MENU

無料相談

  1. HOME
  2.  > 
  3. サイト職人スタッフブログ
  4.  > 
  5. 漢字とひらがなの使い分け

サイト職人スタッフブログ

漢字とひらがなの使い分け

漢字とひらがなの使い分け

この記事を読んでいらっしゃる皆様の中にもWeb文章を作成する方がいらっしゃると思います。
Web文章でなくても、今の時代だと文章はコンピューターで作成するという方が多いのではないのでしょうか?
日本語の文章を作成する際に気をつけたいことなのですが、ひらがなの他に漢字とカタカナが存在します。

このような文字の違いはほかの言語にはないものなのでこれらの違いを巧みに利用すれば読み手に与える印象を変えることができます。
そこで今回は文章を作成する時にひらがな・漢字・カタカナが与える印象についてご紹介していきたいと思います。

Webライティングで気をつけたいこと

皆さんもコンピューターで文章を作成する時はローマ字で入力・ひらがな・変換キーで変換というプロセスを経て文章を作成していると思います。(筆者も前までそうなのですが)この時に特に何も考えずに変換キーで変換できる部分を漢字に変換してしまいませんか?

そのように変換を行ってしまうと読み手に特別な印象を与えることが難しくなり、早期に記憶から消し去られてしまいます。そのために変換する箇所を意識して文章を作成することが大事です。

ここで次の例文を見てみましょう

漢字の多い文章

「貴方にとって今日この日は滅多にない日です。久々に沢山楽しんでください。尤も我々も楽しみますが。」

どうでしょうか?非常に堅苦しい印象をうけないでしょうか?この文章は意図的に漢字を多く使いました。では次に適度にひらがなを織り交ぜた文章と比較してみましょう。

適度にひらがながある文章

「あなたにとって今日この日はめったにない日です。ひさびさに楽しんでください。もっとも我々もたのしみますが。」

全く同じ意味で同じ発音の文章ですが、漢字の量によって全く印象が違いますね。漢字が多い文章だと難しいとか堅苦しいと言って印象を与えがちになります。
一方ひらがなが多い文章だと柔らかい印象や簡単そうな印象を与えることができます。
しかし下の例文のように逆にひらがなが多すぎても良くない印象を与えてしまいます。

ひらがなの文章

「あなたにとってきょうこのひはめったにないひです。ひさびさにたのしんでください。もっともわれわれもたのしみますが。」

これはこれで良くないですね 笑
このようにひらがなのみの文章であると子供が書いた文章のようなイメージが湧きます。他にもこの文章はあまり頭の良くないイメージが湧きますね。
このように漢字の多さやひらがなの多さは文章のイメージが変化することに加え、与える印象も変えてしまいます。
これで皆さんも漢字やひらがなの与える印象について理解できたと思います。では次にこの違いを利用してどのように文章を書いたらいいのでしょうか。

ターゲット別に表記を変えましょう

漢字は一般的に、真面目さや頑固さ、さらには多すぎては堅苦しさを与えてしまいます。一方ひらがなでは、軽さや簡単さ、さらに子供っぽさを与えることができます。これを利用することで読み手により理解させやすくする文章や書き手の意図をより鮮明にした文章を書くことができます。

例えば、子供が書いた文章を表したいときは、ひらがな多め。極端な例の場合すべてひらがなでもいいかもしれません。子供に対して文章を読んでもらいたかったら表記する単語に簡単なものを使いさらにひらがなを多めに、カタカナ等も併用してメリハリのついた文書を意識するとよいでしょう。

大人が書いた文章を表したいときはその逆で適度に漢字を取り入れていき、公文書や案内書きなどにいたっては、漢字を多めにしてもよいかもしれません。
大人向けの文章でも娯楽の範疇に入る文章では、カタカナやひらがなを多用してもよいと思います。
もちろん広告など読み手の印象に強く訴えたい場面ではインパクトや印象などを優先し、あえて漢字を多用したりひらがなを多用したりすることも重要ではないでしょうか。

使い分けを意識しよう

前節でも書いた通り、各文字には様々な特徴が存在します。みなさんも文章を書く前に誰に対して一番読んでもらいたいのかを意識することでおのずと漢字を多用するのかひらがなを多用するのかわかると思います。また文章が作成し終わった際にも適宜表現を見直し、変えてみるのも大事かもしれません。

このように使い分けを意識することにより、読者の書く文章はよりわかりやすく、記憶に残りやすい文章になるでしょう。

まとめ

本記事では、漢字とひらがなおよびカタカナが与える印象の違いについてまとめました。
漢字は主に堅苦しさや真面目さ・頑固さを与え、ひらがなは軽さや簡単さ、幼稚さを与えることができます。文章を書く機会の多い方々はこのように漢字やひらがなの与える印象について再考することにより、よりわかりやすい文章をかくことができるのではないでしょうか?

PAGETOP