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サイト職人スタッフブログ

ホームページに顔写真や名前を掲載してもいい?メリットと注意点をご紹介!

photo02企業のホームページに掲載している採用サイトや社内報などに、社員の名前や顔写真を掲載していませんか?人によっては、「個人情報なので公開はやめてほしい」や「名前をわからないようにしてほしい」など、個人情報やプライバシー保護の観点からそのように思うことがあるでしょう。

 

社員の情報をインターネット上に載せることで、どんなメリットやリスクがあるのでしょうか。
今回は、ホームページに顔写真や名前を掲載してもいいのか、公開時に注意すべきことについてわかりやすく解説していきます。

 

顔や名前を出すメリット

顔や名前をホームページで公開することで、次のようなメリットにつながります。

 

安心・信頼感が高まる

ベンチャー企業や中小企業のように知名度の低い企業の場合、顔写真や名前をだすことで
実在の人物であり、検索ユーザーに対して安心・信頼感を与えることができます。
また、顔や名前を出すことにより、ホームページの運営者の人間性や考え方を伝えることができ、ユーザーとの親近感や共感を高めることができます。具体的には、次のようなメリットがあります。

 

・ホームページの運営者の存在が明確になり、公開されている情報の信頼感が増す。
・ホームページの運営者の人間性や考え方が伝わり、ファンになりやすくなる。
・ユーザーからの問い合わせや質問を受け付けやすくなる。
・ホームページの認知度や集客力を高めることができる。

 

親近感を与えられる

ホームページに顔や名前を出すことで、親近感を与えられるというメリットがあります。
特に採用サイトのインタビュー等では、求職者は企業の雰囲気や社員の様子を知りたいと思っています。

 

顔や名前を出すことで、求職者はよりリアリティや親近感を感じられるようになります。
また、文章だけでは伝わりづらい企業文化のイメージが湧きやすくなります。具体的には、次のようなメリットがあります。

 

・求職者に企業の雰囲気や社員の様子をよりリアルに伝えることができる。
・求職者に企業への親近感や好感度を高めることができる。
・求職者の採用意欲を高めることができる。

 

顔や名前を出す際の注意点

匿名性の高いインターネットでは顔写真や名前を出すことで
ユーザーに安心感・リアリティを与えることが出来る一方、不特定多数が閲覧できるインターネット上に個人情報をのせることは
プライバシーの侵害にもなり得ます。
実名がわかると勤め先や部署など簡単に調べる事ができてしまいます。
さらに顔も公開されているとなればより個人情報を知られるリスクは高く、決して気持ちの良いものではありません。
そのため、写真や名前を掲載する際は、次の点に注意してください。

 

・個人情報保護のため、掲載する社員に掲載の許可を得る。
・実名は避け、イニシャルを掲載する。

 

また、退職した社員の情報はトラブル回避のため、退職後いちはやく消すようにしましょう。もし、顔写真や実名を公開したい場合は、しっかりと話し合いを行って承認を得るようにしてください。

 

許可を得ずにホームページに顔写真や名前を掲載してはいけない

会社の方針で同意を得られることなく、顔写真や名前が無断で公開されているという方もいるでしょう。
他人の顔写真を本人の許可なく会社のホームページに掲載することは、
「肖像権の侵害」に該当するため、最悪の場合、会社は訴えられる可能性があります。

 

そのため、本人の許可なく顔写真や個人を特定できる名前を掲載することは絶対にやめましょう。
なかには、自己紹介のための写真を他の目的に利用している会社もあるでしょう。
会社としては「一度は許可をとっている」と思うかもしれませんが、自己紹介とは別の目的で利用することは違法です。

 

個人情報保護法16条1項には、本人の同意なく、取得した情報を目的外で利用することは禁止であると記載されています。
この記載がある限り、退職後の社員の顔写真を掲載することは違法となります。
なぜなら、本人が退職している以上は、会社のイメージを高めるという掲載目的を果たす必要がないからです。
退職後も掲載を続けたい場合は、本人の同意を得ていれば問題ありませんが、早めに削除することをおすすめします。

 

まとめ

お金を払って雇っている社員だからといって、許可なく顔写真や名前を公開できるわけではありません。
人によっては、そこで働いていることがばれてしまうと、大きなトラブルになる方もいます。人の事情はそれぞれなので個人情報保護やプライバシーの観点から、必ず本人に許可をとりましょう。

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