法もあります。SSDの最新機種や、マザーボードにHDD.SSDがくっついている場合、データを復旧できない場合もあるので、専門知識を有した人にやってもらうことをお勧めします。また、HDDは、非常に傷に弱い機器です。HDDに傷がつくと二度とバックアップデータは取り出せません。
まとめ
データを紛失しないためにも、こまめにデータのバックアップはとってください。特に、取引先リストや重要な機密データを紛失すると、大きな問題につながります。事前にバックアップしてトラブルを未然に防ぎましょう。