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サイト職人スタッフブログ

VSO対策とは?

26943850_m検索エンジンで上位表示するための対策といえば、今でもSEO対策が主流となっています。しかし、近年、主流とされていたSEO対策に変化が生じつつあります。
 
世界全体へと視座を広げてみると、音声検索が主流となりつつある状況が起きています。つまり、今後、検索エンジン上で上位表示を実現していくには、これまでのSEO対策はもちろん、音声検索への対策が必要となってきます。
 
そのため、今回は音声検索とはいったいどのようなものなのか、VSO対策についてわかりやすく解説していきます。
 
 

音声検索とは?

音声検索とは、ユーザーが音声によってインターネット上の情報を検索する技術やサービスのことをいいます。通常のテキストベースの検索エンジンとは異なり、音声検索ではユーザーがキーボードを使わずに、自然な言葉での情報検索が可能となります。
 

音声検索の利用状況

音声検索は、次の方法で利用されます。
 
【スマートスピーカーや音声アシスタント】
Amazon EchoのAlexa、Google HomeのGoogleアシスタント、AppleのSiriなど、スマートスピーカーに搭載された音声アシスタントを利用して、音声コマンドを使って検索や情報の取得を行います。
 
【モバイル検索】
スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス上の音声アシスタントを使って、音声検索を行います。
 
【Webブラウザ上の音声検索】
ウェブ検索エンジンの検索バーにマイクアイコンがあり、ユーザーがそれをクリックして音声入力で検索する方法もあります。
 
 

音声検索はどれくらい行われている?

ComScoreの調査データによれば、音声検索は2020年までにはすべての検索の約50%を占めるとも言われていました。しかし、実際には国民性もあって日本では進んでいない状況です。具体的には、音声検索をする姿を見られるのが、恥ずかしいというのが大きく関係しています。
 
全体の70%以上のユーザーが人前で音声検索を利用することを恥ずかしいと思っているため、日本においては、集客可能なユーザーは限られてきそうです。
 
 

VSOとは?

次に、VSOとは、いったいどのようなものなのかご説明します。
 

音声検索最適化のこと

VSOとは、Voice Search Optimizationの略称で音声検索最適化のことです。簡単にいうと、音声検索システムに最適化するための対策のことをいいます。
 

SEOとまったく別の対策が必要なわけではない

音声検索システムへの対策となるため、一般的なSEO対策とは異なると思われがちですが、特別な対策は必要ありません。Webサイトへオリジナリティの高い独自性のあるコンテンツを定期的に投稿していれば、自然と音声検索へのSEO対策となります。
 
言葉は文章でつながっているため、SEOとまったく別の対策が必要なわけではないということを覚えておきましょう。
 
 

VSO対策をするにはどうすれば良い?

音声検索におけるVSO対策には、次の方法が有効です。
 

基本的には通常検索と同様のSEO対策を

大前提となりますが、基本的に今まで通りのSEO対策をしていれば、自然と音声検索へのVSO対策となります。対策の仕方を大きく変える必要はありませんので、特別体制の見直しは必要ありません。
 

その上でとくに「ページの読み込み速度」の改善に注力

現状、VSO対策には、ページの読み込み速度を改善させることが有効であるといわれています。なぜなら、音声検索をする方は、言葉を通じて素早く情報を取得したいと思っているからです。
 
サイトの表示速度が遅ければ、音声検索を使っているにもかかわらず、情報の取得に時間を要してしまいます。そのような、表示速度の遅いWebサイトであれば、音声検索の検索結果において、上位表示するのは難しくなってくるでしょう。
 
具体的な改善方法については、Googleが無料で提供しているGoogle PageSpeed Insightsを利用すれば改善のポイントを把握できます。ぜひ利用しましょう。
 
Google PageSpeed Insights
https://pagespeed.web.dev/?utm_source=psi&utm_medium=redirect
 

ローカル検索を意識する

音声検索で検索される情報の多くは、ローカル情報となります。そのため、ローカル情報を豊富に掲載することがVSO対策として有効な方法となるでしょう。ローカルSEOを強化するには、Googleマイビジネスへの登録が有効です。まだ未登録の方は、速やかに登録を済ませましょう。
 

FAQの充実

FAQは、話し言葉に合わせやすく音声検索と非常に相性が良いです。「~について教えて」「~って何?」など、音声検索される口調を意識してコンテンツ掲載をすれば、上位表示される可能性が高くなるでしょう。
 
 

まとめ

VSO対策というと、新しい対策を必要とするのかと思いますが、これまでのSEO対策をしっかりと行っていれば、自然と音声検索への対策を行えます。その上で、音声検索される方のことを意識して、補足的に情報を掲載していけば、キーワード検索はもちろん、音声検索でも見つけてもらいやすいWebサイトとなるでしょう。

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