ホームページの成果が不十分?あなたのホームページの回遊性は大丈夫ですか?
- 投稿日:2019年06月11日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:マーケティング
「広告配信やプロモーション活動の結果、ホームページへのアクセスが増えた!・・・でも、いまひとつ成果に結びついていない気がする。」「全体的なアクセスが少なく、ユーザーが滞在しているように思えない。」ホームページを運営していると、このような悩みに直面することもあるかと思います。
ホームページの成果が理想の状態に達していないのであれば、回遊性に問題を抱えている可能性が高いです。そんな時は一度立ち止まって、自社のホームページの回遊性についてアクセス解析を用いて分析してみましょう。
回遊性の低いページを見つけるには
まずは、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使って、離脱率・直帰率が高いページを探し出しましょう。はじめてGoogleアナリティクスを利用する方でも、手順通りに進めれば、回遊性の低いページを見つけることができます。
Googleアナリティクスで確認する場所
Googleアナリティクスの管理画面へアクセスしてください。その後、下記の流れで、「行動フロー」画面へアクセスしてください。
「行動」>「行動フロー」画面にあるページごとの「離脱率」を確認します。
この時、離脱率に関する数字をチェックしていきます。離脱率とは、個々のページでユーザーがそのページを最後に、ホームページを離れてしまったその割合を示します。これにより、どのページでユーザーがコンテンツへの興味を失ってしまったのか、具体的なポイントがわかります。
離脱率に関する指標も大切ですが、同時に直帰率についてもチェックしていきましょう。Googleアナリティクスを利用すれば、直帰率も簡単に調べられます。
「行動」-「サイトコンテンツ」-「すべてのページ」のページを開いて、「直帰率」を確認します。
直帰率とは、ユーザーが最初に訪れたページから次のページに移動することなく、ホームページを離れてしまう、その割合を示します。これにより、どこのページからアクセスがあり、次のページへのアクセスを促せていないのかがわかります。
回遊性を高めるために
ホームページの回遊性を高めるためには、どういった改善が必要となるのでしょうか。ここでは、回遊性を高めるための改善方法をご紹介します。
ユーザーの訴求に対応するコンテンツを用意
まずは、ホームページに訪れた際のユーザーの欲求と、ページ内のコンテンツがマッチしているかを見直してみましょう。多くの場合、ユーザーの期待するコンテンツを用意できていないことから、回遊性が下がっている可能性が高いです。
おそらくペルソナ設計にも誤りがある可能性が高いので、記事を作成する前に“だれに向けてコンテンツを用意するのか”ということを、明確にしてから作業を開始した方が良いといえるでしょう。問題のあるページが見つかった場合は、ユーザーが何を望んでおり、どういった回答を探しているのかを再考し、コンテンツを作り直していきましょう。
内部リンクを設置し、行き止まりを無くす
もし、コンテンツ同士でリンクできる部分があれば、繋げてユーザーを誘導しましょう。回遊性の低いページは、他コンテンツへと遷移することができず、導線が途切れてしまっている可能性が高いです。コンテンツ同士でリンクできる部分を繋げていけば、ユーザーの興味性や疑問を解決したいという欲求が続く限り、ホームページ内を回遊してくれる可能性が高くなります。
そして、内部リンクを貼り巡らすことができれば、ユーザー自身も求めている回答を得やすくなります。だからといって、内部リンクを貼りすぎるのは、ブラックハットSEOに該当する行為となりますので、注意が必要です。なかなか関連するコンテンツが見つからない場合は、せめてトップページに戻るリンクくらいは、用意しておきましょう。
パソコン以外のデバイスからの閲覧を考慮する
今やスマートフォンが主流になってきているのでレスポンシブ対応しているホームページも少なくありませんが、もしもまだであれば早急な対応をお勧めします。レスポンシブ対応されていないページは、スマートフォンで非常に見づらいです。
現在、Googleは、スマートフォン対応されていないコンテンツページの検索順位を下げることを明言しています。自社でレスポンシブ対応ができない場合は、ホームページ制作会社へ相談し、ホームページ構造の抜本的な見直しが必要といえるでしょう。
まとめ
ホームページへのアクセスからコンバージョンに結びつけるためには、ユーザーにとっていかにわかりやすくユーザーの求めている情報を提供するか、という部分がとても重要です。そして、回遊性が上昇すれば、コンバージョン率や売り上げが伸びる可能性が高いです。
今一度自社のホームページを見直し、ブラッシュアップを重ねて回遊性を高め、成果の出るホームページへと育てていきましょう。