企業公式SNS、活用してますか?更新のコツを紹介
- 投稿日:2020年09月29日
- 作成者:weblab
- カテゴリ:マーケティング
最近は、SNSアカウントを持っている企業が多くなっています。企業としてWebサイトを持つことは、信頼性やコンバージョンのアップに役立ちますが、一方でSNSは気軽により多くの人に門戸を開き、知ってもらう可能性を広げてくれます。
でも、何を更新すればいいのかわからず、だんだん最終更新の日付が遠くなっていく…そんな方はいらっしゃいませんか?
今回は、マメに更新するコツや、どのような企画・キャンペーンを行うと効果的なのかをまとめました。
主要SNSサービスの特徴・集客・販促ツールとしての活用法については下記の記事もご覧ください。
企業がSNSを集客・販促ツールとして使い分けるコツ
まずは方針を決めること
まずは、企業の公式SNSの運用を通して、周囲からどのように見られたいか、しっかり方針を決めることが大事です。たとえば、どの層をターゲットにするのか、フレンドリーにいくのか、システムサポートがメインなのか、宣伝広告がメインなのかなど、検討するべき要素はたくさんあります。
それに伴い更新頻度も決めて、方針からブレないように投稿をしていきましょう。たとえば、下記のような方針を固めていきます。
運営方針例
- どの層をターゲットにするのか:SEO担当者・ホームページ管理者
- 口調:硬くなりすぎず、親しみのある丁寧な話し方
- 更新頻度:1日1回の更新
- 画像:著作権フリーの素材を1枚選定
- 宣伝:1週間に1回、公式サイトのURLを掲載
このように、一定の運営方針を決定しておけば、社内メンバーとの意識のずれを防ぐことができます。もし、何か疑問が生じても運営方針に沿うものであるのかどうかで判断できるため、意思決定が楽になります。
更新のコツ
企業の公式SNSは、最初に見てもらうまでにかなりの時間がかかります。見てもらえない状況が続いても、コツコツと続けてコンテンツを増やすことが大事です。
なぜなら、多くの人の目に留まって「いいかも」と思ってもらうには、フォローして追いたくなるような情報のこまめな更新が必要だからです。
例えば、SNSの運用では、下記のような工夫を実施することで多くの人に見てもらいやすくなります。
- お知らせをこまめに更新する
- 細かい季節のネタを盛り込む
- お役立ち情報を発信する
- タグを活用する
- 検索に引っかかりそうな単語を入れる
- 写真をつける
- プレゼントキャンペーンを実施する
SNSでは、Amazonギフト券のプレゼントが行われていますが、あれも有効な工夫のひとつです。他にも、業界のお役立ち情報を届けることも大切です。以前、書類の受け取りが拒否されて困っている方に、下記のようなお役立ち情報が発信されました。
たとえば、「〇〇の場所で、□□の書類の受け取りが拒否されたら、△△に~~の書類を提出してください。これで書類が受理されます!」
上記の内容に対して、多くの人が「本当に助かります!」や「このようなお役立ち情報をまとめて出版してほしい!」と返信し、急速な拡散が発生していました。
企画・キャンペーンのコツ
各社が行なっている調査データを元に、ターゲット層が好みそうな企画を行いましょう。調査機関のTesTee(テスティー)によれば、Twitterのプレゼントキャンペーンに対して、高校生、大学生ともに企業や商品に対する好感度を上げ、企業の投稿に興味を持つようになることがわかっています。
たとえば、近年ではeスポーツが話題となっていますが、eスポーツ会社のプレゼントキャンペーンの投稿には多くの注目が集まります。eスポーツは、高校生や大学生など、若い年齢層に人気があるため、SNS上でも非常に反応率が高く、拡散されやすいです。
とはいえキャンペーンばかりではなく、まずは自社を知ってもらい、親近感を得ることを念頭に置いて更新しましょう。
SNS運用の注意点
企業の公式SNSといえども、SNSの特質上、どうしてもユーザーとの距離感が近くなりがちです。何か間違いをすると、瞬時に広がってしまう可能性があります。そのため、個人を出してフレンドリーにいく場合はより気をつけましょう。
もし、SNSやホームページ上での誹謗中傷で困った事態に陥ったら、下記の記事を参考にコンテンツの削除を申請しましょう。
まとめ
今や多くの人がSNSを活用している時代です。少しでも自社を知ってもらうには、こまめなアピールが大切です。ただ、公式SNSの運用方法には、正解がありません。しかし、リサーチを行えば、同業界で多くの人から注目を集めるアカウントがたくさん見つかります。
そのようなアカウントには、SNS更新の工夫や参考になるポイントがたくさん隠されています。なぜ注目されるのか、自社で取り入れることが可能な部分はないのか、検討していくと良いでしょう。
現在、SNS上には個人はもちろん、多くの会社が参加しています。そのため、すぐに効果が出ないからといって諦めてはいけません。何かしらの反応が出るまでは、こまめな更新を続けていきましょう。