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サーバー障害とは?発生する原因と対策を紹介

3250795_sサーバーは、ネットワーク上で情報やサービスを提供するための重要な役割を果たしています。しかし、時折、サーバー障害が発生し、サービスの停止やデータの損失が起こることがあります。
 
サーバー障害が発生すると、Webサービスへのアクセスが不可となり、社会的な信用はもちろん、サービス解約といったことが生じ、会社とサービス利用者の双方に大きな問題が生じるケースが多いです。
 
本記事では、サーバー障害の定義や、その発生原因、そして障害に対処するためのいくつかの方法を紹介します。
 
 
 

サーバー障害とは

サーバー障害とは、コンピューターネットワーク上で動作しているサーバーが正常に機能しなくなる問題をいいます。これにより、サービスの提供が停止したり、アクセスが遅くなったり、データの損失が発生したりする可能性があります。
 
サーバー障害の原因はさまざまです。たとえば、ハードウェアの障害(ディスク故障、電源供給の問題など)やソフトウェアのエラー、ネットワークの障害、サイバーアタック(DDoS攻撃やサーバーへの侵入)などがあります。
 
 
 

サーバー障害が発生する原因

次に、サーバー障害の発生原因について、詳しくご説明します。
 

ハードウェアの故障

ハードウェアの故障は、サーバー障害の一般的な原因です。たとえば、ハードディスクの故障やメモリの問題、電源供給の異常などがあります。これらの故障が発生すると、サーバーが正常に動作せず、データの読み書きや処理が妨げられます。
 

ソフトウェアの不具合

ソフトウェアの不具合もサーバー障害の一因となります。サーバー上で実行されるアプリケーションやオペレーティングシステムに問題がある場合、予期せぬエラーが発生し、サーバーがクラッシュしたり、サービスの提供が停止したりする可能性があります。
 

アクセス集中

特定のイベントやプロモーション、予期せぬ需要の急増などにより、サーバーへのアクセスが急激に集中することがあります。たとえば、オンラインセールや人気のあるイベントの開催時に、多数のユーザーが同時にアクセスすると、サーバーが過負荷になり、応答時間が遅くなったり、一時的にサービスが停止したりすることがあります。
 

サイバー攻撃

サイバー攻撃は、悪意のある第三者がサーバーに対して行う攻撃のことです。たとえば、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃では、大量のリクエストやトラフィックがサーバーに送信され、正規のユーザーからのアクセスが妨げられます。また、サーバーへの侵入やマルウェアの感染によって、サーバーの機能が破壊されたり、データが盗まれたりする可能性もあります。
 

自然災害

自然災害(地震、洪水、台風など)もサーバー障害の原因となりえます。災害が発生すると、サーバールームやデータセンターが被害を受け、電力供給が途絶したり、通信インフラが停止したりすることがあります。
 
これによって、サーバーが利用できなくなったり、データへのアクセスが制限されたりする可能性があります。災害に備えて、データセンターやサーバールームは物理的な安全対策(耐震設計、防水対策など)やバックアップ電源の確保などを行うことが重要です。
 
 
 

サーバー障害を未然に防ぐ対策

サーバー障害には、次の対策が有効です。
 

バックアップを取得する

サーバー障害には、定期的なバックアップを取得することが有効です。バックアップは、データや設定情報を別の場所やメディアに保存することで、万が一の障害発生時にデータの復旧が可能になります。
 

ロードバランサーを導入する

ロードバランサーとは、複数のサーバーに対するトラフィックを分散する役割を果たす仕組みです。サーバーへのアクセスが増えた場合でも、ロードバランサーは負荷を均等に配分し、個々のサーバーへの負荷を軽減します。これにより、システム全体のパフォーマンスを向上させます。
 

予備サーバーを準備する

予備サーバーは、本番サーバーが障害を起こした場合に代替として使用されるバックアップサーバーです。予備サーバーは常に稼働しており、本番サーバーと同期してデータや設定を保持しています。サーバー障害時には、予備サーバーにトラフィックを切り替えることで、サービスの停止を最小限に抑えることができます。
 

クラウドサービスを利用する

クラウドサービスを利用することで、データやアプリケーションを複数のサーバーに分散配置できます。万が一のトラブル発生時でも、データの取得が非常に簡単にできます。
 

監視システムを導入する

監視システムを導入することで、サーバーの状態やパフォーマンスをリアルタイムで監視し、異常を検知できます。監視システムは、CPU使用率やメモリ使用量、ネットワークトラフィック、ディスクの空き容量などのパフォーマンス指標をモニタリングし、異常が検出された場合にはアラートや通知を発信します。これにより、障害や問題の早期発見と対応が可能になります。
 
 
 

まとめ

サーバー障害は、いつ発生してもおかしくありません。大きなトラブルが発生しても、被害を最小限に防げるように、自社で実行可能な対策を考えて、問題発生時には速やかに対処していきましょう。

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