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サイト職人スタッフブログ

ホームページを良い状態で保つための最低限の運用と保守

皆さん、自社のホームページの運用と保守についてはどのようにお考えでしょうか?

先日公開した記事でもお伝えしたことですが、ホームページは、公開して完成ではありません。ホームページを立ち上げた目的は様々あるとは思いますが、公開した後からが非常に重要な運用期間の始まりです。

「運用」は「公開」と違って、目に見える大きな変化が無いため、どのように行っていくかが見落とされがちです。社内でルールを決定し、具体的な取り決めをしていないと、大きなトラブルに発展してしまうかもしれません。
今回は、ホームページ公開後の最低限の運用・保守について大きく6つに分けてご紹介します。
 

1. ドメイン、サーバの更新

ドメインやサーバは、利用可能な契約期間が決まっています。この更新を忘れて有効期限が切れてしまうと、折角作ったホームページが見られなくなってしまうのです。自社で管理することが難しければ、ドメインやサーバの管理を委託することもできるため、更新トラブルだけはないようにしましょう。
ちなみに、ドメインやサーバの契約更新を委託する場合、多くの制作会社では、更新費用を保守管理費用に含めず、別途請求しています。その点については、委託先の会社と話し合っておきましょう。

 

2. SSLサーバ証明書の更新

ドメインやサーバは、クレジットカード情報を登録しておけば、ほとんどの場合自動更新されますが、SSLサーバ証明書の更新は、手動で行わなければいけません。
SSLサーバ証明書の期限が切れると、ブラウザに期限切れの警告が出てしまいます。ドメイン、サーバの更新とは違いホームページが表示されなくなるわけではありませんが、期限切れの警告が出ていれば訪問者に不信感を与えてしまうでしょう。

特に個人情報を取り扱うホームページでは、信頼の低下につながりかねません。そうならないようにするためにも、SSLサーバ証明書の更新を忘れてはいけません。

 

3. SNS等外部連携の仕様変更

TwitterやFacebookなどと連携して情報発信をしている場合、各種SNS等の仕様変更により連携機能が使えなくなることもあるかもしれません。万が一、仕様変更によってSNSとの連携ができなくなれば、閲覧や流入に大きな影響を与える可能性があります。

そのような運用や保守に関する問題に気づかず放置していれば、商品やサービスの認知拡大や販売促進において大きな問題につながってしまいます。

この辺りの仕様変更にも日頃からアンテナを張り、万が一の問題発生時でも冷静に対応できるようにしておきたいですね。

 

4. 新しい端末やブラウザでの表示崩れへの対応

近頃、スマートフォン端末等は続々と新しいものが登場しています。定期的に新端末が発売されるように、ブラウザも定期的にバージョンアップを実施しているため、大きな表示崩れが発生していないか確認しなければ、訪問者から“読みづらい”“見づらい”と思われてしまうかもしれません。

新しい端末や新バージョンのブラウザが公開された場合は、表示崩れがないか必ず実機で確認することを心がけましょう。

 

5. コンテンツの更新

古くなってきた内容は定期的に書き換えるなど、情報は常に新鮮な状態を保ちましょう。
たとえば、現在が2018年であるにも関わらず、ある記事に【2015年 最新版】と書かれてあるとすれば、“このホームページは、運用・更新されていないのかもしれない……。”と疑われてしまいます。そういったことがないように、コンテンツの定期的なリライトが必要です。

ちなみに、「お知らせ情報」などがそれなりの頻度で更新されていれば、情報が定期更新されているホームページだということをアピールできます。ユーザーに安心感を与えるためにも、積極的にホームページを使用することが大切です。

 

6. アクセス解析やABテストを使ったホームページの改善

公開したコンテンツは、アクセス解析やABテストによって効果測定や解析改善を必ず実施しましょう。Googleアナリティクスを使ってユーザーの興味・関心を調べ、より良いパフォーマンスを発揮させるためのABテストを行えば、訪問者がどんな情報を必要としているのか、自然と把握できます。

【ABテストとは?】
例えば、ホームページのデザインをAパターン、Bパターンの二種類用意し、どちらがより高い効果を得られるか、検証することを意味しています。
詳細はこちらの記事でご紹介しておりますので、ご覧ください。

 

逆に、アクセス解析やABテストを実施しなければ、コンテンツ内部に問題が発生していても気づくことができません。ホームページを改善するためにも、解析改善などの施策は継続的に行いましょう。
ビジネスの進捗や競合の変化に応じてのホームページを改善すれば、集客力のあるホームページへと育っていきます。

 

最後に

冒頭でも述べた通り、ホームページは公開して終わりではありません。運用や保守業務があるため、定期的に決まったことを忘れずに実施していく必要があります。

ドメインやサーバは、定期的に契約料金を支払わなければ使えなくなってしまいます。また、SSLサーバ証明書も定期的に手動更新しなければ、ホームページに警告が表示されるようになります。
日々新しい情報を更新することも大切ですが、公開したコンテンツについては、問題点を見つけ出し改善を行うなどして目標を達成できるホームページへと育てていきましょう。

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