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「全部がオススメ!はNG!」決定回避の法則

「全部がオススメ!はNG!」決定回避の法則

あなたがお店に行ったとき、あまりにも選択肢がありすぎて、選択するのに時間がかかってしまったという経験がはありませんか?

選択できないのは、優柔不断だからと思われたりもしますが、理由はそれだけではないのです。選択できないのは、ある心理的な効果が働いているからかもしれません。

心理的な効果とは?

この心理的な効果・影響のことを『決定回避の法則』と言います。人間は選択肢が多くなればなるほど、逆に選べなくなってしまうのです。

例えばですが、今日は掃除をしなければならない。運動をしなければならない。勉強をしなければならない。仕事をしなければならないなど、様々なタスク・選択肢があると、どれからやろうか考えなければいけません。考えた結果、何もせずに1日が終わってしまうことは、よくあるのではないでしょうか。
なぜ何もせずに、1日が終わってしまったかというと、選択肢が多すぎで決定することができなかったからです。

全てをオススメすることは解決策ではない

例えばですが、お花屋さんに行き、様々な綺麗な花が陳列されているのを見ると、どれを選ぼうか考えなければいけません。そこに、お店の定員さんが来て「この花は綺麗なので、オススメの商品です。」と言ってきたとします。
ですがその後にすぐ「こちらの商品もオススメです。こちらの商品もさらにオススメできますよ。」などと言われると、どれを購入してよいのか分からなくなってしまいます。人は選択肢が多いと決定ができないのです。

選択肢を絞り込む

この決定回避を解消するためには、選択肢を絞り込む必要があります。
お花屋さんの例であれば「この時期ですと、このお花が一番のオススメです。」と紹介するのです。
そうするとお客様は、この商品が一番のオススメとして認識してくれるので、商品を手に取ってくれる確率が上がるのです。この例では一番のオススメとして1つの商品を提示しましたが、提示の仕方次第では、複数の商品を提示することもできます。

選択肢の見せ方

例えば「ご家庭でガーデニングをする際に長期的に自分で育てたいと考えているのであれば、こちらのお花をオススメします。」「観賞用として、家の中に飾りたいと考えているのであれば、こちらのような小さいお花がオススメです。」といったように、よくお客様のニーズに沿う形で、具体的に選択肢を提示してあげることで、様々な商品をオススメすることができます。

これは、ホームページ運営をする際にも考慮しなければいけません。
例えば、ユーザーにホームページでアクションを起こしてもらう時に、「お問い合わせ」「資料請求」「無料相談」「会員登録」など、GOALとなるページを単純に羅列しただけでは、ユーザーはのような行動を取るべきなのか、なかなか判断ができないでしょう。きちんと提示の仕方を考えなければいけません。

どのようなお悩み、目的を持った方であれば電話でのお問い合わせをオススメするのか、メールでのお問い合わせであればどのようなメリットがあるのか。1つ1つ、行動する理由を説明してあげることで、ユーザーは複数の行動の選択肢を提示されたとしても、しっかりとした判断のもとに行動してくれるでしょう。
ユーザーに行動してほしいのであれば、まずはこちらからユーザーに歩み寄らなければいけません。サービスを自分本位で紹介するだけではダメなのです。

ホームページでは、極力GOALを多数設置しない方が懸命です。
ユーザーは運営者が思っているほど、そのホームページをそこまでじっくりとは読んでいないからです。
ホームページを訪問して、ユーザーが何か判断をすることなく、サービス内容を認知させ、この行動をすべきなのだなと理解できるようなホームページが理想です。

現在、多くの選択肢やサービス内容を提示して、ユーザーがなかなかアクションを起こしてくれていないと感じているのであれば、まずはその提示の仕方から、見直してみてはいかがでしょうか。

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