ホームページを開設する前に知っておきたい!レンタルサーバの違い
- 投稿日:2018年01月09日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:その他
ホームページを公開するためには、レンタルサーバ会社と契約する必要があります。契約したサーバにホームページのファイルをアップすることで、初めて、世界中の人達に公開することができるのです。
しかし、レンタルサーバには多くの種類があり、目的によって選択肢が変わります。
ここではレンタルサーバの種類と特徴を紹介していきますので、それぞれのタイプを把握し、ホームページの公開をスムーズに行っていきましょう。
サーバとは
レンタルサーバは機能や特徴の違うものが大きく分けて4種類あります。
これから、それぞれのサービスの特徴を紹介しますが、その前に、レンタルサーバのことを良く知らないという方もいらっしゃると思いますので、まずはレンタルサーバとはどういう意味なのか、概要の説明を先に行います。
そもそもサーバは、物体としては単にコンピュータのことを指します。
普段、私達が使用しているパソコン(パーソナルコンピュータ)を超高スペックにして、サーバとして利用できるようにした、コンピュータになります。
処理が速く、365日24時間ずっと稼働できる頑丈なコンピュータでなければならないので、非常に高価です。
そのサーバと呼ばれるコンピュータには、様々な役割を設定することができ、ホームページを公開したり、メールを管理したり、ファイルの置き場になったりするサーバがあります。
このようなサーバを自分で用意して、それぞれ役割の設定を行うことは、個人や専門の会社でない限り困難なため、既に構築されているサーバを、インターネットを介してレンタルすることで、安価で安定したサーバを手にすることができるのです。
簡単ではありますが、以上がレンタルサーバの概要になります。
それでは、そのレンタルサーバの種類を説明していきましょう。
レンタルサーバは主に4つの種類がある
共有サーバ
複数のユーザーが1台のサーバを共有して利用するシステムが「共有サーバ」です。
もっともレンタル費用が安く、申込みから利用開始までスピーディなのが特徴です。
ただし、同時に利用するユーザーの干渉(アクセス集中などサーバ負荷による影響など)が少なからずあり、それがデメリットです。
サーバにこだわりがなく、かつ大量のコンテンツやユーザーからのトラフィックが多く無い場合は、共有サーバから契約を始めるのがオススメです。
専用サーバ
自分だけのサーバがこちら。費用はそのぶん高価となりますが、ディスクやCPUを他人や他社と共有せず独占して使いたいという場合にはこちらの利用が最適です。
専用サーバはスペックが高く、高負荷にも対応できるというメリットもあります。コンテンツやアクセスが多いページを持っていて共有サーバでは満足いくカスタマイズができない場合、専用サーバを選ぶことが多くなります。
VPS
費用が安いサーバで、かつほかのユーザーから干渉を受けたくない場合に有効なのがこちらの「VPS」(仮想専用サーバ、virtual private server)です。
物理的なサーバが一つあって、その中にユーザーごとの仮想サーバが割り当てられているイメージです。たとえて言うならVPSはマンションのようなもの。マンションは一戸一戸スペースが区切られていますが、エントランスや屋上などの共有部分が存在しますので、VPSもそれに似ていますね。
基本的には自由な構成をおこなうことができますが、ネットワークやディスクI/Oは他のユーザーと共用で利用することになります。多数のトラフィックには弱めなので、大量コンテンツ・大量アクセスのページには不向きです。
クラウドサーバ
近年に注目されてきているのが「クラウドサーバ」です。SaaS、PaaS、IaaSという領域が存在し、自由に操作できる領域が異なっています。
こちらでは領域に関する細かな説明は省きますが、瞬間的なトラフィック増加の際は、複数のサーバを同時に利用でき、必要に応じてサーバ移転を伴わずにサーバ領域を拡張・縮小できる柔軟性が大きな特長です。
VPSに似ていますが、こちらは一戸一戸が世界の果てまで続くような広大な高層マンションと言えます。
以上が4種類のレンタルサーバの特徴です。
まとめ
ここまでレンタルサーバの違いについてご紹介してきました。
ホームページを公開する際は、それぞれのメリットとデメリットをよく理解した上で、自身のホームページに最も適しているサーバを選択するのが理想でしょう。
それでも、サーバの選択が難しい、契約方法がわからないという方は、サイト職人でホームページを制作していただいた方限定ですが、運用費用オプションとして、700円(税抜)/ 月で、私どもが代理で契約を行い、サイト職人パートナーサーバ(共用サーバ)にご契約いただくことも可能です。こちらも是非、ご利用ください。