初心に立ち返って考える、アクセス解析の必要性
- 投稿日:2018年12月20日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:SEO, マーケティング
ホームページに、Googleアナリティクスなどのアクセス解析は導入していますか?アクセス解析を導入していなければ、ホームページに問題が発生していても、その所在について確認することができません。
もしくは、Googleアナリティクスを導入しているものの、今ひとつ有効なツールとして認知していないという方もいるでしょう。今回は、アクセス解析の必要性について初心に立ち返っていきたいと思います。
アクセス解析とは?
アクセス解析とは、ホームページのコンバージョンのアップやアクセス数アップのためにユーザーの行動や特性を分析することです。世の中にはさまざまなアクセス解析ツールがありますが、無料で利用できるGoogleアナリティクスが初心者にとって扱いやすく機能性も高いのでおすすめです。
アクセス解析導入の目的
Googleアナリティクスなどのアクセス解析を導入する目的は、コンバージョンのアップにつながる課題を発見することです。コンバージョンとは、ホームページで達成したい目標のことです。
よく売り上げという意味合いで使われていますが、正式には、ユーザーに達成してもらいたい行動のことを意味します。あるホームページでは、商品の購入なのかもしれません。別のホームページでは、資料請求、電話予約であったりすることがあります。
アクセス解析を導入することで、多くのお客さまに訪問してもらうにはどうしたら良いのか、お問い合わせを増やす方法や離脱率を下げる方法について考えていきます。ホームページの把握と改善こそがアクセス解析の最大の目的であり、コンバージョンの実現に欠かせないアクションとなっています。
アクセス解析でわかること
Googleアナリティクスなどのアクセス解析を導入すると、どのようなことを把握することができるのでしょうか。アクセス解析導入後にわかることについて解説します。
1.ユーザーがどこからホームページにやってきたのか。
アクセス解析を利用すれば、ユーザーがホームページに訪問するまでの経路がわかります。検索エンジンなのか、他ホームページからのリンクなのかについて調べることができるため、どのような施策を打ち立てていくことが大切なのかを予測できます。
2.どのようなキーワードを使って検索してきたのか。
ホームページのアクセスアップにおいて、ユーザーがどのようなキーワードを使って訪問しているのか知ることは非常に大切なことです。アクセス解析を利用すれば、ユーザーが検索エンジン上で使用しているキーワードについて調べることができます(必ずしも全ての検索キーワードデータが取得できるわけではありません)。
3.どのページが閲覧されたのか。
もし、コンバージョンがたくさん発生するようになったのであれば、特定のページに対してアクセスが増えている可能性が高いです。その際、アクセス解析を利用しなければ、どのページにアクセスが多く集まっているのか判断ができません。アクセス解析を利用し、アクセスが多く集まるページを特定し、売り上げアップに関する施策を実行に移しましょう。
4.ユーザーは新規訪問者なのか、リピーターなのか。
自社のホームページのユーザー比率について調べれば、どれぐらい固定客がいるのかを把握できます。もし、固定客が多くついているのであれば、新規顧客率をアップするための施策を実行に移すべきでしょう。
アクセス解析を利用すれば、ホームページに訪問しているユーザーが新規訪問者なのか、リピーターなのかを調査できるため、比率について調べましょう。
5.バナー広告やクリック広告の効果はあったのか。
アクセス解析は、広告のクリック率を調べることができます。CTRなどの要素を調べられるようになるため、新しく設置した広告の効果を簡単に測定できます。
そのため、ランディングページ上でABテストをしたいという方は、Googleアナリティクスなどのアクセス解析を利用して、クリック率を比較してみましょう。
6.ユーザーはどれくらいの時間ホームページに滞在したのか。
アクセス解析において、滞在時間は非常に重要な指標です。滞在時間を見れば、ホームページに訪問したユーザーがコンテンツを読み込んでいるかがわかります。滞在時間が短いということは、コンテンツが読まれていないことを意味します。
そのため、滞在時間を延ばすためにはコンテンツの方針の見直しやリライト作業を実行に移す必要があります。
特に見るべきポイント
アクセス解析を利用する場合、どのようなところをチェックすれば良いのでしょうか。
以前、サイト職人のブログ内で、Googleアナリティクスで最低限確認するべきポイントについて紹介しましたので詳細はそちらをご覧ください。
【最新版】Googleアナリティクスで最低限確認するべきポイント(2017年6月22日更新)
まとめ
アクセス解析の目的は、ホームページの「把握」と「改善」です。そのためにはまず、自社のホームページそのものの目的を決めておくことが大前提となります。目的を達成させるために、日ごろから現状の把握と課題の改善に意識を向け、一つずつ取り組んでいくことが大切です。
もし、WordPressを利用しているものの、Googleアナリティクスなどのアクセス解析を利用していないのであれば、プラグインなどを利用してすぐに導入しましょう。