ナレッジパネルとは?仕組みや表示方法について解説
- 投稿日:2023年02月07日
- 作成者:machimura.t
- カテゴリ:マーケティング
コンテンツマーケティングを行っている担当者であれば、Googleの検索画面からより多くのアクセスを集めたいと思うでしょう。その際に、意識すべきものとして注目されているものがナレッジパネルと呼ばれるものです。
ナレッジパネルは、Googleの検索結果の画面上に表示され、検索ユーザーに対して非常に強くアピールできます。もし、アクセス数の多いキーワードでナレッジパネルとして自社情報が表示されれば、お問い合わせ数はもちろん、売り上げも伸びていくでしょう。
今回は、ナレッジパネルとはいったいどのようなものなのか、ビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)との違いや表示させるためにすべきことについてわかりやすく解説していきます。
目次
ナレッジパネルとは
ナレッジパネルとは、Googleの検索画面上に情報を表示できるボックスのことです。ナレッジパネルの情報は、ユーザーの検索キーワードから検索意図を推測し、関連情報として表示されます。
ナレッジパネルを見れば検索ユーザーは、人や場所、組織、物事などを検索すると、そのトピックの概要を簡単に知ることができます。ナレッジパネルは、Web上の多様な情報から収集され、情報コンテンツとして表示されます。
また、音楽や映画などの特定のトピックについては、データパートナーと協力関係を築くことで、信頼性の高い情報を提示することもできます。そして、特定の個人が情報の元となる場合については、直接フィードバックできる仕組みを採用しているため、認証を受けた個人であれば編集もできます。
ナレッジパネルとビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の違い
ナレッジパネルの説明を見ているとビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)と非常に似ていることがわかります。主に次のような違いが存在します。
- ナレッジパネルは実在するものや事実となる情報が検索された際に表示されるが、ビジネスプロフィールは特定の地域に拠点を有する会社やお店が検索された際に情報表示が行われる
- ナレッジパネルはGoogleによって情報が自動作成されるが、ビジネスプロフィールは会社が自分でプロフィールを管理することで表示させることができる
そのため、ナレッジパネルは検索キーワードについての理解を深めるために表示されるものであるとするならば、ビジネスプロフィールは会社と顧客としての関係性を深めるためのものであると考えると、それぞれの役割がイメージしやすいかもしれません。
ナレッジパネルの表示例
次に、ナレッジパネルの表示例についてご説明します。
人物
Googleの検索画面に個人名を入れて検索すると、人物のナレッジパネルが表示されます。その本人の名前の読み方や仕事、生年月日、ウィキペディアから取得された自己紹介の文章が表示されます。
場所
知りたいものの固有名詞と場所というキーワードで検索すると、その建物がどこにあるのか、場所に関する情報が表示されます。他にも、着工日や建築家などの情報を知ることができます。
組織
検索キーワードとして会社名を入れると、そのグループの組織情報が表示されます。
物事
ある言葉の概要について知りたい場合、そのキーワードを入れるとWebサイトへアクセスしなくても、その言葉の意味を知ることができます。
ナレッジパネルを表示させるためにすべきこと
どうすればナレッジパネルを表示させることができるのでしょうか。次に、ナレッジパネルを表示させるためにしていくべきことについてご説明します。
Googleビジネスプロフィールへの登録
まずは、Googleビジネスプロフィールへの登録を行いましょう。
Googleビジネスプロフィール
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
ナレッジパネルとGoogleビジネスプロフィールの情報は、連携しています。そのため、最新情報を正しく登録しておけば、表示される確率は上がります。
Google Search Consoleへの登録
公式サイトをGoogle Search Consoleへ登録しましょう。Google Search Consoleへ登録すれば、クローラーの巡回率が上がり、ナレッジパネルに表示されやすくなります。Google Search Consoleの登録方法については、弊社の下記のコンテンツをご参照ください。
【わずか3STEP】Google サーチコンソールの登録方法
https://kansai.weblab.co.jp/blog/seo/google-search-console-setting/
構造化データの追加
Googleは、構造化データの情報元にしてサイトの情報を判別しています。そのため、HTMLデータである構造化データを正しく入れておくことで、人物や場所、物に関して、ナレッジパネルの表示率が上がります。
まとめ
ナレッジパネルは、一般的な検索結果よりも上位表示されるため、非常にアピール力があります。ナレッジパネルを表示させるためには、Googleに情報が真実であると認識してもらう必要があります。そのためプロフィールや構造化データを正しく設定し、ユーザーに間違いのない情報を表示しましょう。