御社のホームページが持つ目的は何ですか?
- 投稿日:2019年12月03日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:マーケティング
自社のホームページ運用を担当されている皆さま、御社のホームページが持つ目的は何ですか?答えられない、なんとなくになっている、自分はこう思っているけど自社のメンバーとの認識はあっているだろうか…と感じた方はいませんか?
ホームページに訪れる「誰か(ターゲット)」は問題抱えており、それを解決すべく検索エンジンで検索をし、ホームページへ訪問します。ホームページには、様々な情報(テキスト、画像)が掲載されています。それらの情報は、悩みを抱えるターゲットに向けたもののはずです。
御社は、悩みを抱えるターゲットに解決策を提供し、成果を出すためにホームページを運用しているのではないでしょうか。今回は、ホームページの目的について考えてみましょう。
ホームページの目的を明確にしないとどうなる?
そもそも、ホームページに運営目的がなければ、どのような問題が発生するのでしょうか。代表的な問題点は、下記のとおりです。
- 誰にも刺さらないホームページが出来上がる
- PDCAサイクルを回せず、ホームページの放置に繋がる
それぞれの問題点について、深く掘り下げていきます。
誰にも刺さらないホームページが出来上がる
Webサイトを持つ目的が不明確だと、具体的なターゲットが決まらないため、誰にも刺さらないホームページが出来上がってしまいます。例えば、特定の商品やサービスの販売がホームページ運営の目的なら、ユーザーがどのようなものに強い興味や関心を示すのか、SNSや多様なWebサイトからリサーチする必要があります。
ホームページの運営目的に合致するターゲット像が明確になっているだけで、SEO対策を効率良く進めやすくなります。
PDCAサイクルを回せず、ホームページの放置に繋がる
Webサイトの運営目的が不明確であれば、PDCAサイクルを回していけず、ホームページを放置することになってしまいます。そもそも、目的がなければコンテンツを届けるターゲットが決まらず、どのような内容の記事を掲載するべきか、見当もつかないでしょう。
最悪の場合、毎回、ターゲットの異なるコンテンツをホームページに投稿してしまうかもしれません。それでは、ユーザーから高い反応を期待するのは難しいです。いずれ作業の意味がなくなり、モチベーションの低下によってホームページが更新されなくなる可能性が高いです。
ホームページの目的を考える
ホームページの運営目的を決定したいのなら、自社のホームページからどんな成果を出したいのか、ホームページを訪れる人にどのような行動を取ってもらいたいのかを考えてみましょう。例えば、下記のようなものはホームページの目的になりやすいです。
ホームページの運営目的一覧
- 売上を上げたい
- 企業やサービスの認知度を向上させたい
- 資料請求やお問い合わせから顧客リストを集めたい
上記のとおり、様々な目的が挙げられると思います。すべてを一挙にかなえようとすると、前項と同じような事態に繋がってしまう可能性が高いため目的にも優先順位をつけ、絞り込みましょう。ちなみに、ホームページの運営目的は、複数設定してもまったく問題ありません。
今後、ホームページを長期的に運営する際は、目的の数にこだわるよりもPDCAサイクルを回していくことが重要です。まずは小さくスタートし、徐々に大きくしていくというイメージをもって進めていきましょう。
目的を考えたらすべきこと
ホームページの目的が決まったら、下記のことに着手していきましょう。
- ターゲットを決める
- 目的とターゲットに刺さるようなコンテンツ作成
次に、目的の考案後にやるべきことについてご説明します。
ターゲットを決める
目的を決めたら、だれに向けてホームページを運営するのかターゲットを明確にしましょう。ターゲットとは、商品やサービスの購入に繋がるユーザーのことです。
自社のことについて知らない潜在層をターゲットとするのか、自社について知っている顕在層をターゲットするのかによって、ユーザーへのアプローチ方法が異なるため、慎重に決めましょう。
目的とターゲットに刺さるようなコンテンツ作成
ホームページの運営目的とターゲットが決まったら、興味や関心を示してもらえるコンテンツを作成します。もし、ホームページからの売り上げが低く、大きな課題となっているのなら、その問題点を解決するためのコンテンツを作成していきます。
例えば、商品やサービスがあるにも関わらず購入に繋がらないのなら、その前段階として無料レポートの配布が売り上げアップに繋がる可能性が高いです。その場合は、速やかに無料レポートを作成して、配布に至るまでの導線を設計していくことが大切です。
まとめ
今回の記事では、ホームページの目的について考えてみました。現在、ホームページの目的がぼんやりしている方は、ぜひまずは目的の見直しを行ってみてください。もし、今ひとつ目的が決まらない場合は、同業他社のホームページをチェックすると、運営目的や有効な施策を発見しやすいです。