ポータルサイトとは?種類・運用するメリットデメリットを解説!
- 投稿日:2023年10月03日
- 作成者:machimura.t
- カテゴリ:その他
Webマーケティングをやっていると「ポータルサイトから集客しています」といった言葉を耳にすることがありますが、意外と媒体の特徴については知られていません。ポータルサイトといっても、その目的に応じて多様な種類があります。
今回は、ポータルサイトとはいったいどのようなものなのか、その種類や運用メリットについてわかりやすく解説していきます。
目次
ポータルサイトとは?
ポータルサイトとは、インターネット上でさまざまな情報やサービスへのアクセスを提供する玄関口となるWebサイトのことです。
「ポータル」とは「玄関」や「入り口」という意味であり、インターネットにアクセスする際に、最初に訪問するWebサイトのことをポータルサイトといいます。
ポータルサイトの種類
ポータルサイトにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴と目的を持っています。次に、一般的なポータルサイトの種類を紹介します。
総合型ポータルサイト
総合型ポータルサイトは、幅広い情報やサービスを提供する多目的のウェブサイトです。ニュース、天気、エンターテイメント、スポーツ、金融、電子メール、検索エンジンなど、多岐にわたるコンテンツを一つの場所で提供します。代表的な例にはYahoo!があります。
検索型ポータルサイト
検索型ポータルサイトは、主に検索エンジンを中心に据えたサイトです。ユーザーはここからインターネット上の情報を検索し、検索結果を閲覧します。Googleは最も有名な検索型ポータルサイトの一つです。
ブログ型ポータルサイト
ブログ型ポータルサイトは、ユーザーがブログ記事を書き、公開することができるウェブプラットフォームです。ユーザーが自分の意見や情報を共有し、他のユーザーと対話する場として機能します。代表的な例にはWordPress.comがあります。
専門型ポータルサイト
専門型ポータルサイトは、特定のテーマや業界に焦点を当てた情報やサービスを提供します。例えば、医療情報、科学ニュース、テクノロジーなど、特定の分野に特化したサイトが含まれます。
地域型ポータルサイト
地域型ポータルサイトは、特定の地域や地域社会に関連する情報やサービスを提供します。地域のニュース、地図、天気情報、地元の事業者情報などが含まれます。
目的型ポータルサイト
目的型ポータルサイトは、特定の目的や活動に関連する情報やリソースを提供します。例えば、旅行、教育、仕事探し、投資など、特定の目的に向けた情報を提供します。
社内ポータルサイト
社内ポータルサイトは、組織内部で使用されるウェブプラットフォームで、従業員が企業内の情報、ドキュメント、コラボレーションツールにアクセスし、業務を効率化するために利用します。Microsoft SharePointなどが社内ポータルサイトの例です。
ポータルサイトのメリット
ポータルサイトのメリットは、大きく次の3つに分類できます。
幅広い層の顧客にアプローチできる
ポータルサイトは、多くのユーザーが訪れるため、幅広い層の顧客にアプローチすることができます。そのため、新規顧客の獲得や認知度向上に効果的です。
広告収入を得られる
ポータルサイトは、広告掲載などのビジネスモデルが確立されているため、広告収入を得ることができます。そのため、収益化しやすいというメリットがあります。
SEOに強いサイトにすることができる
ポータルサイトは、さまざまなコンテンツをまとめて提供しているため、SEOに強いサイトにすることができます。そのため、検索エンジンからの流入を増やすことができます。
この他にも、ポータルサイトを運用することで次の効果を期待できます。
- 新規顧客の集客
- 認知度向上
- 売上アップ
- ブランディング効果
顧客満足度の向上
このようにWebマーケティングの効果を高めることができますので、コストや更新頻度などの手間を理解した上で、適切に運用することが重要です。
ポータルサイトのデメリット
一方で、ポータルサイトには次のようなデメリットがあります。
コストがかかる
ポータルサイトを運営するには、初期費用や運用コストが発生します。初期費用は、サイトの構築やデザイン、広告掲載などによって異なります。運用コストは、サーバー費や人件費などがかかります。
更新頻度が高い
ポータルサイトは、ユーザーの要望に合わせて、常に最新の情報を提供する必要があります。そのため、更新頻度を高く保つ必要があります。更新頻度が低いと、ユーザーの離脱率が高くなる可能性があります。
まとめ
ポータルサイトは、さまざまなコンテンツをまとめて提供しているため、多様なユーザーの要望を満たすことができます。そのため、検索エンジンからの評価が高くなり、新規顧客の取得に大きく貢献してくれます。
常に最新の情報を提供するために、更新頻度を高く保つ必要がありますが、SEOに効果的なWebサイトにするためにも、正しい方法で社内運用していきましょう。