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法人向けモデル「Pepper for Biz」予約受付再開!Pepper君の活用方法は?

法人向けモデル「Pepper for Biz」予約受付再開!Pepper君の活用方法は?

12月1日にソフトバンクから法人向けモデル「Pepper for Biz」予約申し込み再開のお知らせが発表されました。

このPepper君、6月20日の発売日には受け付け開始から約1分で用意されていた1000台が完売したという人気ぶりです。
本体価格は198,000円。それ以外に月額費用がかかります。月額費用は保険を合わせたら、26,568円となかなかのお値段。

3年契約が基本となりますので、3年間で120万円程度かかる計算になります。この値段を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれのようですが、ここまでの売れ行きがあるのでその魅力についてお話ししていこうかと思います。

「Pepper」とは

人工知能(AI)を搭載する120cm程度の人型ロボットです。Pepperには対話している人の表情と声からその人の感情を察する「感情認識機能」が備わっており、喜びや悲しみといった感情を数値化し、感謝されたことは「良いこと」、叱られたことは「悪いこと」として学習していきます。

家庭や店舗、会社などで動くペッパーが数値化した感情はクラウドベースで「集合知」とされ、悪いことやいいことを複数台のPepperで共有することが可能になっています。一度の充電で12時間の連続稼働が可能なようです。さらに開発者向けにPepperのアプリ用のSDKも配布されているみたいです。

Pepperに出来ること

ソフトバンクの孫社長は「感情を持ったロボットに進化した。」と言っておりました。事前にインストールしたアプリケーションが指定する通りに動作することはもちろん、それ以外のイレギュラーなことにも対応が可能ということだそうです。孫社長曰く、人工知能によって、フリートークも7~8割会話として成立するほどの出来だそうです。

今回、法人向けのPepperということで、何ができるのかを集客観点からと業務効率の観点から紹介していきたいと思います。まず集客観点から一つ目にできることは、店頭での呼び込み。Pepperが通りすがりの人に声をかけて呼び込みを行えます。さらに実際に興味を持ってくれた顧客に対して、その人の属性(年齢や性別)をもとに最も適切なクーポンを自動で選び出し発行したりすることもできます。顧客を楽しませるために、早口言葉を言うなどのエンターテイメントに長ける要素もあるみたいです。

次に業務効率の観点からは1つ目にできることといえば受付・案内業務です。様々な施設等でアポイントの有無を確認し、適切に受付を行うことができます。次に外国語対応。対応言語は英語、中国語、韓国語と三言語ですが、これらの言葉を用いて商品説明や各種手続きの手助けを行うことができます。

3つ目は介護施設や病院などで体操などのレクリエーションを行う機能や、さらに簡単な問診まで行うことができる機能が備わっています。このように様々な機能が備わっており、いくつかの企業では既に導入が進んでいる状況です。

他にもこんなことが

Pepperにできることを簡単に紹介しましたが、法人向けモデル「Pepper for Biz」ではもう一つ特徴的な機能があります。それは顧客分析を自動で行ってくれる機能です。

例えば、実際に店舗や施設に訪れた顧客から自動的に、年齢や性別さらにはその人の感情までを読み取り、どのような層の人間がどのような感情を抱いているかを収集しデータを蓄積します。そのデータを自動で分析し、管理画面では各顧客層がどのような感情を抱いているか、各顧客層に対してどのような販売促進を行えば良いかをナビゲーションしてくれます。

さらに、Pepperにテキストと画像を入力しておくと、オススメとして、その時々によりPepper自身で案内を行ってくれたりします。訪れている顧客のデータを自動で分析してくれるというのは企業としてはありがたいところであるのではないでしょうか。さらにこのPepper for Bizは、拡張を行っていくことができるという特徴も持ち合わせています。

年明けにオープンする予定のアプリストアでは、様々なニーズに対応するアプリを導入することにより、新たに企業が使いたい機能を付加していくことができます。万が一そのアプリストアに希望のアプリがない場合でもアプリを自社開発することもでき、Pepperの可能性は無限大とも言えます。

逆にできないこと

ここまでPepperのできることについて書いてきたので、できないことも紹介しようかと思います。

Pepperは基本的にITの観点から業務をサポートするという設計思想のため、物を運ぶとか、家事をするなどのいわゆる力仕事を行うことはできません。さらに一度に認識を行える人数は10人程度となっています。10人を超える人数が一度に現れると認識率が低くなるみたいです。

また、形状を見れば分かりますが、階段や段差の昇り降りは苦手です。Pepperは人型ロボットですが、二足歩行はできません。バッテリー駆動時間を伸ばすために、移動手段がタイヤになりました。そのため、段差や階段には少々弱くなってしまったのです。

まとめ

いろいろPepperについて紹介してみましたが、できることに対して、できないことが些細すぎて、これはすごいロボットなんじゃないでしょうか。しかも、どんどん進化し、賢くなっていきます。ロボットが一家に一台、企業に複数のロボットが働いているという状況が、もうすぐそこなのかもしれません。

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