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サイト職人スタッフブログ

PHPのバージョン更新通知がきたら何をすればよいか

26324985_mWebサイトを運営されるにあたって、多くの方はレンタルサーバを利用されていることでしょう。
 
皆様は利用しているレンタルサーバから「PHPバージョンをアップデートしてください」「お使いのPHPが古くなっています」などの通知を受けたことはないでしょうか?
また、このような通知はWordPressなどのPHPを利用したCMSでも通知を受け取ることがあります。突然、古いと言われたら運営している立場にとっては不安になってしまうことかと思います。
 
そこで今回は、このような通知を受け取ったとき慌てないように、PHPのバージョンアップで行うべきことや注意すべきことを説明致します。
 
 

PHPを理解する

レンタルサーバの中には、PHPプログラムを利用できるサービスがあります。PHPを古いバージョンのまま利用していると大きく2つのリスクが伴います。1つ目がセキリティのリスクです。2つ目が、ホームページの表示速度の低下です。
 
古いPHPは、非常にセキュリティレベルが低い状態にあるため、ハッキングの被害を受けやすいです。最悪、Webサイトの情報が閲覧できなくなってしまう可能性があります。他にも、ファイルを破壊される、情報漏えいにつながるなどのトラブルの発生率も上がってしまいます。
 
また、古いPHPは最新のものと比べて処理速度を遅くなってしまうため、ユーザの離脱率を高めるリスクがあります。そのため、常に最新バージョンになっているかチェックを行いましょう。
 
WordPressの動作には、必要最低限、更新しておくべきバージョンがあります。必要最低限のバージョンについては、下記のページでチェックします。
 
【WordPress について】
https://ja.wordpress.org/about/requirements/
 
 

PHPが自社Webサイトでどのように使われているか確認する

自社Webサイトにおいて、PHPがどのように使われているかを知る必要があります。
 
例えばWordPressでは、多くのコアファイルにPHPが利用されており、密接な関係にあります。なぜなら、WordPress自体がPHPで書かれているためです。具体的には、WordPressのテーマファイルやプラグインファイルにPHPコードが含まれています。
そのため、自社Webサイトのファイル構成を確認することで、PHPファイルがどのように組み込まれているか、その状態をチェックすることができます。
 
もし自社Webサイトの制作を外部のWeb制作会社に依頼していて、具体的に何にPHPが使われているか不明な場合は、その会社に問い合わせてみましょう。
 
 

PHPのバージョンアップを行う

PHPのバージョンアップを行う方法についていくつかご説明します。
 

焦らずに準備する

焦ってすぐにバージョンアップをするのは避けましょう。急いでバージョンアップを行うと予期せぬエラーや問題が発生する可能性が高まります。不安な場合は、Web制作会社に調査を依頼することで、トラブルの発生を抑えられます。
 

レンタルサーバのヘルプを確認する

実際のPHPのバージョンアップ方法は、各レンタルサーバによって手法が異なります。そのため、レンタルサーバのヘルプで、推奨されるバージョンアップ手順を確認してください。
 

プログラムの互換性を確認する

バージョンアップしても、PHPプログラムが古いなどの理由でエラーが起きる可能性があります。たとえば、古い関数や構文が非推奨となっていれば、エラーが発生することがあります。そのため、事前にバージョンアップしても問題ないかどうか、エラーが発生しないよう、PHPプログラムを調査しましょう。
 
 

まとめ

今回は、弊社のクライアント様より「PHPのバージョン更新通知が来ましたが、どのような対処が必要ですか?」というお問い合わせを受けて、このようなテーマで記事を書かせていただきました。
 
現状、Web制作会社側が他社であるレンタルサーバの対応状況を適宜管理することは困難であるため、基本的にはクライアントからお問い合わせもらっての回答、もしくは対応をさせていただいております。
 
PHPについてよくわからないという方の中には、通知を受け取っても、具体的な対処法がわからず困ってしまっている方もいるでしょう。基本的には、PHPのバージョンを最新バージョンへと変更することで、速やかに対処ができます。
 
しかし、最新へのバージョンアップを行うのは自己責任となってしまうため、PHPがよくわからないという方は、Web制作会社に調査や作業を依頼してみてください。

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